日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括1229

2006-12-30 02:31:34 | 今週の株式総括
今週の株式総括1229

安倍政権が発足して3ヵ月、郵政造反組の復党、政府税調会長の女性問題が絡み辞任、佐田行革相の政治資金不適切会計処理と、立て続けに3連発のつまづき。七転び八起きとまではいかないが、渡辺喜美氏の行革相起用は、「災い転じて福となす」になるかもしれない。

地元の人には失礼だが「前行革相あんな人がいたのか」と、私の不勉強で問題が起こるまでシラなっかったぐらい。
辞任の弁を聞いても、何を言っているのか分からない。あんな人がトップに来たら、如何に省庁の役人でも、足を引っ張ってやろうと思うのも当たり前。多分にあのことが明るみになったのも、画策したのも彼らしかないから・・・・。

今年の後半の日本株式市場の世界株式に対する出遅れは、外国人投資家が日本株式を買わなかったからだ。
政府税調の本間会長は、当初から株式譲渡益課税の廃止や消費税の引き上げを宣言していた。
市場を無視した政策に外国人は株式売却で応えた。小泉政権の規制改革を歓迎して日本株式を買っていた外国人投資家は、改革を忘れた政治に嫌気を起こしたものと見ていいのだろう。

行革を叫びながら一向に進まない行政改革。天下りをあれだけ止めようと、叫んでいた小泉政権だが、昨年よりまた今年が増えていると言うから、なにおかいわんや!

あまり厳しく言わないうちに、そっと「天下り」をやってしまえと、そんな甘い気持ちがまだ官に蔓延している。

新行革相は、いわずとしてた渡辺ミッチーさんの息子、歯に衣を着せずどんどん実行のタイプ、金融に、規制改革にと、今まで努力してきた人、是非、ここは大いに頑張って、いずれ総理をねらえる人物に育ってほしい。

それが外国人投資家が一番日本に希望していること。下手な経済政策をやってもらうよりは、外国人投資家を日本に呼び込むことは、経済活性化になり、四方八方丸く収まる最良の道につながるのだ。

 松坂が米国球界へ移籍して70億円、井川が5年で23億円と騒いでも、かたやジャイアンツの上原が、3000万円減の3億1千万円でサインした。ゴールドマンの役員は56億円のボーナスを手にした。日興證券は、競争激化の証券の争いに、決算を偽装してまで地位を必至で保とうとする御粗末。これだけの比較でも日本の器がいかにも小さいことかと嘆かわしい。

バブルの頃には、NY証券取引所の会長が、退職金100億円超をもらって非難されたが、同じ頃、米国の年金カルパース運用の担当者が、50億円の報酬をもらったと報道された。契約で成功報酬を手にしたのだから、文句の無い報酬だろう。

やった仕事が正当に評価され、その対価が要求でき、そして受け取れる世界が出来るようになってほしい。

 丸和証券の小林氏の亥年の新春予想は、非常に心強い。(私のHP株式情報レポートの今週の株式見通し1225参照)
亥年相場は、東証開所以来、過去4回を数えるが、国年の日経平均の騰落率を見るとすべて上昇、4勝0敗で平均騰落率は、23.0%の大幅上昇だ。東証再開以来61年間の年間平均騰落率12.29%上昇の2倍である。12支の騰落順位で上から4番めで優の成績だ。

来年の株価予測は、最初こそ少々の下落があるも、その後はなだらかに上昇して、2万円を目指すとの予想で心強い限りだ。
昨年の十二支の予測が見事に的中していたから、私は尚更自信を深めこの予想を信じている。

企業経営者の来期の予測は、いかにも控えめな予想が多い。粉飾すれば非難を受けるのは当然だが、減益決算を発表すれば、大量の売り物が殺到し、株価の急落の責任を問われる。

 こんな市場の特異性をみて「控えめな決算を発表しておいて、・・・・・後修正すれば」と考えるのが、人の常。06年度に続き、07年度も経常益ベースで2ケタ増益が見込まれ、景気も持続するとなれば、いずれ増額修正は目に見えているのだが・・・。

消費に若干陰りが見えるも、設備投資は勢いは衰えず、日銀も景気はなだらかに上昇すると予測し、最近は、雇用も65才まで延長する企業とか、いよいよ来年は、団塊世代の退職で人手不足を定年延長で確保するなど、実際の完全失業率も4%を切るまでに改善している。

余りあてには出来ないが、政府の来年の経済成長率は、2%で、同じく民間の予測も同じようなもの。政権はまだまだスタートしたばかりで、実力はまだ発揮できていないが、企業動向は、多少の凹凸が見られるも拡大方向は間違いない。

楽しみな期待できる年がまっているといえるかも。

 さて来週の「究極の株式投資戦略チャート」は、5週目に「売りモード」に転換した。好業績や再編期待などで新日鉄を中心に鉄鋼株が急騰している。この年末3日間のダウ平均は、1円ずつ上昇した。いかにも珍しい。ザラバでは50-100円近いところまで上昇して「行ってこい」相場である。全銘柄を比較しても下落銘柄数が多い。いかにも一部の株式に人気が集中して値を保っている。来春は、この動きが全体に拡がるかどうかが、ポイントとなりそうだ。

