労働者のこだま(国内政治)

政治・経済問題を扱っています。筆者は主に横井邦彦です。

フランスの騒乱

2006-03-30 00:29:42 | Weblog

 フランスの騒乱

  われわれよりも、はるかに分別がありそうなブルジョアの機関紙『日本経済新聞』が、フランスの騒乱にいらだちと焦燥感を深めている。

  フランスのデモ隊は、「守旧派」であり、「抵抗勢力」であり、「既得権を守ろうとしている」うんぬんと、あらん限りの悪罵を投げかけている。

 ちょっと待ちたまえ、フランスは日本の植民地じゃないんだから、諸君たち日本のブルジョアがどうのこうのという問題ではないのではないのか。それに諸君たちはいささか冷静さを失っている。

  しかもだ、「抵抗勢力」「既得権を守ろうとしている」というのは、こういう意味なのか?すなわち、若者や労働者が自分たちの利益を守ろうとすることが、「抵抗勢力」であり、「既得権を守ろうとしている」ということであるのか?

 そういう点からするなら、フランスの若者や労働者がCPE(初期雇用契約=雇用開始してから2年以内には理由を告げずに労働者を解雇できるという法案)に反対するのは当然だ。労働者はいつ解雇されるかもわからない状態では安心して働けない。

  労働者の雇用が保障されていない社会はブルジョアにとっての「天国」かもしれないが、それは労働者にとっての「地獄」でありうる。

  こういう労働者と資本家の利害が鋭く対立する社会を作り出してきたのは、かつて一世を風靡した「新自由主義」という潮流だ。

  今、この「新自由主義」は全世界的な規模で、自分たちが作り出してきた社会が本当はどのような社会であったのかという結果責任を問われはじめている。

  労働者と資本家の利害が鋭く対立する世界で、ブルジョア(資本家)が自分たちの利益を追求するために労働者に犠牲を強要するのであればのであれば、労働者が自分たちの利益を守るために闘いに立ち上がるのは当たり前ではないか。

 われわれはかつて諸君たちに、このまま小泉改革を押し進めれば、労働者と資本家の利益が激突する社会になってしまうがそれでいいのかと警告したことがあった。

  小泉自民党と大資本の勢力はわれわれの警告を無視して前進した。したがって、現在、ヨーロッパやアメリカで起こっていることは、明日の日本でも起こるであろう。 


ブルジョア民主主義の自殺行為

2006-03-15 19:27:07 | Weblog

ブルジョア民主主義の自殺行為  

  伝え聞くところによると、「法政大学(東京都千代田区)の構内に侵入し、大学側の立て看板 の撤去を妨害したとして、警視庁公安部は14日、建造物侵入と威力業務妨害の現行犯で、中核派系全学連委員長の男(24)ら同派活動家29人を逮捕した。」そうである。  

  これは先の立川反戦ビラ事件とも早稲田大学ビラまき不当逮捕事件とも同様である。管理者が立ち去りを通告したにもかかわらず、管理者の指示に従わなかった、そういう理由で、全国いたるところで政治活動が不当に弾圧されている。  

  しかし、管理者のいない土地がどこにあろうか!北海道の原野にでも管理者はいる!したがって、現在の日本では「管理者」の許可を得ない政治活動は、実質的に禁止されているのである。  

  しかも、その「管理者」とは、政府であり、当局であり、経営者(資本家)たちのことである。これでは、政府自民党の許可がなければ、政治活動ができないというのと同じである。  

  政府自民党と経営者(ブルジョア)が許容する政治活動のみが許される政治活動であるとするなら、現在の日本には、実質的な、政治活動の自由はないということになる。  

  しかしだ。政治活動の自由のない社会は、間違いなく滅亡の道を歩むしかない!ブルジョア諸君はソ連・東欧が滅びたとき、何と言ったのか覚えているだろう。そうだ!政治的自由がない社会は、民主主義がない社会は、民衆を抑圧する社会は滅びる以外にないといったのだ。  

  今、日本はソ連や東欧と同じ道を歩もうというのだ。どうぞお好きなように、われわれ労働者は諸君たちを滅ぼして、この地に「自由の王国」を打ち立てるだろう!  

  それにしても現在のマスコミのぶざまさはいかんともしがたい。諸君たちは、日頃、自由がどうの民主主義がどうのと、えらそうなことを書きつらね、しゃべり散らしているが、諸君たちの自由や民主主義がニセモノであることが、白日にさらされているではないか。諸君たちは権力にすり寄り、権力の意志を代弁する自由は知っているが、本当の自由を知らない。  

  自由のために闘うという本当の意味を知らない。だから、不当に弾圧され、不当に拘禁されている人々から目をそむけることができるのだ!恥を知れ!  

  日本政府は、諸君たちが身勝手な理由をこねまわして、捕らえているすべての政治犯を即時に、全員釈放せよ。彼らは良心の囚人たちである。      


ネット右翼ボクメツ協会に入会しよう

2006-03-06 15:58:06 | Weblog

ネット右翼をボクメツするために

1 くだらない書き込みは即時に削除する。

 2 相手にならない、無視する。

 以上の2ヶ条を守ることを加入条件といたします。

 そもそも、「ネット右翼」と称する連中は、家主の許可も得ずに、勝手に他人の家に入り込んで、酒を飲み、肴を食らい、酒が足りないの、魚がまずいのと悪態をこくような連中である。

 われわれがなんでこんなくだらない人間を相手にしなければならないのか。

 われわれは学校の教員ではないし、「バカ」の治療機関でもない。

 諸君たちがやりたいことがあれば、自分たちでブログなり、ホームページを立ち上げてそこでやればいいだけの話ではないか。われわれはそういうことまで規制しようとは思わない。

  したがって、以後われわれは、こういうふざけた連中を完全に無視する。

  これは右翼とか左翼とかは関係ない。社会人としての常識の問題だ。

  多くの賛同者を募る。  


申し訳ありません

2006-03-05 00:12:39 | Weblog

 このブログは労働者のためのブログですので

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