日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0126

2007-01-27 08:31:10 | 今週の株式総括
今週の株式総括0126
いよいよキヤノンも確定拠出年金を導入した。それでもまだ日本の資産残高は、たったの3兆円、05年末で、米国はもう300兆円になっているのに。
月額積み立て最高で46000円*12ヵ月*40年働いても、総額662万4000円になるだけ。数字は定かでないが米国なら、最低でもこの4-5倍の非課税貯蓄が出来るように優遇されていると記憶している。
 これを高収入サラリーマンを優遇しすぎていると批判するには当たらない。自由に個人の収入に応じて、増額がもっと出来るようにすれば、導入企業も増える。長期資金の取り込みと、個人の将来の設計が可能で働く意欲も出ようというもの。
 金持ち優遇だとか、格差とか問題視するには、あまりにも目先の財政のことにとらわれ、経済政策の視野が狭すぎると思う。

それでも先進7ヵ国の内では、日本が一番賃金格差が少ない国となっているのだ。格差是正だとか弱者救済だとか、かっこいいことばかりで理論展開をして、焦点をぼかして批判をするのは、働かない若者を甘やかしかえって、ニートを増やし、少子化現象を加速させ、経済を破綻に追い込む元になるのでは・・・・。
米国並みに少しでも近づく事によって、どのくらいの経済効果が出てくるか計り知れない。

 需給関係では、たった1ポイントのズレでも、将来に大きな影響を及ぼす事は知られている。石油の急落はそれをはっきり証明した。エタノールの増産は石油消費のごくわずかだったが、需給関係を大きく変化させた最初の要因ではなかったか。そこへ暖冬や自動車業界の燃料電池車やハイブリッド化などが加わって、80ドルもしていた原油価格が50ポイントを一時割れた。
 自動車の燃費効率化、バイオ燃料生産の取り組みが本格化してくれば、これらの積もり積もった努力が、なお石油価格の値下がりに貢献するはずだ。
ブッシュ年頭教書で新エネルギ0-政策を発表したし日本政府もエネルギー新法の設立を本格化している。いずれ40ドルを割れる。半値8掛け2割引までにはいかないまでも。

 新興市場の株式も需給の改善が見える。ライブドアが市場の需給バランスを崩し、村上ファンドがその追い打ちをかけ、決算不正会計が投資家の企業不信を招き今日の状況をきたした。
ただの1%の需給関係の違いが、だんだんと拡大しながら将来に影響を与える。

 宮崎知事選は政治の世界に雪崩現象を起こす一つのの起爆剤になるかもしれない。当初、何で「そのまんま東」ナノだ。知事選に?と、大方の専門家は、問題視すらしていなかった。今頃になって、政府は「保守分裂」が、どうだったとか、「無党派層」どうとか敗因をいっているが、安倍政権発足当初から、来年の選挙ばかり意識した政策で、「先送り」や「見送り」と、自分の都合の悪い政策を棚上げしてきた結果を、国民が「NO」と答えたのだ。
 もう来年の選挙の方向は見えた。

ブッシュ大統領の何をやってももう支持率は上がらない。安倍政権も同じ政権発足当時の支持率はもう夢のようで、つるべ落としの何とやら・・・。
「安倍サンでないと次の選挙が戦えない」などと選んだのとは、大違いな展開が迫ってきたのだ。
でも「安倍が転んでも小沢ではかわりばえがしなし」なんて・・・・。
消去法でいけば、やっぱり・・・仕方がないのか。

 不正、悪事がどんどん暴かれる。またゼネコンの談合疑惑発覚。道路公団、社会保険庁、防衛庁、NHK、関西放送番組データねつ造、不二家の賞味期限切れ牛乳使用、それにまたまた耐震偽装などなど、2度あることは3度までと留まるところを知らない。

 話は違うが、あの自動車の事故は、悲しくて仕方がない。12歳のはかない命を落とした少女が痛ましい。私も42歳の時に、女の子(10歳)を亡くした。
 父親真吾さんの(46歳)言葉に、涙が止まらなかった。私もあのときは声を枯らして泣いた。「アクセルをふむときは・・・・」、十分過ぎるほど気をつけたいですね。「えみるちゃんのご冥福をお祈り申し上げます」
 でも男は仕事で悲しみはひとときでも忘れることが出来る。しかし家庭にいる我妻は、思い出すのは我が子のことばかり、泣いて暮らす日々が続いた。普通の生活に戻るまで、数年かかった。真吾さんも娘のためにもすぐに舞台復帰をするという。真吾さんの奥様のことを思うと、あのころの我妻の姿とダブり、事故が事故だっただけに悲しみの程が分かる。是非頑張ってもらいたい。陰ながら応援します。

