広島のマツダ工場で起きた“通り魔事件”で、マツダの労務担当者は、「マツダを首になったので、うらみをはらした」と述べてことに対して、「首(解雇)ではなく、自己都合による退職である」と言い放った。
おそらく、このようなマツダ資本の態度が犯人を凶行に至らしめたのであろう。
この不況下では、よほどのことがなければ、自己都合で退職する労働者はいない。
しかし、世の中には、自己都合で退職した労働者であふれている。
これは一体どういうことか?
それは一流企業(ハッ、ハッ、ハッ)が世間体をおもんばかって、解雇(会社都合による退職)をしないからである。
もちろんこのことは一流企業では、労働者の雇用が守られているということではない。逆だ。資本は自己都合で退職しなければならないように労働者を追い込んでいくのである。
そして、資本に目をつけられた(リストラの対象にされた)労働者に対して、労働組合も、同じ職場の仲間も、見て見ぬふりをしている。
こうして孤立無援の状態で、労働者は自己都合で退職せざるを得なくなるが、自己都合による退職は失業給付が一定期間もらえなかったり、失業給付が支払われる期間が短かったりして、生活が困窮する場合が多く、労働者が会社にうらみを抱くことが多い。
もちろん、犯人がやったことは許せないが、犯人をそのようにした第一原因がマツダ資本にあることは忘れられてはならないであろう。
おそらく、このようなマツダ資本の態度が犯人を凶行に至らしめたのであろう。
この不況下では、よほどのことがなければ、自己都合で退職する労働者はいない。
しかし、世の中には、自己都合で退職した労働者であふれている。
これは一体どういうことか?
それは一流企業(ハッ、ハッ、ハッ)が世間体をおもんばかって、解雇(会社都合による退職)をしないからである。
もちろんこのことは一流企業では、労働者の雇用が守られているということではない。逆だ。資本は自己都合で退職しなければならないように労働者を追い込んでいくのである。
そして、資本に目をつけられた(リストラの対象にされた)労働者に対して、労働組合も、同じ職場の仲間も、見て見ぬふりをしている。
こうして孤立無援の状態で、労働者は自己都合で退職せざるを得なくなるが、自己都合による退職は失業給付が一定期間もらえなかったり、失業給付が支払われる期間が短かったりして、生活が困窮する場合が多く、労働者が会社にうらみを抱くことが多い。
もちろん、犯人がやったことは許せないが、犯人をそのようにした第一原因がマツダ資本にあることは忘れられてはならないであろう。