日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

日経拾い読み1222

2008-12-22 05:13:19 | 株式ニュース
20081222(月)
*社長100人にアンケート、景気は急速に悪化86%、設備や人員余剰4割、10年春新卒採用前年並み41%、米自動車大手への政府融資はやむえないが9割、半数近くが経営責任を、政府に求める経済政策、法人減税が47%でトップ、定額給付など総じて低評価

*輸出通関、製造向けに優遇を拡充、財務省来年度から物流の迅速化を後押し
*雇用創出、米、2年で300万人オバマ次期大統領、2年間で250万人の目標を300万人に引き上げ
*臨時国会25日に閉幕、新規法案成立67%どまり、政府提出分解散戦略揺れ響く
*豪政府が温暖化対策、1620億円拠出、省エネ設備導入など支援
*米長期金利3%割れ目前、過去最低水準、ドルも急落、海外資金流入を阻害
*米自動車大手、カナダ、3000億円融資、現法救済、経済底割れを防ぐ
*富士電機、非正規社員2000人削減、生産調整、子会社も再編
*日立ソフト3500人に在宅勤務、家から社内パソコン操作

今週の株式総括1219

2008-12-20 08:50:43 | 今週の株式総括
今週の株式総括1219

 兜町界隈は全くの不況風、高級料理店は、全くの用無し、居酒屋までが証券営業員の行けるところとは言えなくなった。5万円の給料はざら、それでいやなら会社に来なくて結構、これでは昼食もろくろくとれない。出勤する電車賃にもならない。他にいい職はと探せども、いまごろそんな会社はどこにもない。

ナスダックの元会長にネズミ講まがいの商品を買わされた日本の金融機関もあまた。ビッグスリーの救済がママならぬところへまたも悪い話が浮上した。ヘッジファンドは大やられ、一時220兆円ともいわれた資金が160兆円となり、これもまたいずれ半分にはなるともいわれる。ただの5%を運用目的にしていた投資家が20―30%の収益に飽きたらず、3倍―4倍とレバレッジ効果を狙って運用していたばかりに、桁違いの大損をした。欲の皮が突っ張りが金融危機の元凶となったのだ。これからまだまだ何が出てくるか分からない。金融工学とか、ロケット宇宙工学などと金融理論を弄んだ挙げ句の果ての末路が、全世界を巻き込んだ不況にと突き進む。

 ブッシュ大統領がイラク訪問。記者から出て行けと怒鳴られ靴を投げつけられる。その靴を9億円で買い取るという資産家が、「その靴は自由の象徴」として永久保存すると。ブッシュに靴を投げつけるゲームがインターネットに登場、一日に120万件ものアクセスがあったとか、市民も同調し大規模デモに発展、大量破壊兵器の所有如何の情報判断の誤りを認め、世界金融危機を引き起こした大統領の末路は。あまりにもあわれ、一時の勢いは見る影もない。ドタバタ日本政権と末路がダブって見えるようだ。昨年、麻生首相が自民幹事長のとき大田区の町工場を訪ねて、機械を操作する恰好をして、「私が首になったら雇って呉れるかねー」といっていた。そんな勢いは見る影もない。いずれひな壇に並ぶ首相や大臣の首を飛ばすゲームが・・・・。

 「円キャリー」という言葉が一時よく使われていた。他国に比べてバブル崩壊で日本がゼロ金利時代が長かった。安い金利の日本で資金を調達して、海外で資金運用する。サブプライムローンなどの高利回りで運用したなど、その行き過ぎとなって今回の金融危機を生んでしまった。FOMCはセロ金利で公的資金を大量供給してデフレ克服を目論む。今度は「ドルキャリー」という言葉が出てくる。安い金利のドル資金を調達して金融危機の影響の少ない円に切り替える。近い将来その資金は日本の株や不動産を標的とした投資となってくる。

