日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0728

2007-07-28 10:21:00 | 今週の株式総括
今週の株式総括0728

やっぱり「2日新甫は荒れる」のジンクスは、活きていた。

日経平均は、移動平均がデッドクロス、短期調整入りを示唆していたが、それでも上抜けのチャンスを着々と狙っていた。米国発のサブプライムローンの懸念が拡大して、木曜日NY株式は大幅下落した。参院選前で模様眺めの展開が続いていだけに、その影響をもろに受けた東京市場も急落となった。国内株式も好決算の発表があれど、一向に盛り上がりを欠け、もっぱら今後の企業業績動向や参院選見極めの状況となった。

主要証券4社の4-6月は、投信販売が好調で、M&Aや助言ビジネスでやっと業績を支えている。ネット証券は口座数が伸びず手数料引き下げ競争になっている。個人投資家へのサービス強化で顧客囲い込みを測るが、やはり一番に投資家が儲かる相場でないと、顧客層は増えてこない。ネット証券が儲からないで再編の噂が流れる。大手ヘッジファンドが日本から撤退した。、パフォーマンスがトピックスを上回ったのは300社中3社だけという。これでは、ファンドはみな面白味のないインデックス運用になってしまう。証券のディーラの活躍も期待できず、ファンドのトレーダーは、不要になりリストラの動きになってしまう。

せっかく固めた18000円台のボックスを大きく下割れてしまった。今後これを上抜けるには、相当のエネルギーが必要だ。

もみ合い相場のガス抜きで、一気に上値抜きすることも考えられるが、方々から聞こえてくる被害はあまりにも多そうだ。

 最大益ボードでは、NY相場はすでに先週には「売りシグナル」を発していたし、国内の殆どの主要銘柄が、売りシグナルに転換していた。やはり頼りは「最大益ボード」であることを、再認識した。これだけの急落をしたからには、上値のしこりを一気に取り払うような相場は期待できない。信用残の重みや外人売り消化するには期間を要する。今後はじっくりと、シグナル転換を待って出動することに徹する方針にすべきだ。

参院選挙について、先週指摘したが保守革新どちらが勝っても過去の実績は、その後の株式は、上昇となっている

当面は下げすぎ銘柄の反発相場に乗りたいが、好業績銘柄でも、2月に高値を付けた銘柄の期日が8月に来る。過ぎれば上値のしこりはない。これからの作戦は、2月高値銘柄の期日あけを、これからじっくり拾う作戦を考えたらいい。

さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、
Nk 現値17283.81(-418.28)
売(10_4)シグナル(18238.95_20070713)が点灯して10日目です。シグナルモードは、平均4日間続きます。 売買は自由活発にいいですが、あくまで利食い売りの押し目買いだけです。売り建て利食い売りは積極的に。 売り圧力が強まりそうです。売り優先で。売りの勢いが急激に弱まっています

SWと INXは 13↓37, 36↓39(92~20) 30予 パターン=( 9_3_±0) 買い益=273.7
評価星取表=★★★★★★

私のHP<http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/>
最大益ボードのPassword=gkaisyo
最大益ボードの見本は

http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saikoekiboad/tyumoku/myport4.htm

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今週の株式総括0720

2007-07-21 13:27:45 | 今週の株式総括
今週の株式総括0720

連日、M&AやGEなど140億ドルの自社株買いなどを好感して、NY株は、新高値更新して、初めて14000ドル台を付けた。米大手企業の先行き業績悪化懸念や住宅ローン問題が再燃し、FRB議長が米経済の成長率見通しを下方修正して、景気・物価両面から米経済に不安が拡がっても。依然として米国株式は強張っていた。さすがに週末は149ドル安と利食いの動きとなったが・・・。



国内では参院選挙まっただ中で、不遜な言い方で心苦しいが防戦一方の自民党に悪材料を吹き飛ばすような、新潟中越地震が発生した。選挙戦の与党の逆風を忘れさせるがごとく、対応次第では与党の選挙戦に追い風になるかもしれない。

地震による自動車部品の供給不安で、自動車各社の株価が下落した。東京電力の原発の御粗末が発覚した。ブラジルでは、飛行機の着陸失敗で大勢の死者を出した。

先端技術や絶好調企業に何かの逆風となるきっかけが出てきたのかもしれない。



世界の株式は、新高値となっても、なお上がりきれない東京市場は何が原因なのだろうかと、心配になる。参議院選挙で与党の劣勢で、先行きが心配で、ダウ平均が上がりきれないのだろうか。外人投資家は政治の不安を一番に嫌う。企業の決算はまばらだが、依然として円安が追い風で、大企業の業績は好調に推移している。むしろこれから上方修正の銘柄が増えてくるのに・・・。