わが「最大利益獲得SB」は、売り指示を出している。大きな変化が起こるとき「単純に常識でモノは、量れない」が、冷静に考えれば、ここは見送るべき相場なのかもしれない。しかし世界の市場から逆行して、売り込まれた「日本市場の逆襲の第一歩となれば、話は別。一息入れてもそこは絶好の買い場到来。「

「最大利益獲得SB」で、「業績上方修正銘柄」と大きく売り込まれた「新興市場銘柄」に、この安値で「買いシグナル」の点灯したものが、たくさん出てきた。ひょっとすれば、新春の「大化け逆襲銘柄」は、これなのかもしれない・・・。

「フーリエ」も、先週と変わらずの予想。抵抗ラインを一気に上抜けし4月高値を・・・。一息入れても上昇波動がみえる。

私のブログは:<http://blog.goo.ne.jp/seifujii715/ 私のHP<http:/www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/

「最大利益獲得SB」のパスワードは=”arima”

よき週末を


今週の株式総括1222

2006-12-23 13:03:56 | 今週の株式総括
今週の株式総括1222

政府税調の本間会長が公務員宿舎に愛人を住まわせる。世論調査では税調会長を辞めてもらいたい91%になった。それでも首相は、責任を全うしてもらいたいという。
何を全うするのか、まさか不倫をまっとうしてほしいつもりではないだろうが。
安倍さんが最後まで本間会長を擁護したのは、政権のクリーンなイメージを大いに傷つけた。しかも辞任の弁に「一身上の都合」とは、白々しい。小指を一本立てって「私は、これで税調をを辞めました」とは・・・・・・。

政権運営は、これでなお一層厳しいモノとなる。NHKの不祥事には、国民の受信料支払い拒否のしっぺ返しを受けたが、社会保険庁しかり、もしあの人が作った政策ならと、国民が皆、税金支払いを「拒否」したらどうなるのだ。

最初に、あの人が登場したとき、口にしたのが「税の平等」のため、株式譲渡益税の軽減税率を廃止するといった男、7万円の公務員宿舎に女を囲った男のするべき仕事ではない。政府税調のクリーンなイメージと重厚さはこれで台なし、後任問題に、焦点が移る。

時を同じくして、本間教授の阪大の空き授業を竹中さんが受け持ったと言うから、もう一度、政府税調にも竹中さんが戻ってくれたら、市場は大いに歓迎するかもしれない。ひょっとするとそんな方向に動いているのかも・・・。

今年は、NHK、パロマ、東横イン、村上ファンド、民主党永田議員など、知事の談合、汚職など数えればきりがない、ある報道機関の調べでは、300件超の「謝罪会見」があったという。今年の世相を「命」一文字で表したが、「謝罪」の方がもっと上位を争うのか。きょうもまたまた謝罪会見がTVで限りなく続く・・・・。

それでも最近の不祥事の結末に至るまでの日にちは、非常に早くなったと思える。その点政権の力が弱まり、世論や与党内の意見が通りだしたからと思われるが、官邸主導の政治ができなくなってきている兆しとも見え、善し悪しのどちらにもとれる。
さて次週だけで本年末を迎える。昨年と比較して波乱の年であった。良き年を迎えるためにも「有終の日」をを願いたいもの。

週末の東証1部は、売買銘柄数1710銘柄の値上がり銘柄数が474で、値下がりは1102銘柄なのに、日経平均は何と57.13円の値上がりである。大型株に集中、出来高上位に売買集中、先物などの金融派生商品などに偏るなど、外国人や機関投資家の相場で形成されている相場で、中小型株中心の売買をする個人投資家は置き去りにされている相場が見えるようだ。

鉄鋼株を中心とした大型株や各業界のトップクラスのまさにど真ん中銘柄の動きである。年内はこの相場の動きは仕方ないところだが、これはあくまで世界の株式市場に対して、日本株の出遅れを是正しただけで、いよいよ加えて本格調整を終えた中小型の銘柄や新興市場株の「逆襲が始まる」と見る。

年初に狙いを付けている銘柄は、大幅下落したACCESS,アプリックスに代表される携帯向け情報やダヴィンチやIDUなど住宅・不動産、グッドウイルなど介護事業、ど真ん中銘柄は、個人中心のソフトバンク、楽天、ヤフー、テクノマセマティカル・・・・。鉄鋼株が買えなかった人は、東レ、丸紅、昭和電工・・・。手がけるには、あくまで「最大利益獲得ボード」で、「買いシグナル」が点灯するのを条件に。心待ちに、越年する。

今年の相場では、昨年来の新興市場株の株価の急騰急反落で、大きな被害を受けた投資家が多かった。しかしその中でも「最大利益獲得シュミュレーションボード」の指示に従って売買を執行した人の成績は、抜群であったことでしょう。