もうその動きが始まっていることを忘れてはいけない。
NY市場が下げても素直に東京市場も下げなくなってきました。打たれ強さが出てきたようです。しかし円高は電機・自動車など輸出産業にとって非常に厳しいものがあります。次期米大統領は、環境を中心に景気回復のため大幅雇用対策を展開する。次の景気浮揚策には脱石油は不可欠で次世代エネルギーの開発が不可欠なのです。有限の石油資源と比較して無限のエネルギーである太陽発電は大きな期待がかかります。パナソニックがあれだけ内容が悪い三洋電機を買収したのは、将来の成長戦略には脱石油が絶対条件と判断したからです。パナソニックは将来の金の卵を、この金融危機で超割安で仕入れたことになります。

「まちふくろう」に、この銘柄を速報しました。
5981東京製綱、
理想的な買いシグナル「逆三尊」からの上昇開始銘柄として動きが見える
ワイヤーロープの会社だが、太陽電池に利用されるシリコンウエハーの切断用ワイヤソーを手がけ急成長、フェローテックとも提携。低位株で仕掛けやすく比較的取り組みがよく仕手性もある。
「三尊、逆三尊」は、http://www.systr-lab.com/ch2_3.html

ファンダメンタルは、今時何が起こるか分からないので信じられない。ならば今信じられものは、テクニカルだけ。逆三尊型の買いシグナルは、昔から罫線家が、「究極のチャート」と探しあてて、涙を流して慶んだという代物。いまは金融危機におびえあわて過ぎて冷静に頭が回らない。「いずれ矢っ張りあのとき・・・だった」というときがくる。お楽しみに。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saiko/my_top1.htm
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日経拾い読み1220

2008-12-20 05:39:29 | 株式ニュース
◆この金融危機の時、「ゲーム理論」をもとに蓄積された投資理論で適切な投資スタンスを指示する「兜町のふくろう」http://fukurou.sub.jp/

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20081220(土)
*自動車大手救済、米政府1.5兆円融資、GM・クライスラー破綻当面回避、抜本的再建策来年3月までに、GM、成長戦略不在の付け、米製造業の屋台骨揺らぐ、過剰供給力温存懸念、雇用を最優先、保護主義の目
*車産業支援、欧州・アジアでも加速、米に対抗、競争力維持を狙う、日本勢ひとまず歓迎、部品などへの影響注視

*企業の資金繰り、日銀、支援策拡充へ、0.1%に利下げ、総裁、「最大限の貢献」、金融政策危機対応型に、信用収縮に対抗、量的緩和は否定、市場の関心は次の一手へ
*長期金利は大幅低下、為替・株は反応薄
*政府、金融安全網を拡充、安定化策に33兆円、銀行保有株の買い取り20兆円、システムの動揺を防ぐ、即効性に疑問も、生活防衛・雇用が目玉

*パンソニック蓄電池など戦略分野1000億円投資、来年子会社化へ、三洋買収を正式発表、リチュームイオン電池、シェア世界4割、不振事業整理が課題
*大和とゴールドマン、三洋株売却益1000億円、三井住友は400億円、業績下支え

*トヨタと富士重共同開発車先送り
*労働市場改革、保護に軸足、規制改革会議、雇用悪化に配慮
*来年度予算、一般会計88.5兆円
*アジア企業、賃下げ続く、幹部から一般社員まで、雇用には配慮、個人低迷に拍車
*ホンダ、円高続けば正社員削減も、国内生産、100万台に縮小を検討、環境車に資源手中

*製油所が減産拡大、米稼働率、12月80%台半ば、車利用の回復見込めず
*粗鋼生産、11月12.9%減、9月8ヵ月2ケタマイナス、年間も前年割れ

*ロイヤルHD、60店閉鎖、ファミレスなど3年間で、採取赤字今期50億円、地方中心に苦戦
*ダイア建設、再生法申請、負債300億円、マンション販売苦戦
*三井住友建設、早期退職250人募集

*野村総研、経常益11%減、4-12月、証券業向け低迷
*2008年の新規上場、初値53%が公募割れ、信用収縮で資金流入急減
*リケン純利益74%、今期、車部品の受注低迷
*自動車大手、米在庫が拡大、3社平均11月103日、適正水準の2倍に、下期は赤字の公算
*日本企業配当利回り上昇2.64%、海外にはなお見劣り