 あのことは、私にとっては大きな試練とあらたな力を与えてくれた。
体の不健康なことばかりして半年後、結核と診断され半年の自宅療養となったのですが、たまたまそのとき読んだ「マイコンとは」と言う本が、証券営業にパソコンを取り入れる発端となった。
 何事も理論や計算に裏付けられた仕事は、自分にも自信を与え、他人を説得できるおおきな道具となる。それは何事にも恐れることはない大きな力を与えてくれる。パソコンの本を読みあさった。昭和56年だった。
 その集大成が「最大利益獲得シュミュレーションボード」なのです。幸い市況も今フォローの風が吹くようになってきた。このボードがフルに活用できると素地が着々と出来上がってきたと思う。
どんな相場も恐れることはない。先週お話した「知力」「胆力」「決断力」を磨いて相場に望めば、必ず成功する。

さて「最大利益ボード」が、下した来週の予想は、
Nk 現値17421.93(-36.37) 買(4_9)シグナル(17408.57_20070123)が点灯して4日目です。シグナルモードは、平均9日間続きます。 売買は自由活発に、買いから入って売りだけです。 強気で押し目買い、利食いを交えて攻める。SWと INXは 56↓62, 55↑55(84~25) 56予 評価星取表=☆☆☆☆☆

私のブログは:<http://blog.goo.ne.jp/seifujii715/>
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よき週末を

今週の株式総括0119

2007-01-19 20:27:23 | 今週の株式総括
今週の株式総括0119
今週の1月17日は、ライブドア事件が発生して、丁度1年目で、特に新興市場株式などの下落の発端となった。その後、村上ファンドの事件も発生し、7月には、ソフトバンクのボーダホン買収を評価して、外資系証券が1000円割れ目標を打ち出した。2000円割れまで急落し安値を付けただけだったが、新興3市場の銘柄多くは、7月まで下落が続いた。
その後は一時戻したが、「携帯情報関連」や「IT」絡みの銘柄は、決算不正などが発覚し、反発することもなくじりじりと下落を重ねた。
 「半値八掛け2割引」の安値を下回る銘柄が続出、まさに今週に入り悲痛な投資家の叫びが聞こえてきた。ここまでナンピンして持続してきたがもう限界だと、辛抱できず投げた人も多数。こうなってくると、今までの経験則から底はみえたも同然・・・・・。何時の時にも出てくる現象。相場の見極めには、「知力」「胆力」「決断力」がいるのだ。
7月安値が18日に集中して、その6ヵ月期日の応答日(1月18日)となった。下がると踏んで売り込んだ向きの買い戻しの最終日とも重なっていたのだ。大幅下落していたACCSESSを始めソフトバンクや楽天など一転急騰を開始した。
ジャスダック平均は75日線を25日線が下から上回るミニゴゴールデンクロスを形成する。中期上昇波動が見え、完全に流れは変わった。
 東証一部銘柄の「最大利益獲得シュミュレーションボード」をみても、「売りシグナル」が、15日以上も連続続いた銘柄が多くなっている。「買いシグナル」の銘柄は、数えるほどになり、逆に、「新興市場銘柄」や「業績上方修正銘柄ボード」などの中小型株に「買いシグナル」が、多くみられるようになった。
「売りシグナル」を継続している銘柄でも、いずれ近いうちに、上昇に転ずることは、明らかである。しかも割安度を示すSW数値が30以下で、絶好の買い場を提供している。

日経225の銘柄は、指数日経平均が、「売りシグナル」のままだが、「指数半日足」が、1月16日に「買い転換」した。株式先物、TOPIXなど「買いシグナル」が点灯した。
まだ株価は多少の戻りがあっても、7月安値から8月高値まで、急反騰して大幅に戻した。その高値の期日が、2月にかけて到来する。
戻っても節分までと「節分天井」の諺が、活きるような線に見えるのだが・・・・・「押し目買いの利食い優先」の戦略投資に分がありそうだ。

