ハワイに伝わる「ホ・オポノポノ」。人生における過去と現在の行動に対するネガティブな影響を手放す手段として用いられたようです。日本でもとても注目されましたし、きっと効果のあるものだと直感します
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--「ホ・オポノポノ」 イハレアカラ・ヒューレン博士著--
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イハレアカラ・ヒューレン博士
・ ホ・オポノポノでは、私たちの潜在意識の中の「記憶」が、私たちの生き方を歪めていると考える。世界が創造されて以来 蓄積されてきたさまざまな記憶が、私たちの行動、生き方に反映され、数々の障害、苦悩を生みだしているのだ。
したがって、その記憶を消してしまえば、そのような悩みや苦しみはなくなる。このような障害や苦悩を生みだす潜在意識の中 の記憶を消去することを、ホ・オポノポノではクリーニングと呼んでいる。記憶を消去することにより、本来のあり方、生き方 を取り戻し、無限の自由、豊かさ、幸せを手に入れることができるのだ。
・ ホ・オポノポノは、もともと400年前からハワイの人たちに伝わっていた問題解決の方法だ。かつてハワイでは、仲間内でな んらかの問題が持ち上がったとき、関係する人たちがまとめ役を中心にして問題を徹底的に議論し尽くし、それによって人々の心を癒した。
・ 「セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノ(Self Identity Through Ho’oponopono=SITH)」は、ハワイの人間州宝となった 伝統医療のスペシャリスト、故モナ・ナラマク・シメオナ(1931~1992年)がインスピレーションを得て開発したものだ。
・ ハワイ語で、「ホ・オポノポノ」の「ホ・オ」は「目標」を、「ポノポノ」は「完璧」を意味する。すなわち、ホ・オポノ ポノとは、完璧を目標として「修正すること」「誤りを正すこと」という意味になる。
物事が完璧でなくなるのは、潜在意識の中の過去の記憶が再生されて、現在に投影されるからだ。私たちの潜在意識は、宇宙が 創生されてからのすべての記憶にアクセスして、瞬間瞬間膨大な記憶を立ち上げている。
私たちが認識しているのは顕在意識だが、その100万倍の記憶が1秒間のうちに潜在意識の中で立ち上がっているのだ。その中の 病気や事故、挫折、不幸など、過去のいまわしい記憶が、私たちの人生に反映されて不幸なことを引き起こしているのだ。
モナは、そういった潜在意識の中で毎秒立ち上がる過去の記憶を消去し、神聖なる知能と一体化する方法を示した。これにより 過去の記憶に惑わされることなく、神聖なる知能からのインスピレーションを受け、人間本来のあるべき生き方ができるようになる。
すなわち、自分自身であることを取り戻すことができるのだ。潜在意識の中に記憶が詰まっていると、神聖なる知能からのインス ピレーションが降りてこない。潜在意識の中の記憶を消去するためには、潜在意識の中の記憶をクリーニングし続けなければならない。
すべての原因は自分の潜在意識の中にあると考え、その記憶に感謝して慈しみ、そして消去するのだ。
・ 潜在意識の中の記憶をクリーニングすることによって、顕在意識→潜在意識→超意識→神聖なる知能とつながり、神聖なる 知能から顕在意識まで光が通るようにしてインスピレーションが降りてくる。
・ 潜在意識の記憶は、誰かがクリーニングしてくれると思って他人任せにしていると、いつまでも消えない。どこかで、100% 自分の責任だと考える人がいなければ、問題は何一つ解決しない。
・ ホ・オポノポノで大切なのは、誰にどんなことが起きようと、100%自分の責任だということだ。
・ 私は、その人自身を見るのではなく、彼が悩みを抱えているようだったら、私の中にある何がその人に悩みを経験させている のだろうと考え、そういうところをただクリーニングするだけだ。相手の悩みや苦しみの具体的な内容については、知る必要がない。
・ 心理学では、カウンセリングにあたって、相談者が抱えている問題にどう対処するかを考える。患者の中に問題があると考 えるのだ。しかし、ホ・オポノポノでは、問題はあくまで自分自身の中にあると考える。だから、自分の中をクリーニングする。
原因は、すべて自分にあるのだ。もし、誰かの中に嫌な部分、醜い部分を感じたら、それは、自分の中にもあるということだ。 自分の中のものをクリーニングして消去することができたら、その誰かの嫌な部分、醜い部分も消えてしまうのだ。