--12/18夕刊--
*日銀、0.2%利下げ、CPを買い取り、国債購入も増額、誘導目標0.1%に、景気判断、悪化に下方修正
*生活防衛対策、総額43兆円規模に、政府決定、株買い取り拡大追加
*来年度政府経済見通し、7年ぶり実質ゼロ成長、輸出や設備投資大幅減
*派遣解約対策、社宅提供企業に給付金、厚労省1人月額4-6万円
*NY株219ドル安、NY原油36ドル台
*米自動車救済、無秩序な破綻を懸念、米大統領、「調整型整理」も示唆
*フェデックスなど米貨物大手リストラ加速、人員削減や報酬カット、荷動き低迷織り込む「
*米オラクル減益、3年ぶり、IT投資冷え込む、9-11月期
*来年成長率、中南米、1.9%に減速、国連機関予測、金融危機の影響鮮明
*配合飼料2割値下げへ、1-3月期、全農、円高や穀物安を受け
*FRB総資産1年で2.6倍、質は劣化

日経拾い読み1219

2008-12-19 08:55:25 | 株式ニュース
20081219(金)
*今年の日本株売買、個人、18年ぶりに買い越しへ、高配当割安感、株安下で積極姿勢、外国人は売り越し、企業業績懸念も

*トヨタ、初の営業赤字の公算、年間予想、再び下方修正、円高・販売不振で、自動車不況、長引く恐れ、減産、世界で加速、来年の新車販売日米欧で1-2割減、再編機運高まる
*ビッグスリー救済駆け引きヤマ場

*NY原油一時37ドル台、4年ぶり、OPEC減産聞かず、需要急減、高騰前水準に急落、デフレのリスク一段と
*原油安、GDP押し下げ、原材料コスト低下、新エネ開発失速も
*ユーロ、対ドルで3ヵ月ぶり高値
*日銀、利下げ含め検討、追加緩和策きょう決定、長期国債買いとり増額
*雇用保険料6400億円軽減、政府緊急対策きょう決定
*米国の家計資産1年で600兆円減、1年で、7割が株式・不動産、個人消費が下押し
*年金財源、2年は埋蔵金で

*コンビニ売り上げ高百貨店を抜く
*ボーナス商戦、5%以上落ち込み、高島屋・西武・三越が軒並み、家電量販店も失速
*強まる巣ごもり志向、ネット通販は売り上げ最高、ヤフー・楽天など

*岡山・香川、島根大学が法科大学院一体で運営を検討、10年春にも共同大学院

*政府・与党方針、保有株買い取り再開、株価下支えを狙う、銀行の健全性を確保、大半購入可能に、柔軟に買い取り、市場購入は見送り
*石油代替へ大勢作り、米、バイオ燃料増産を支援、オバマ次期政権、農務長官に推進派
*中国・胡総書記、経済中心の改革堅持、開放30周年、民主化要求をけん制

*日立建機、正社員一時帰休も、茨城・土浦、非正規社員900人削減も
*液晶TV初の前年割れ、世界売り上げ高、来年16%減に
*新日石、LNG・油田権益700億円でパプアニューギニアで買い増し
*工作機械受注11月は62%減、落ち込み額最大に
*三井物産、多チャンネル放送拡大、ゴルフチャネル取得
*マクドナルド全店売上高5000億円
*証券化商品、発行額3割減、金融危機、投資家購入を控える
*旭硝子、純利益33%減、今期液晶不振、再び下方修正
*アムバック今期太陽電池製造装置、受注を下方修正、金融危機響く
*サッポロHD営業益13%増、今期140億円、販促圧縮が寄与、売り上げ、計画を下回る
*NEC、在庫1000億円圧縮、回転日数30日に短縮、資金効率改善を狙う
*北越製紙が年初来高値、製紙各社は円高・原油安が追い風に、大幅減産は重しに