NHKは3年ぶりに増収となっても、「受信料引き下げ」は、難しいと言う。リストラや賃金引き下げなど、まだまだやることは一杯あるのに。
「年金の国庫負担増を増税しなくても、成長底上げで出来る」とのシナリオが出来ても、日銀は金利引き上げをしようする。景気上昇に刃向かう政策とみえる。まだ利上げの時機は熟してないと思うが、今回は、見送っても来月は、もう待ったなしの様子。
村上事件の時の借りが政府に・・・と、「政治の圧力に屈した」との話に気色ばんでも、もう福井総裁には、村上事件の影がつきまとう。
年金の国庫負担増は、国家公務員の「上乗せ年金」を無くする方向となった。だが、たったの3割削減案ですまそうとする。職域加算442万円を300万円するだけ。それでも官の方が、300万も多いという試算がでた。以前、会計検査院がだした「国家公務員の年金は、民間と比較して低い」と、評価をしたがあれは一体何だったのか。あきれてものが言えない。

「先送り」、「見送り」「断念」、「延期」など言葉が踊り、「バラバラ」「期限切れ」「不適正」と、政治に、社会、経済にこんな言葉が蔓延。安倍政権の先行きは、いばら道。琴光喜なんて朝青龍に24連敗だと、子供と大人が相撲をしているのかと疑う。これほど裏と表の現実が、今の日本では駆けめぐる。
雪印の事件が教訓を残しながらも、不二家の不祥事が発覚した。三菱ふそうは、またリコールを繰り返す。政治家の不正会計は、もう飽きて話題にもならないのか。2度あることは3度というが、そんな言葉を通り越して計算が出来なくなった。やはり陰で手打ちをしたか。

 歌手、井沢八郎さんが亡くなった。ご冥福をお祈り申し上げます。
集団就職をする東北地方の若者を支えた歌
「ああ上野駅」は、大ヒット。「上野は、おいらの心の駅だ。お店の仕事はつらいけど、胸にゃでかい夢がある・・・」
あの高音で伸びる素晴らしい声が、いつまでも心に響く。昭和39年東京オリンピックの時だった。そのときの集団就職した人たちが、今の日本経済をここまで支えたのだ。その成長した経済の担い手の一つは、株なのだ。その売買は、今はいくら年をとっても出来る。何と幸せなことだ。
「東証は、おいらの心の駅だ・・・株の売買は難しいけど、胸にゃでかい夢が・・・」と、
http://www.biwa.ne.jp/~kebuta/MIDI/MIDI-htm/AhAh_UenoEki.htm
これからも「知力」「胆力」「決断力」を磨く。しっかりと心に誓って。

チャート上段のコメント
Nk 現値17310.44(-60.5) 売(10_10)シグナル(17091.59_20070105)が点灯して10日目です。シグナルモードは、平均10日間続きます。 売買は自由活発にいいですが、あくまで利食い売りの押し目買いだけです。売り建て利食い売りは積極的に。 警戒しながら利食い優先で攻める。 SWと INXは 52↓56, 54↓55(84~24) 52予 評価星取表=★★★★★コメントの中の数値については、「最大利益獲得ボード」の「解説」をご覧ください。
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よき週末を


今週の株式総括0112

2007-01-13 07:28:10 | 今週の株式総括

今週の株式総括0112
昨年末からのNK平均日足は、、ザラバで100円以上の高値を付けて、引けは「行って来い」となり、全く同じく年末3日間は1円高となり、年初からは、「大幅上げ下げのジグザグ相場」となった。
その日その日の相場がサイコロの目のように変わる。何がそうさせるのか。
「騰がったらまた騰がるから買う」ではなく、「騰がったらすぐ下がるから利食う」が正解の相場となる。こんな目先のテクニックがないと相場に勝てない。それは投資家の力がなくなっているからだ。
 特に個人がひどい。昨年からの中小型株の値下がりによるは打撃は、特に大きく、今までと比較して容易に立ち直れないまでにやられているのが現状だ。

 証券会社の再編が、昨年末から今年になって2件出てきた。日興證券の決算粉飾などは、証券の競合が激しく今まで通りに儲からなくなったから、こんな問題が起こった。昨年から証券のリストラが始まっていると以前に話したが、日経平均が戻り高値になっていてさえ、これでは、いよいよ生保や消費者金融などと同じように、合併再編の渦がいよいよ証券業界で始まってきたといえる。

ダウ平均は、昨年来円安が追い風となっている。円高で外人買いを呼び込む従来とは、大いに違う。
昨年は、外国人が大幅に買い越した。円高で株を買っても、株高で儲けて、円安で利益を確定すれば、為替と株で一挙大儲けとなる。またまた日本の土俵で外人に稼がれたわけだ。これも大相撲の外人力士と全く同じ感じ。
日本企業が一生懸命輸出で稼いでも、最後のほんとのうまみは、ごっそりと持って行かれる。銀行再生、ゴルフ場再生、不動産再生事業など、みなそうだ。「美しき日本」「おいしい日本」外人さんには、まさに「投資天国日本」と思われる。