・ セルフアイデンティティ・ホ・オポノポノは、「悔悛」「許し」「変質」の三つの要素から成り立っている。悔悛は、ホ・ オポノポノのプロセスにおいて記憶を消去するための最初の段階だ。潜在意識の中の記憶が再生される責任を顕在意識で認知し、悔い改める。
許しを請うことも、悔悛と同じように潜在意識の中の記憶を消去するために不可欠だ。顕在意識は悔い改めるとともに、 神聖なる知能に許しをこうのだ。神聖なる知能は、悔悛し許しをこう顕在意識の願いを受けて、潜在意識の記憶を変質させて消去する。
潜在意識の記憶を変質させることができるのは、神聖なる知能だけだ。潜在意識の記憶を消去し、神聖なる知能からイン スピレーションを得て、本来の生き方を取り戻すプロセスは以下のようになっている。
1. 顕在意識から働きかけて、潜在意識の記憶、すなわち自分のインナーチャイルドを慈しみ、記憶を変換に導く。
2. 顕在意識から働きかけた願いが、潜在意識から超意識に上っていく。
3. 超意識は常に神聖なる知能と共鳴していて、潜在意識から上がってきた願いを整えて神聖なる知能に上げる。
4. 神聖なる知能は、超意識から上がってきた願いを受け入れる。これにより、マナ(神様が持っている力)が超意識、 顕在意識を経由して降りてきて潜在意識の記憶を消去し、無にする。
5. 潜在意識の記憶が消去されたら、神聖なる知能から、超意識、顕在意識を経由して潜在意識にインスピレーションが降りてくる。
6. インスピレーションにより、知らずしらずのうちに本来あるべき正しい生き方をするようになる。
・ ホ・オポノポノで何かをしようというとき、自分のための利益を考えてはいけない。自分のためではなく、みんなのため に一番いいという視点から考えなければならない。何かをしようというときには、何らかの意図があるものだ。
しかし、こういう成果がほしいと考えること自体、コントロールすることになってしまう。だから、常にゼロに戻すことだけ考えるようにする。
・ ホ・オポノポノでは、次の四つの言葉をとても大切にしている。「ありがとう“Thank you”」「ごめんなさい “I’m sorry”」「許してください“Please forgive me”」「愛しています“I love you”」。
これらの言葉で、自分の潜在意識の中の記憶に感謝し、インナーチャイルドを慈しむのだ。しかし、この四つの言葉すべてで なくても、「ありがとう」と「愛しています」の二つの言葉だけでも、もっと簡単には「愛しています」という言葉だけでも構わない。
「愛しています」という言葉には、「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」という気持ちが入っている。
・ 青い瓶に入れてつくった水、ブルーソーラー・ウォーターを飲むと、「愛しています」と言うのと同じ効果がある。 また、「アイスブルー」と言って植物に触れると、痛みに関するクリーニングが行われる。さらにイチョウは、肝臓に蓄積されている毒素と関係がある。
イチョウの葉を押し花にして、財布や手帳などに挟んで持っているだけで、肝臓の解毒機能が改善する。心臓や呼吸器系に 問題がある人は、カエデの葉を持っているだけで癒される。カエデの葉は、氷河の純粋な空気を運んできてくれるのだ。
あと、バニラアイスは、考え事をしたりするときにクリーニングしてくれる。
・ 「ハー(ha)」呼吸法:「Hawaii」の「ha」は、「聖なる霊感」を意味する。「wai」は「水」、「i」は「神」を意味する。 すなわち、ハワイは「神と息と水」のことで、ハワイという言葉自体が清めのプロセスになっている。
ハー呼吸法は、生命エネルギーを活性化する働きがあり、この生命エネルギーは潜在意識に送り込まれる。以下のように行う。
1. 背筋を伸ばして椅子に座る。
2. 膝の上に手を乗せる。
3. 両手の親指と人差し指をくっつける。
4. 心の中でゆっくり7秒まで数えながら息を吸う。
5. 7秒間、息を止める。
6. 7秒間かけて息を吐く。
7. 7秒間、息を止める。
8. この4から7までを1ラウンドとし、この呼吸を7ラウンド繰り返す。
・ ブルーソーラー・ウォーターの作り方
1. 青いガラス製のボトルを準備する。
2. 水をボトルに満たす。このときに使う水は、水道水でもミネラルウォーターでも構わない。
3. ボトルに蓋をする。注意しなければならないのは、金属製のキャップは避けなければならない。
4. 水を入れたボトルを太陽光に30分から1時間さらす。太陽光がない場合は白熱灯の光でも構わない。ただし、蛍光灯の光では効果がない。
5. そのまま飲む。できれば1日2リットルくらい飲むようにしよう。