--12/18夕刊--
*自動車国内販売、31年ぶり500万台割れへ、来年4.9%減486万台、自動車工業界予測
*政府・与党検討、保有株買い取り20兆円に、企業の持ち銀行株も対象
*クライスラー、GMと合併協議再開報道、北米全工場1ヵ月停止、ビッグ3苦境一段と、販売不振、拡がる減産、日本勢も苦しく
*フラッシュメモリー、東芝、容量6倍200ギガビット、素子作製、PCの記録媒体に
*米石油消費、30年まで伸びほぼゼロ、エネルギー省予測07年比0.2%増、代替燃料移行などで
*ドバイ原油が41ドル台に急落
*NY原油一時40ドル割れ
*中国、4兆元の景気対策、民間企業、置き去り懸念
*日米欧、交通部門CO2減へ連携、来月、東京で閣僚級会合

日経拾い読み1218

2008-12-18 06:04:00 | 株式ニュース
20081218(木)
*パナソニック、三洋買収交渉が決着、TOB1株131円、金融3社合意、買収額5600億円超、ゴールドマン一転合意景気悪化で投資回収を急ぐ
*デジタル家電にも工場着工延期の動き拡大、キヤノン建設先送り発表
*ホンダ、下期営業赤字、1900億円、北米不振や円高が直撃、工場稼働延期、5万4000台追加減産、国内12社では220万台強に
*リチュームイオン電池、環境車用、ホンダが新会社、GSユアサと共同で
*自動車大手3社、手元資金の拡充を優先
*富士電機のモーター事業、日本電産が買収撤回、需要低迷で価格折り合わず
*日銀利下げ折り込み、長期金利が一斉に低下、今日から日銀決定会合
*財投計画10年ぶり増加、来年度、金融危機を受け15兆円台、企業支援など、政策金融が拡大
*12月月例景気判断、悪化で調整、内閣府が3ヵ月連続下方修正
*若者の就農支援、政府、最大の1000人対象、研修費など補助、雇用悪化の受け皿に
*OPECに治療」220万バレル追加減産、過去最大級で420万バレル、原油急落に危機感、ロシアなども強調、価格下支えを狙う

*円、一時NY市場で87円台
*米即決のゼロ金利、金融量的緩和も、デフレに宣戦布告
*米、初のゼロ金利、危機克服へ背水、信用収縮に歯止め、金融財政で経済下支え
*米景気浮揚なお不透明、住宅・雇用回復遠く、財政出動が頼みの綱
*米経常赤字、7-9月3.8%減
*モルガンスタンレー、最終赤字2000億円、9-11月評価損が高水準
*世界成長率下方修正へ、IMF予測、財政刺激策を求める
*消費税増税、時期銘記に公明反発、中期プログラム、調整難航必至

*中国、米国債積極買い増し、10月末、保有残高659億ドル増
*中国の電力消費8.6%減、11月沿海部企業の減産が響く
*広東省の中小、生産停止や廃業が加速、10月8513社、1-9月を上回る

*消費不振、閉店ラッシュ、人口減・出店規制も逆風、大型店淘汰の時代
*イオンモール33%増益、3-11月純利益大型SC開発寄与
*新日鉄・JFEが円高の恩恵、今期営業利益1ドル95円なら400億円上げ、ドル払い超過で、追加減産で効果打ち消しも
*精密大手、資本効率大幅低下、今期ROE収益環境の悪化で
*旅行大手、販売コスト圧縮、パンフレット部数削減など
*信越化学、連続増益に黄信号、今期経常益前期並み、ウェハー需要減、円高進行も響く

--12/17夕刊--
*米、事実上ゼロ金利、大幅利下げ、FF0.0-0.25%に、国債際買い入れ検討、量的緩和を導入、あらゆる手段を動員、金融政策は金利から資金量に
*米、前例なき政策、市場に驚き、住宅ローン証券、購入拡大を好感
*日銀、追加緩和策を検討、あすから決定会合、利下げ含め議論、
*銀行保有株の買い取り規模拡大を検討、自民金融会議
*日産、国内の減産拡大、今年度計23万台、非正社員ゼロに
*円急伸、一時88円台、日米の政策金利逆転、NY株359ドル高、金利逆転で円高が加速
*キヤノン、長崎のデジカメ工場、需要急減を受け
*EU就業者300万人増、自動車支援を拡大、仏大統領ら表明、米の動きに対抗