昔から証券会社が儲からないと、投資かも儲からない。

証券のディーラーも、儲けている人は、ごく一部。大方のディーラーは、この相場で四苦八苦の状態だという。国内の投資家でも、この相場の動きに乗れている人は、ほんの一握りだ。



国内には、ヘッジファンドが300余りあるが、最近、大手が日本市場から不成績のため撤退した。トピックスのパフォーマンスを上回ったファンドは、たったの3社だけだったと言う。米国のサブプライムローンで、証券傘下のヘッジファンドが無価値となり、最先端の投資技術を使ったファンドだと、期待されたされて、この有様では、個人投資家がこの市場で儲けるには、ちょっとやそっとの努力ではかなうはずがない。



7月の月例経済報告でも基調判断は変わらず、景気回復が続くとしている。大手企業業績は好調で、夏のボーナスは2.5%で、5年連続プラスだ、海外事業が好調で、円安がなお一層の収益向上に貢献する。

米国の株式と東京市場の連動性は大きくかけ離れたモノになっているが、参院選後にその乖離を埋めるべく上昇が期待できる。

その意味からも、来週前半の株式の押し目は、最高の買い場の提供となると思われる。



最大益ボードのNY株のチャートを見ると水曜日18日の終値で、NYは「売りシグナル」なったので、注意が必要だが、

選挙中の株価を見ると、大方選挙前3日までは、選挙の様子をうかがう展開が続き、終われば、保守革新どちらの勝ちにもかかわらずその後株価は上昇している。

王道銘柄とよくいううが、業界トップクラスの銘柄を、運用の中心にしている。新日鉄、住友鉱を中心に、三井物産・・・・など。出来高が20位までに入る銘柄に絞る。上位の銘柄ほど値上がりが大きいから。みんながこんなに上がってから・・とか、こんなに高くても・・とか、安いところで売ってしまった、もうここからは買えないと、あきらめているような銘柄など、新高値銘柄ほど「しこり」がないから良く上がる。



株価が2月に高値を付けたモノが多いが、その期日が8月に来る。そんな銘柄が今大きく下げている。出来高が少ない、膨らまないのは、高値買い付けの期日売りが多く、需給関係が悪いからだ。

そこで新高値銘柄は、そんな信用期日の心配がない。「上がるから買う、買うから上がる」の展開となる。

そこで好業績で割安株獲得作戦は、2月高値銘柄の期日あけを、これからじっくり拾う作戦を考えたらいい。

8月にかけてますます面白い銘柄が期待できるのでは・・・。


さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、
Nk 現値18238.95(254.81)
買(5_7)シグナル(18261.98_20070709)が点灯して5日目です。シグナルモードは、平均7日間続きます。 売買は自由活発に、買いから入って売りだけです。 慎重に利食い優先で攻める。買いの勢いが急激に弱まっています
数日中にも「売りシグナル」に変わるか売り決め体制に入る。
SWと INXは 55↑35, 60↑58(87~18) 62予 パターン=( 8_5_+1) 買い益=280.7
評価星取表=☆☆☆☆


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株式ニュース拾い読み0718

2007-07-18 06:03:00 | 今週の株式総括
経済ニュース拾い読み0717
NYダウ 工業株30種 13,971.55 20.57 0.15%
ナスダック 総合指数 2,712.29 14.96 0.55%

20070718(水)
*経営陣による企業買収(MBO)公正実施へ指針、株買い付け期間30日以上に、価格の不透明さ解消へ
*NHK、衛星チャンネル削減を検討、BSハイビジョン、11年メドに廃止

*柏崎刈羽原発、排気から微量の放射能、中越沖地震関連を調査、東電は「環境に影響ない」、耐震設計早期見直し、補強工事も

*NY株が最高値、一時1万4000ドル台、証券大手メリルやジョンソンエンドジョンソンなどの4-6決算が予想を上回り、米企業の業績拡大や大型M&Aが相次ぐ、業績上ぶれ期待根強く、素材などがけん引
*米卸売物価0.2%下落、6月コア指数は大幅上昇
*米メリル31%増益、4-6月期、新興国開拓が貢献
*米鉱工業生産6月0.9%上昇
*NY原油続伸、一時75ドル台11ヵ月ぶり高値

