特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

世界初「つり革健康法」登場!

2005-03-07 00:57:49 | 韓国留学記
 曇り。最低気温-1度。最高気温8度。一日中どんよりとした曇り空。

 
 先週の日曜日(2/27)、教会から帰る地下鉄の車内でつり革に目が留まった(写真)。
 つり革のグリップ(握る)部分に滑り止めなのか、細かい突起物があるのだ。試しにそのつり革を握ってみたが、突起物が指を刺激して「痛い」のだ。しかし、不思議なことに時間が経つに従って、「イタキモ(痛いながらも気持ち良い)状態」になった。

 今の出生率のままだと、来る2050年には韓国が日本を抜いて世界一の「高齢化社会」になるそうだ。その時に備えて、乗客の指のツボを刺激する世界初の「つり革健康法」でも編み出されたのだろうか?
 
 とにかく細かい突起は指に無数の“跡”を残すし、「イタキモ状態」を過ぎると、単に指が「痛くなる」のだ。長い間つり革を握っているのが辛くなる。特に急ブレーキや急加速を“得意”とするソウルの地下鉄のことだ。乱暴な運転を繰り返される度に、指に激痛が走るではないか。走るのは電車だけで良い。

 ソウルの地下鉄のつり革が全て、このタイプのつり革に変わらぬことを願うばかりだ。ただでさえ赤字経営で多額の負債を抱えているソウルの地下鉄だ。同じお金を使うなら、つり革の改良などよりも、車内や駅構内の防燃化を最優先に進めるべきだろう。

 それにしても、このつり革を開発した人に訊いてみたいものだ。「何でこんなの作ったの?」

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