日経拾い読み1217

2008-12-17 07:21:14 | 株式ニュース
20081217(水)
*社会保障費の伸び、抑制額実質200億円に、目標は2200億円、埋蔵金などで穴埋め、目標達成形骸化埋蔵金活用その場しのぎに限界、
*消費税を含む税制抜本改革、11年度から段階実施、政府中期プログラム案、経済好転が前提、無駄排除、増税の前提、法人税下げも銘記
*東証上場企業2年連続減少、今年末42年ぶり、新規減り破綻が増加
*CATV東電事業、KDDIが買収、規模拡大へ2200億円、寡占化が加速
*米住宅着工年率換算で62万5千戸となり前月比18.9%減、最低を更新、11月、消費者物価1.7%低下、最大の幅、住宅不況底見えず、米デフレ懸念、対応急務に
*米、環境政策の転換鮮明、温暖化対策重視、脱石油進める

*経団連の交渉指針、雇用安定に努力、揺らぐ雇用労使ジレンマ、景気失速で修正
*ホンダ、国内投資見直し
*整備新幹線、部分着工で合意
*ゴールドマン初の赤字1900億円、9-11月、資産値下がり
*日本郵政の改革ブレーキ、金融危機で市場縮小、外債投資を大幅減
*三菱UFJ、アコム年内に子会社化、自己資本比率上げを狙う

*中国、国有企業を統廃合、競争力を高める狙い
*円一時NY市場89円台
*物流・出店世界で協力、三菱商事がイオンの筆頭株主に、IT・金融事業も
*日本郵船、船舶投資15%減、3ヵ年計画下方修正
*11月新車販売、欧州26%減、今年最大の落ち込み
*造船受注、11月82%減、市況早期回復、困難の見方
*TBS持株会社化承認、楽天、経営把握難しく、買い取り請求が焦点に
*三洋、再生医療向け機材強化、超冷凍冷蔵倉庫など、欧米でも販売へ
*ヤマハ発動機、非正社員300人削減、年内に、二輪車など需要急減
*ソニーの人員削減計画、設計・販売も対象に、シャープとの液晶パネル会社、引き取り価格再調整
*トヨタインドで2割減産、今月、生産調整、新興国に拡大
*軸受け新工場、NTN、建設先送り、車業界不振で需要急減
*中小集積地、新分野で活路、東京墨田は早と組み電機自動車、東大阪は人口衛星まいど1号ノウハウを生かし起業、広島・福山は遊びの五輪で人材を育成
*ニトリ純利益12%増、円高と値下げ効果で、3-11月
*パーク24純利益1%増、今期駐車場の稼働率低下
*日立金属、純利益82%減、自動車・IT向けが不振

--12/16夕刊--
*新型インフルエンザ対策加速、武田・エーザイなど製薬各社、薬備蓄や業務継続計画
*社会保障費、道路財源から600億円、首相指示、新交付金から拠出
*家計金融資産最大の減少、5.2%減1467兆円、株下落で評価額減、9月末前年比
*イスラム金融、三菱UFJが参入、マレーシアで現法免許取得
*オバマ次期大統領、環境投資で雇用創出、閣僚に温暖化防止積極派
*米自動車大手救済、選択肢、精査の最中、財務長官追加リストラ必要に
*FOMC開始、利下げ0.5%有力、新緩和策も検討

*米の年末商戦低調でも、ゲーム販売は好調、巣ごもり消費を映す
*巨額詐欺、マドフ元ナスダック会長、米公社が清算を開始
*フラッシュメモリー、東芝が3割減産
*日興シティ信託、三菱UFJ信託に売却
*米年末年始航空旅客9%減、業界予測、ホテルも不振
*NY原油続落

