専修大松戸、初戦敗退も18安打の猛攻!
専大松戸 102 010 002 =6
矢板 中央 104 200 00X =7
5月17日、神奈川の保土ヶ谷球場で行われた春季関東大会1回戦、
千葉1位の専修大松戸と栃木2位の矢板中央の試合は、6-7で矢板中央が勝利しました。
専修大松戸は試合には敗れましたが、チーム力の高さを存分に見せてくれました。
負けても収穫大です。
専松先発は金子君。
いい球投げてましたが、矢板中央のバッターがシャープなバッテングと効率のよい攻めで得点を重ねました。
初回は1アウトから四球。盗塁された後、タイムリーを放たれます。
2回は三者凡退に抑えますが、
3回、先頭バッターを四球で出して、タイムリー2ベースを打たれます。さらに続けざまにタイムリーヒットを浴びて3点目を献上、
打撃妨害でノーアウト1、2塁となったところで、エース原君にスイッチします。
金子君は2回0/3で降板です。
緊急登板の原君は、先頭バッターを四球としてノーアウト満塁のピンチ。
次打者がファーストへ強めの打球を放ちホームゲッツーだぁ!と安心したところ、この打球をはじいてしまい、ボールが点々とする間に2点が追加されてしまいました。
その後、2三振やセンター前ヒットを稲葉君がホームで刺すというファインプレーも飛び出して3回を終了しました。
4回の原君は、3回の流れが止められず、四球とヒット3本、スクイズなどで2点を失い、この段階で計7点を奪われてしまします。
千葉大会の5試合で、1失点だった専松にとっては大きな失点です。
ここまでは矢板中央の積極的でセンター中心のシャープなバッティングが効率的に決まったということです。
関東大会で少し点を取られて、追いかける試合というのもいい経験になったと思います。
原君は5回から8回までは0点に抑えて実力を発揮します。
ストレートもキレ、伸びがあって素晴らしいボールでした。やはりスゴイピッチャーです。
夏に向けて大いに期待できるパフォーマンスを見せたと思います。
金子君は打たれはしましたが、伸びのある力強い球を投げていました。やはりコントロールが課題なんでしょう。
少し修正すれば全国でもバッチリ通用する力があると思います。
大量得点されましたが、全然心配はいらないな。。という感じを受けました。
夏に向けた更なる成長が楽しみです。
攻撃陣は、なんと18安打しました。
得点にはあまり結びつきませんでしたが、これまでで最高の安打数でしょう。。。
思い切った走塁にチャレンジしたり、要所でいい打球が正面をついたりと多少の不運もあって、残塁の山を築きましたが、これは結果論で、これだけ打てたというのは大きな成果だったと思います。
さらに、9回表3点差からあっさり終わらずに1点差までつめたところも良かった。
そしてなんといっても、9回2死から背番号13を付けた西田君がピンチヒッターとして出てきたことがうれしい。
千葉県大会には出場できなかったので公式戦初打席です。
試合勘も鈍っているなかで、粘りに粘って、1、2塁間を破るタイムリーヒットを放ちます。素晴らしい!
カムバックとしては最高の結果を残しました。
西田君に続いて、代打大野君も1、2塁間を破るタイムリーヒットを放って1点差、ここでバッターは原君。ランナー2塁。ヒットで同点、1発で逆転の場面。
残念ながら最後はライトフライでおしまいとなってしまいましたが、最後まで盛り上がったゲームとなりました。
とにかく試合を振り返ってみると、勝った、負けたというよりも、専松のチーム力の高さを証明した試合になったと思います。
あと少し・・・あと少し、運気がめぐってくると、きっと常勝チームになれると思います。
その運気を手に入れるには、普段の練習と普段の生活と普段の思考を常に明るく前向きに、尊くしていくことだと思います。
夏の千葉大会は7月11日開幕。組み合わせ決定は6月20日。
あと、2か月を切りました。。
いやぁ~楽しみですねぇ!!!
専松先発金子君
専松原君
矢板中央小林君
専松稲葉君 すごいパンチ力でレフト照明塔直撃の大ファールもありました。
専松藁谷君 先制点をたたき出しました。
専松西田君、タイムリーでカムバック
ライトフライで専松の春が終わる・・さあ、夏だ!
(その他の試合)
東海大浦安が東海大相模を破りました!
浦和学院 101 010 000 =3
山梨学付 010 100 101x =4
東海大相模 010 010 000 =2
東海大浦安 020 002 21X =7
聖望学園 000 100 002 =3
慶応義塾 000 000 000 =0