北朝鮮の問題でも、米は日本に協力しているようで、米国の本音は違う。
イラクに増派するのも、いずれは日本に負担を強い。北懸念の口述で、もう沖縄にステルス機を何10機も駐留させた。結局「自己防衛が出来ないなら、やってやるしかない。おまえのためだ」と、ブッシュはいいながら、実は地元の有り余る兵器産業のご機嫌取りをしなければ、自分の地位が危ない。心の底では、ほくそ笑んでいる顔が見える。ありがたがっているのは、日本の政治家だけ。
これでは国民負担は増えても減るはずがない。

 政治家の事務所経費不正計上なんてこれもう常識的な物。今出ているのは、大臣と党の要職に付く人間だけ。他も一緒に調べれば、もういくら出てくるか止まらない。いまは官僚に楯突くつく政治家だけが、その不正を暴かれているように見えるのだが・・・。
文部大臣は、使わない事務所に経費を4000万も計上がばれても、正当な処理で不正ではないという。こんな常識が通るとはあきれる。今こんな人が教育改革のトップにいるのだから・・・。このままいけば与野党共倒れになるから、この辺で手打ちをしようと、やくざまがいの話まで・・・・。こんな状態では、改革なんて進むはずがない。

 いよいよ今月に日銀政策委で「金利引き上げ」をする。上げても国民に金利引き上げの利点は、雀の涙ほど、むしろ景気の足を引っ張ることにならないか。金融や金利を決めて景気の先行きを決めるトップは、日銀総裁だが、自分のカネは、低金利の最中、村上ファンドに投資、受け取った返還金はは2200万円以上と、7年間で利益2.2倍増となった。こんな金銭感覚の人が、日本の先行きを決めるのも・・・・。まあ、全額寄付をしたからまだ許されるが、任期満了までの退職金と比べれば、こんな金は、ちっぽけな物だ。
 
さて庶民の懐を支えてくれる「最高利益獲得ボード」も、日経平均は「売り指示」のまま、3週目に突入する。個別スクリーニングのボードも、大方銘柄は「売りモード」となって、20日以上も連続「売りシグナル」となっている銘柄が多くなった。相場は上げもあれば下げもある。わがシグナルは、必ず交互に出る。指示に忠実に従えば、自ずと相場に乗れる。大きくはずれる心配がない。毎日のシュミュレーションボードの算出から得られる情報で、連続20日以上も「売りシグナル」が続く銘柄はまれ、その後には、必ず「買いシグナル」が待っている。何と10の後半の「売りシグナル」の銘柄が多くなってきたことか。
いよいよ、今年の最初の仕込み時期が、近づいてきていると見えるのだが・・・・・。

今週からチャートを刷新しました。
チャートの上段の壁紙が「赤」ですと、「買いモード」です。「ブルー」が「売りモード」です。株価の方向をコンピュータが判断し「コメント」が、自動的に載るようにしました。「答え一発!カブコンミニ」ってところです。
「100日回帰曲線」、「フーリエ」、「一目均衡表」、「売り買いのシグナル」、「信用6ヵ月目の応答日」など、それに、好悪材料を「白☆ 黒★」と、数で示す。状況を即座に把握することが出来ます。
 今年の投資戦略に最大の武器となりうるか・・・・。だがなお現在の相場にマッチすべくソフトの改良と進展は、留まるところしらず、まだまだ続く。相場は生き物だから・・・・。

チャート上段のコメント
「 Nk 現値17057.01(218.84) 売(5_10)シグナル(17091.59_20070105)が点灯して5日目です。シグナルモードは、平均10日間続きます。 売買は自由活発にいいですが、あくまで利食い売りの押し目買いだけです。売り建て利食い売りは積極的に。 売り圧力が強まりそうです。売り優先で。 SWと INXは 51↓52, 69↓73(84~26) 64予 評価星取表=★★★★★★    」

コメントの中の数値については、「最大利益獲得ボード」の「解説」をご覧ください。
 
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よき週末を。

今週の株式総括0105

2007-01-06 10:27:40 | 今週の株式総括
今週の株式総括0105

明けましておめでとうございます。

昨年も「今週の株式総括」を毎週休み無く継続できたことは皆様方の励ましの声援とご支援があってこそ達成できたことと感謝しております。今年も継続をモットーにやり抜きたいと思っていますが、それには、何としても気力と体力が必要です。
 昨年のような厳しい相場に対処するには、体力無くして乗り切ることは不可能です。思考力、知力、相場観などの源泉は、健康で体力あってのもので、それなくしては不可能です。継続しているウォーキングこそが、私にとって最大の体力増進となり、パソコンに向かう力となっています。この3が日2万8千歩あまりのウォーキングをしましたが、近くばかりでも、6つの神社を参拝して、今年の祈願成就と安全を祈ってきました。