日経拾い読み1216

2008-12-16 07:27:39 | 株式ニュース
20081216(火)
*鋼板7年ぶり値下げ、トヨタ、鉄鋼大手に要求へ、来年度分3割程度、造船・電機も追従必至
*森永乳業・製菓が統合交渉、来秋メド、売り上げ高7600億円
*半導体工場、東芝が一時休止、北九州1ヵ月、大分3週間、長期の生産調整
*日銀、資金供給で追加策、次回決定会合、企業の資金難を受け
*マンション発売16年ぶり低水準、15ヵ月連続マイナス、価格高止まり響く
*イラク空自撤退開始、
*OPEC大幅減産見通し、需要急減に対応
*ルイ・ヴィトン、銀座の大型店出店計画を撤回、高額消費不振で

*消費増税攻防ヤマ場、中期プログラム、首相3年後譲らず、政府に閣議決定論、与党反発「選挙に負ける」
*民主雇用法案で攻勢、18日にも採決強行も、参院に4法案3野党で提出

*企業景況感34年ぶり悪化幅、環境激変に対応追いつかず、設備・雇用の調整加速、収益、円高で下ぶれも
*世界の金融機関多額の損失の公算、ナスダックの元会長詐欺容疑、ヘッジファンド不振台頭も、市場の混乱助長の恐れ
*中小不動産支援2500億円、政府緊急対策、都市開発にも資金、融資枠を設定
*中国製造業が急減速、11月工業生産が伸び率最低、不動産低迷、粗鋼に波及、失業増大懸念、通貨供給量の伸び鈍化、11月14.8%増、3年ぶり低水準

*米鉱工業生産、11月0.6%低下、2ヵ月ぶりマイナス
*企業の信用リスクを取引するCDS清算機関、年内発足へ、米、取引の透明性を高める
*NY原油反発一時50ドル台に
*アイルランド公的資金投入、金融機関に1.2兆円

*日本電産が東洋電機製造の買収を断念、提案検討期限切れ、進展の可能性低い
*半導体世界市場、今年4.4%減、民間予測

*日産ゴーン社長、日本経済に3つの危機、急激な信用収縮、深刻な需要減退、急激な円高、国に早急な対応を迫る
*いすゞ、新規投資を凍結、トラック不振を受け国内外で、ディーゼルエンジン、トヨタと共同事業一時中断

*家電量販店、薄型TV依存くっきり、パソコン・携帯は低下
*JT、海外9工場統廃合、来年メド、英社買収で生産効率化
*上場企業、下期182社が最終赤字
*東京エレクトロン、営業拠点を統廃合、固定費、今期320億円削減、来期赤字回避を狙う
*JR東日本、現預金を8割増やす、今期単独、信用収縮に備え

--12/15夕刊--
*景況感34年ぶり悪化幅、大企業製造業24ポイントと前回調査比21ポイント低下、日銀12月短観、今日・設備に過剰感、金融危機が直撃
*資金繰り急速に悪化、株安や円高が逆風、融資・市場調達ともに厳しく、日銀追加策が焦点
*来年度の日本経済成長マイナス成長も、日銀総裁、英FT紙と会見で
*オバマ次期米政権、景気刺激に1兆ドル、米紙報道、上積みで検討
*中台、海運直行便が出港、通信・通商・通航開放が実現
*デリバティブ活用の地方債、自治体の金利負担増、金融混乱で裏目に
*東京・丸の内オフィス、賃料15%上げへ、三菱地所、収益確保に強気判断
*LSI消費電力半減、NECエレ、次世代半導体向け
*中国工業生産伸び最低、11月5.4%自動車など減産


今週の株式総括1212

2008-12-14 06:18:04 | 今週の株式総括
今週の株式総括1212

内閣支持率急落で官房長官が、「激流に馬を乗り換える状況にない、政府・与党一体でやっていく一番大事なとき」といった。前官房長官は、「弱みにつけ込んで、党内を乱すようなことはよくない」と、渡辺前行革長官を非難したが、「弱み」があることをはっきりと認める発言だ。内閣の要で首相を助ける人物が、「麻生ではもうダメだ」と宣言したようなもの。選んだのも自分たち、責任はやはり自民与党の責任。どちらも人を見る目がなかったということ。