*メディア再編、米DJのむ、ネット台頭広告減、ニューズは経済情報を活用、編集の独立をどう確保するか

*排出権取引仲介、三菱UFJ証券が参入、10月メドに売買急増をにらむ
*東京都民銀行23日に楽天が運営するインターネット上の仮想商店街「楽天支店」を開設
*投資顧問参入が相次ぐ、10年ぶり水準、ヘッジファンド増加

*郵政公社ァネットで国際通販、中国郵政との提携の一環
*証券303社、207年3月期48%減益
*消費DI、7月横ばい

*家電リサイクル料金前払い導入を断念、廃棄の半数正規経由に乗らず、払い損を回避

*核問題、米朝3回直接協議、「次の措置」を巡り攻防

*中越沖地震、部品調達網痛手、変速機関連のリケン操業を停止、日産、生産に影響も、三洋や松下は操業を開始

*大和ハウス、中国で大型マンション、ベトナムでは高級賃貸
*次世代ネット検索、ドコモ、角川と提携、首都圏で実験、2010年事業化を目指す

*大口電力需要6月過去最高に
*「iモード」提携豪車が打ち切る、ドコモ、海外戦略見直しも、「有料課金」拡がらず

*ホンダアルゼンチンに新工場、小型車寝ん3万台、09年メドに120億円投資、欧米メーカーに対抗
*ホンダ、ジェットエンジンの米工場、小型機用で寝ん200基製造
*三菱自動車、タイで新型SUV、来年から生産・販売、新工場も検討

*日立や松下、プラズマTVをホテルや、商業施設向けの業務用に拡販、

*マンション高値で販売が鈍化、上期首都圏で1割上昇、契約率3年ぶりに70%台、近畿でも市場変調
*都市ホテル、宴会場を増強、婚礼低迷、法人需要に活路
*大阪地区百貨店売上高6月2.2%増

*富士ゼロックス、CO2排出抑制最高に、昨年度複写機部品再利用で

*人材サービス各社、ヘッドハンティング拡大、インテリジェンスは専業子会社と連携、レイスは技術者不足に対応
*携帯経由で保険加入、エアーリンクが若年層を開拓

*インデックス営業益73%減、9-5月、海外子会社の不振が響く

*大手商社株、軒並み上場来高値、丸紅17年半ぶり、資源高に注目
*マザーズ指数、1年半ぶり低水準に反落
*長期金利、1.925%、株式相場の下落を受け

--7/17夕刊--
*大証、金価格連動の投信を上場、来月、個人投資家取り込み、価格変動リスクも、投資2万6000円程度から、「金ミニ」と裁定取引も

*米ダウジョーンズ(DJ)を米メディア大手ニューズ・コーポレーションが6000億円で買収暫定合意
*国の所管する約5割に当たる3375公益法人に天下りの理事9808人、算定方法変更で大幅増
*中東和平で国際閣僚会議、米大統領提唱、アラブ諸国も招請、今秋開催
*7月月例経済報告、基調判断据え置き、経財相「景気回復基調続く」
*金ミニ取引スタート、東京工業品取引所、少ない資金で売買可能に

今週の株式総括0713

2007-07-13 17:47:17 | 今週の株式総括
今週の株式総括0713

参議院選公示をまえに、またも吹き出した閣僚の不祥事、赤木農相の事務所経費を巡って、野党からは辞任要求だとか、安倍さん大変だ。それにしても政策論争で選挙を戦うより、相手のミスを突いて野党も共闘態勢で、小沢さんは、過半数に届かねば政界を引退だとか、多分に今回は黙っていても安倍政権自ら崩れて行くから、「多分に自分は辞める」ような結果に多分ならない。事務所経費なんて政治家は多かれ少なかれ、殆どの政治家がこのような会計をやっている。一国の方向を決める政治家にして、こんな事で罷免を求めたりすると、もう大臣になり手がなくなるのではないか。日本の将来をしょって立つ人間には、これくらいの範囲の優遇は当然あってしかるべきであると思うが、こんなことを言うと叱られるのかな。

工作機械受注が上期が最高になり、機械受注も5.9%増で、7月の基調判断は据え置きも、消費は上方修正となった。昨日のNY市場は、主要小売り売上高が市場予想を上回り、大型買収などを好感して最高値を更新した。

住宅ローンのサブプライム問題が懸念されているが、その懸念を吹っ飛ばして、NY市場は最高値の更新となった。

それを受けて、さすがに出遅れていた東京市場も週末は、高騰して明るい週末となった。

株式投信が最高の67兆円となって、1年で47%増えたという。団塊世代の退職金が流入している。

野村アセットは大手生保並みで総資産が30兆円になったという。野村證券は401kビジネスを大幅に増強する。3次元の仮想空間サービス「セカンドライフ」にも国内の金融で初の出店をする。不動産・商品は、オークションで取引され、株式の売買は、ネットが席巻する。証券会社も顧客獲得、囲い込みに、あらゆる手段を使う。先行のメッリットが大きいからだ。