今年も新たなスタートに、万全の体力を整え、気合いを入れて張り切っております。
さて、毎年のことながら、各業界のトップの年頭所感やエコノミスト、著名人の予想が新聞に載る。昨年の市場関係者アンケートでの「今年期待の新興企業」は、上位14社の平均下落率は47%と、市場全体は値上がりに反して大幅下落となった。年初にライブドア事件が発生し、関連するIT企業を見る目が、特に厳しくなり大幅に下落となった。個人主体の相場に、大きなひび割れを起こしたのも生々しい。
「今年期待の新興企業」に選ばれた銘柄は、M&Aや不動産が上位ですが、「最高利益獲得ボード」にも取り上げて、毎日フォローして行きたいと思います。

企業トップ年頭所感から、今年のキーワードは、「成長加速」、「足場固め」、「社会と調和」となっています。ライブドア事件や村上ファンドなどの事件の影響で、不成績の新興市場銘柄とうってかわって、「経営者が選ぶ有望銘柄」の成績は、格別素晴らしかった。トヨタ、キャノンを始めとする輸出企業やM&Aや業界再編絡みの企業、業績好調の素材産業など、特に業界トップ企業の活躍が目立った。
この「経営者が選ぶ有望銘柄」も、最大利益獲得シュミュレーションボードでフォローしていきます。
 PER、PBRでの割安銘柄、業績情報修正銘柄など、市場で注目される銘柄群を定期的に選出して、「最大利益獲得ボード」で分析して掲載して行くつもりです。
また、株価指数の「最大利益獲得ボード」も掲載をしていますが、株価の動向は機関投資家の動きに大きく左右されます。特に、昨年のように出来高が薄くなってくると、先物と現物の裁定取引やヘッジファンドなどの仕掛けが株価に大きく影響を与えます。
それに、昨年から個人も「ミニ日経先物」による先物投資が盛んになり、投機的な動きが一層大きくなっています。その意味からも、指数の動向を見ながら個別株の投資をすることが、なお一層必要になっています。

NK平均の動きとその採用銘柄の投資、日経ジャスダック指数とその採用銘柄の投資など、全体の動きを、注視しながら個別株投資しなければならなくなっています。
 世界の株式時価総額が昨年末で50兆ドルに迫り、昨年だけで20%も膨張しています。為替や金利動向や地政学リスクにも、資金はますます敏感になっています。不動産・債権などの証券化が、どんどん進んで国内だけでも、50兆円規模になっています。オフィスの賃料高騰、高級マンション活況と好景気が続き、投資家のすそ野がますます拡大しています。

「今年期待の新興市場銘柄」を見ても、M&Aや不動産関連株が上位を占めていることからもその傾向は歴然です。少しでも有利、割安、安全なものに一気に流れる傾向が、ますます加速する可能性を秘める年と見える。

 来週の「究極の株式投資戦略チャート」は、
先週「売りモード」に転換したが、今週の「最大利益獲得ボード」のパターンが変わだけで、こちらも同じく「売りモード」です。新日鉄が急騰の最中、「最大利益シュミュレーションボード」で「売りモード」となっていたが、年末まで急騰はおさまらなかった。だが、やはり年明け早々に急落。年初からこの下げで如何に大きな痛手を受けた人が多かったことか・・・・。「最大利益獲得ボード」の威力を改めて印象付けされた。

「昨年末3日間のダウ平均は、1円ずつ上昇した」と、年末に記したが、ザラバでは50-100円近いところまで上昇して「行ってこい」相場。
上ひげの長い陰線が立て続けにでた。明らかに、「相場は上値が重いことを示していた」。「大発会の寄りつきから高騰して利食い」と。目論んでいた投資家の出鼻を大きくくじかれた相場といえる。やはり「罫線は嘘を付かない」
 しばらくは、調整相場やむなし。個別銘柄の選別をして投資することが重要。あえてその中で信用取り組みが良くて、昨年の7月に急落し安値を付けた銘柄の6ヵ月期日の踏み上げを期待する銘柄。個人投資家が一番喜ぶ「ソフトバンク」は、いかが。
「フーリエ」は、押しても軽微、一息入れても上昇波動がみえる。

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