だったら責任を取って辞めるのが当然だが、支持率急落を受けてもまだ「真摯に受け止めて行動するのみ」と、1年に3人も首相が変われば、外聞が悪い。せめて人気が少し回復して、「来年に解散を」などと考えていると、ますます深みにはまる。吉田首相はクリスマス解散をやったことがある。吉田元首相の孫なら、「ばかやろう解散」が「やけくそ解散」か、ひょっとすると「バカ野郎といわれて解散」に・・・。ひとの顔を批判するのは、良しとしないが、口をひん曲げてドスを利かせた話し方、私にはどうしても好きになれない。やることも曲がりっぱなしで、政策の実行は遅々として進まない。一国の首相としては矢っ張り見かけ倒しで品格に欠ける。前2首相よりなお悪い。

自民党古参議員は解散に先々恐々とする。改革なんて頭になく議員離職の道が迫り来るのを恐れているだけ。そこには麻生政権の低落の影に、ほくそ笑む官僚が見え隠れする。国の出先機関の統廃合すら官の抵抗で進まない。麻生改革は看板倒れで、看板付け替えがせいぜい。役人天国はますます拡がるばかりだ。

 内定取り消し、工場閉鎖、設備投資延期、ライン閉鎖、人員削減、生産調整、期間工のリストラ、証券廃業などなど、野村證券はこの年末1000人超のリストラをする。日興コーディアルも40才以上で人員整理。40才以上で、年も迫ったいま辞めても職なんてない。証券は賞与カット、ボーナス減の嵐が吹き荒れる。経済悪化の言葉が踊る。

暗いニュースばかり続く。こんな時、年末を乗り切るには、体力なくして到底かなわない。私は3時引けると、トレパンに着替え、耳にはイヤホーン、1422ラジオ日本、「夏木ゆたかのホッと歌謡曲」を聞きながらウォーキングだ。作曲家遠藤実さんが亡くなった。若き頃貧乏で作曲家を目指し、5000曲以上の歌を作曲し、多くのヒット曲を残した。彼はいう「春の来ない冬はない」と。

世界経済は、先の見えない長いトンネルに入ったのか。出口のないトンネルはない。暗闇の先にはかすかに明かりが・・・・。くれぐれも体には気をつけて頑張ろう。健康でなければ良いアイディアも浮かばない。そこには最大のチャンスが刻々と近づいているのだから。

今週はこの銘柄に注目してみたい。「まちふくろう」に掲載した。

7550ゼンショー(東証1部100株単位)
牛丼チェーン「すき家」「なか卯」を直営する。この不況で低価格品がバカ売れ。マクドナルド、ファーストリテーリングなどの急騰は、手軽で安く不況を乗り切るための「消費者の知恵」が引き起こした。
不況で切りつめられたサラーリーマンの昼食代は500円までと厳しい家庭の現実がある。不況が深刻なればなるほど低価格品を扱う会社は伸びる。
05/12/30高値2,005円であった株、今一株480円台と株価は、「並み牛丼一杯とみそ汁」の価格、その高値を付けたスタート地点とまだ価格は同じなのです。倍はおろか3倍増となる低位の星となる可能性も充分。
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日経拾い読み1214

2008-12-14 06:12:49 | 株式ニュース
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20081214(日)
*トヨタ、大型投資先送り、工場増強、中国・ブラジル・国内も、業績悪化で見直し最大規模
*日中韓の首脳会談、金融危機克服協力、外貨融通網の拡大確認、北朝鮮核で連携強化
*CP買い取りを政府が日銀に要請、資金繰り支援策実現は不透明
*GM再建時間との戦い、来年1-3月北米で5割減産、政府融資の必要額、100億ドルより拡大、米政府二弾構えの支援を検討、先ず年越え資金、条件で詰め
*日銀追加利下げ焦点、18日から決定会合、円高加速に危機感
*米は追加利下げの公算、あすからFOMC量的緩和も示唆
*国の住宅・不動産活性化緊急対策で民都機構活用、大型都市開発に出資
*米社債値下がり拍車、低価格付け債、破綻リスクを嫌気、有力企業も調達難
*米商業銀行不動産大手、借金返済相次ぎ延期、担保証券値崩れ
*欧州諸国、財政赤字が急増、仏国などユーロ圏協定に抵触も
*産業景気底見えず、投資・雇用絞り込み加速も、自動車不振、機械・鉄に連鎖、受注急ブレーキ、デジタルに陰り
*マンション、修繕の性能・完成を保証、来年4月、全国100社で制度化
*新卒の9割が就職難しく、10年春、前年11%から急増、エンジャパン調べ
--12/13夕刊--
*浜岡原発2基廃炉、耐震工事費かさむ、1基新設
*パソコン値下げ急ピッチ、今秋モデル早くも3割安、超小型台頭、価格体系に変化
*新東京銀行の中小向け融資、35%が不良債権、半年で13ポイント上昇
*GM25万台減産、来年1-3月今年生産の半分、販売急減速に対応、北米工場
*米IT、リストラ加速、半導体大手など、人員削減や選別投資、回復は10年以降の見方