外国人投資家は、9週連続買い越しとなっている。7月中頃から始まる決算発表は、主要業種の好決算が予想される。

何せ為替のちょっとの上下で、株式の動きが左右されているが、主要企業の想定為替レートは、115円近辺で決算予想をしているだけに、今の為替レートでは、いずれ決算は上方修正され、東京市場は、「出遅れの修正が必至」と継続買いが続いていると見える。

2月からの価格台別出来高で18000円から18200円の出来高が多く、その間のボックスの動きで、戻り売りの節となっていたが、週末それを一気に抜けてきた。ようやく19000円向けの相場展開が期待できるところとなったようだ。

それにしても気をつけなければならないのは、原発関連とかで一部の仕手筋の取り上げている株である。短期で2倍以上にもなり、ネット投資家が一斉に飛びついた。とたんに大量売りを浴び大幅安。一部の投資家は、現物で買い信用で買いのせ、大幅安で動きがとれなくなる。先だって一部の中傷証券である品薄銘柄が、受け渡し不能となり問題化したことがある。そんな話には関わりたくない。あくまで王道銘柄で投資を心がけたいモノである。

さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、

Nk 現値18238.95(254.81)

買(5_7)シグナル(18261.98_20070709)が点灯して5日目です。シグナルモードは、平均7日間続きます。 売買は自由活発に、買いから入って売りだけです。 慎重に利食い優先で攻める。買いの勢いが急激に弱まっています

数日中にも「売りシグナル」に変わるか売り決め体制に入る。

SWと INXは 55↑35, 60↑58(87~18) 62予 パターン=( 8_5_+1) 買い益=280.7

評価星取表=☆☆☆☆


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今週の株式総括0706

2007-07-06 22:25:31 | 今週の株式総括
今週の株式総括0706

「しょうがない」と、防衛相の失言が内閣支持率低下に拍車をかけた。これが原爆投下された長崎選挙区から選出の大臣の発言だから驚き。こんな人が国の防衛のトップでは、国の安全など心許ない。「しょうがない」発言を、夕方にはいくら取り消しても、もう遅い。結局、与党内からも批判を浴びて辞任となった。
大臣を辞任するだけでなく、選挙区に対しての責任を考えれば、議員辞職モノのといえる。次の衆院選挙まで選挙民はしっかりと、覚えておかなければ・・・。

「女性を生む機械」と発言した厚相や、事務所経費を507万円の何とか飲料水と言った農相など、こんな大臣でも擁護発言をしなければならない首相も「しょうがない」では、済まされない。参院選挙の選挙の結果は、いくら繕ってももう見えたも同然だとおもうが・・・。

このどさくさ紛れに、地方公務員の給与が民間に比較して、1-5倍から2.1倍高いという調査結果が出たのをご存じか。

守衛・清掃職員・電話の交換手などだ。仕事の内容に対して、その報酬の多寡を云々するのもおこがましいが、こんなにも給与水準が違うと言うことは、民間をあまりにもバカにしている。防衛施設庁の談合は、防衛庁に統合して終幕、社会保険庁を年金機構にして改革だというが、移る職員の給与が特殊法人だから、高くなる。仕事も満足にしないで大問題を起こした職員の給料が上がるのでは、何を改革しているのか分からない。

小さな政府と口では言いながら、改革とは名ばかりで、焼け太りと何も変わりない。国の借金まみれも、政治家や公務員の無駄な政策による多額の出費と、多額の給与や年金への支払いが、つもりつもった過程の結果で、まず先にその入り口を解決してから、ほかの改革に取り組まなくてはならないのだ。

あんな強行採決までして「公務員法」が成立したが、天下りをあっせんする機関を作って、公務員に都合の悪い給与や年金の話は、何も変わっていない。あの高給を、民間レベルにさげ、本格合理化をしないと、いくら改革だと言って頑張っても、効果は期待できない。

結局は、「消費税を上げ」で、またも国民負担で、解決を図ろうとしている。

あっせん機関を作ったことを「やる気にある人」を、官民から募って相互に派遣する機関とすると、首相が強調していたが、それを執り行うのは、官がやるのだから、名目だけでそんなことが出来るわけがない。名前を変えただけの「天下りあっせん機関」そのものだ。なりふり構わず選挙向けにだけ、目が向いていると言われても仕方がない。

