日曜日２１時からＴＢＳで放送されている「官僚たちの夏」が面白い！
城山三郎原作で敗戦後の昭和３０年代の通産官僚と産業界の奮闘を描いた作品、
敗戦国の日本を世界と肩を並べる豊かな国にしたいという使命感に燃える、熱き通産官僚たちの物語だ。
急速に価値観が変化していく中、何が正しいかなんて無いのかもしれないけれども、強い使命感を持って突っ走る様々な漢たちにとても共感を覚えます。時代背景的には昭和の「坂の上の雲」という感じでしょうかね。
また、戦後の街の風景も良く再現されているし、たくましい国民の姿に感動も覚えるなど、見どころの多い作品だと思います。
最近は脱官僚を旗印にする政党も多い中で、ま逆なドラマがうけているというのもまた一興ですね。
■ミスター通産省風越信吾役の佐藤浩市がいい漢で格好いい！
■風越を取り巻く通産官僚の堺雅人、高橋克実がいい味出してる。
■国際派のライバルを演じる船越英一郎も、渋くて格好いい！！
■国際派エリート役の高橋克典は、嫌味な役をうまく演じてる。上手！！
■通産大臣・総理大臣の北大路欣也は重厚感タップリで凄い！