*経済対策、EU、6000億円追加投入、電力やIT、インフラ整備で
*米自動車、安定化法で救済、支援条件で綱引き、下院議長は厳格化懸念

日経拾い読み1213

2008-12-13 06:48:41 | 株式ニュース
20081213(土)
*雇用や資金繰り生活防衛対策、緊急予備費に1兆円、首相発表、事業規模23兆円、消費税増税11年度に、時限減税で景気刺激、住宅・省エネ・投資に重点

*米自動車救済、金融安定化法を活用して公的資金で繋ぎ融資、政府検討、法案協議の決裂を受け、危機回避を優先、本格救済はなお課題、コスト削減労組の譲歩がカギ

*円急騰、一時88円台、日経平均終値484円安、政府・日銀単独介入も視野に、追加利下げ論も浮上
*円急騰で車7社、2200億円減益要因に、現在の水準続くなら、雇用・投資に影響拡大も
*WTO交渉、年内大枠合意断念、事務局長が閣僚会合の開催困難と
*08年上回る賃上げ要求トヨタ労組

*メバチマグロ漁獲量3割削減
*EU就業者300万人増温暖化ガス20%減で合意
*米、北朝鮮への重油提供停止

*消費者心理、最低を更新、消費者指数11月1.0ポイント低下、雇用の先行きを懸念
*金融安定化法が成立、安全網29兆円に拡大、中小機関にも注入、証券・保険会社は対象外
*米景気後退「来年前半まで」成長率、今年10-12月マイナス4.1%、消費と生産が下ぶれ、米調査期間予測まとめ
*欧米化学大手追加リストラ、ダウが5000人解雇、
*米小売り売り上げ高1.8%減、11月、5ヵ月連続マイナス
*米卸売物価11月2.2%下落
*鉱工業生産、インド、15年ぶり減
*中国、高級鋼材の輸出支援強化、付加価値税、還付率上げを検討

*携帯通販決済ヤフーが他社に提供、手数料収入の増加を狙う
*大日本印刷のインキ子会社をDICが傘下に治める
*東京エレクトロン、宮城工場着工を延期、半導体装置、新規投資抑制強く
*野村総研、グループ再編、2社売却や子会社統合
*ホンダが追加減産、北米、3月にかけ11万9000台
*マツダも追加減産、国内で10万台
*テレビ用液晶パネル、シャープが2割減産、堺新工場稼働に備え
*アステラス、金庫株3000万株償却へ、中期経営計画は未達も
*ソフトバンク、割賦販売が拡大、貸し倒れ引当金急増、9月末残高810億円に

--12/12夕刊--
*与党税制大綱、国・地方、減税8000-1兆円、低公害車保有者、自動車重量税を軽減
*自動車救済、法案協議が決裂、政府支援白紙に
*円90円突破寸前、13年ぶり高値、日経平均一時560円下げ
*公的資金枠12兆円、首相表明へ、金融法案成立
*EU首脳会議、24兆円経済対策で合意、新条約、アイルランド再投票へ

*6ヵ国協議不調、エネルギー支援見直しも、米北朝鮮で方針
*米家計、純資産4.7%減。9月末、株・不動産下落が響く

*バンカメ最大3万5000人削減、3年間で、統合・環境悪化が