M&Aや投資ファンドの話題が市場を賑わすがスティールの社長が来日して、「日本の社長を教育にきた」と、大口を叩いた。

スティールの持ち株のパフォーマンスが、良くない。それが理由での来日と見える。しかも来日第一声は、日本の投資家や企業経営者を怒らせたのか。わが「最大利益ボード」に、同ファンドの持ち株を掲載しているが、「売り」指示となって下落しているモノが多い。ブルドックソースなどのように、買収防衛策を総会で可決された。よくよく見るとあの社長、あの村上ファンドのあの人と顔や態度など雰囲気が似ているように見えてくる。

しかし、買っている銘柄群を見ると、これが多額資金のファンドの投資先として、適切なのか。株主として大幅配当増額を要求して良い銘柄とは、必ずしも受け取れるような銘柄は少ない。ただ金の力で上手に資金を転がして、「売り抜けを目論む男」としか、私の目には映らない。「さわらぬ神にたたり無し」。彼らの仕掛けた情報には、くれぐれも乗らないように・・・。

また今週の売買代金の上位銘柄で、値上がり率上位の銘柄は、新興市場や2部で低位銘柄が大幅に上下している。何か思惑を秘めた資金がうごめいているようだ。くれぐれもそんな銘柄は無視して、王道を歩む銘柄を中心に、資金運用を心がけたい。
今週も18000円台をかろうじて保ったモノの、大きく上げた米国に追従することなく終わった。外国人投資家は、政治の不安定を特に嫌う。あれだけの連続ハンデを背負って参院選に臨む安倍政権、勝負は見えたり、選挙後にどうになるかを、先読みした投資を考えたい。

日銀は景気持続に自信を持ち、設備投資に企業は強気、8-9月には、逆に引き締めを民間は予測する。

そんなときに大きく活躍する株が生まれてくる。

さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、
Nk 現値18140.94(-80.55)
売(6_7)シグナル(18118.37_20070629)が点灯して6日目です。シグナルモードは、平均7日間続きます。 売買は自由活発にいいですが、あくまで利食い売りの押し目買いだけです。売り建て利食い売りは積極的に。 慎重に利食い優先で攻める。押し目買いしながら 

SWと INXは 55↓60, 47↓49(87~21) 45予 パターン=( 8_5_+1) 買い益=1150.9

評価星取表=★★★★★

私のHP<http:/www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/>

最大益ボードの見本は

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株式ニュース拾い読み0702

2007-07-02 05:42:52 | 今週の株式総括
20070702(月)
*景気粘り腰内外需底堅く、グローバル化が恩恵、資源高・市場急変リスクも、米減速を新興国が補う、高額消費が盛り返し、政策対応は気を抜けず

*参院選へ年金対決、首相は必ず解決、小沢氏は国の責任

*7-9月産業天気図、石油・外食「薄日」が続く、内需型、一部に明るさ、雇用環境改善、ネットサービス広告単価は下落、精密機械デジカメ好調が続く、化学値上げ浸透が課題
*大手銀行、地方営業を強化、三菱UFJは福岡常住の執行役員、三井住友は自治体・地銀と協力、中小や・個人に照準

*信金信組の投資を警戒、金融庁が高リスク商品を監視
*省エネ支援企業に投資、野村が投信、世界から20銘柄投資
*英、新政権にテロの脅威、空港突入、車爆弾と関連濃厚、5人逮捕、アルカイダ系関与か、空港の警備米でも強化

*ベアー傘下ファンド、損出問題収束せず、1社融資元と交渉が続く
*米大手証券3-5月、国際展開で明暗、モルガンは欧州・アジアで好調、ベアーは国内不信を補えず

*企業の持ち合い加速、買収防衛策をにらむ、鉄鋼・電機など資本効率低下懸念も
*キヤノンMJ、保守サービス統合、子会社に集約、運営を効率化

*双日、豪で大規模炭鉱、現地企業と共同で、総事業費500億円
*公衆無線LAN、NTTが無料サービス、京急やカフェなど200ヵ所
*商社、テレビ通販拡大、放送メディアを多彩に、三井物産・三菱商事はBS番組、住友商事はJCOMと連携、急成長する市場で今後も伸びを予測

*角川モバイル、携帯動画の総合サイト、ドコモ向け、映画丸ごと配信も
*動画資料で商談迅速に、ネクシーズとプロジェクトニッポン、企業向けサイト