私の常々感じていることは、個人投資家に一番必要なモノは、「売却は最大のリスクヘッジである」と言うことである。

所詮、新興市場株は将来の成長性を買うと言って、実態をかけ離れて買われても、いずれは企業は業績の如何で判断される。メッキがはがれると結果は、「半値8掛け5割引」となる。

来年は、このボードの確実性をなお一層高めたるため、自身の売買を基に、毎日実績とシグナルの確証度を検証を重ねながら、システムの信頼性を高めていきたいと思っています。

従来の「・・・だったら」とか、「そうすればこうだった」とかの結論と違った「実戦に即した売買システム」となるべく、「分かりやすい」システムを目指します。

さて来週の「究極の株式投資戦略チャート」は、「買いモード」に転換して5週目に突入。上値の抵抗ラインを一気に抜けてきた。SWは最高値になり週中には「売りシグナル」に変わる兆しも見らるが、先週もふれたが、大きな変化が起こるとき「常識でモノは、量れない」。世界の市場から逆行して、売り込まれた「日本市場の逆襲の第一歩」が始まったとなれば、話は別。一息入れてもそこは絶好の買い場到来。

「フーリエ」も、先週と変わらずの予想。抵抗ラインを一気に上抜けし4月高値を・・・。一息入れても上昇波動がみえる。

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よき週末を


今週の株式総括1215

2006-12-16 19:21:35 | 今週の株式総括
今週の株式総括1215

マルハとニチロの合併とか、世界の鉄鋼大手が日本の鉄鋼株を合併の対象として、提携とか合併など材料にして、目先筋の標的対象となった株式が乱舞している。業績や事業内容、将来性など、合併効果を先取りして売買が盛んだ。二度三度と間違って、今度こそはと頑張っても、最後には高値つかみを繰り返して、最終的には全員が投げ出すときに我慢できずに売却する。そんな投資家がうようよしているようでは、将来の健全な市場は育ってこない。

 証券税制優遇策廃止の悪影響がようやく分かったのか、自民与党に証券軽減税率延長1年間という方針がようやく決まった。

来年度新規国債は、最大の減額で4兆円を超える。しかし母子家庭に2万2000円補助を止める。総額200億円とのみみっちい話だが、もっと減らすべきところはいっぱいあるだろうに。改革色を出すとかで、参議院選挙の候補者差し替えだといい、造反議員の復帰で公認がどうの、支部長がどうのでもめる。次元の低い話ばかり、議案や法案は「棚上げ」「先送り」「検討する」「見送り」「止まり」とか、中途半端な言葉が続く。北朝鮮には、「日本は6ヵ国協議に参加する資格なし」とか、「拉致議題は問題外」などと、もう始まる前から、言いたい放題を言われている。
 首相になる前、次代の若手で自民党のホープだとか、言われていた頃の面影はもうすっかり薄くなってきた。国会で答弁する貌も少しやせたように見えるが、これくらいのことで、悩んでおられるようでは、ちょっと先が思いやられる。

これでは小泉さんと竹中さんに戻ってもらいたいと、願うのもかなわぬ話だが・・・。竹中さんは、とっくに森ビルの何かの研究所の理事長におさまり抜け目はないし、当時竹中さんを批判し、同じく将来を嘱望されていたあの人は、H事件で裁判中。出だしが一歩間違えば、こうまで変わる。安倍さん、ここは頑張ってもらわなければ、後はますます・・・・。

幸いなのは、マスコミも野党も最近つっこみが足らないこと。贅沢の都心一等地の議員宿舎の建設とか、郵政造反議員の自民党復帰など、あの騒ぎ横目で眺めてもう忘れてしまった。来年の選挙の時の頃には、そんな話があったのかと、話題にもならない。精々そんなところでしょうか。
 木曜日から週末は、久しぶりに温泉に、「温泉大好きの私」、携帯で株式売買ができれば、どこでも結構。来年7月頃には、ノートパソコンで僻地でも離島でも、無線でネット取引ができると言うから、すごい。電気のコンセントからモデムを介してインターネットもも素晴らしい。電気のコンセントに電源を繋げばノートパソコンは、もうそこは株式市場ということになる。

 携帯電話で、トレードができても、全体の画面が小さく、見にくいし情報量が少ない。操作も遅くなりどうしても不安がつきまとう。ノートで見れるようになれば、もう安心、ますます期待で胸が膨らむ。温泉にお盆を浮かべてお猪口で一杯やるがごとく、温泉に浸かってノートパソコンを浮かべてトレードをする。そんな時代がもうそこまでやってきた。

 そんな楽しみを秘めた相場がいま着々と近づいている。そんなとき、わが友とする「最大利益獲得シュミュレーションボード」が、最近特に冴えわたる。
このホームページを開いて4年を過ぎたが、冒頭のこの言葉、愉しく、気楽に、頭を使わず「株で儲けるシステム」を考えるのも一つの趣味。を「実現するシステム」が、いよいよ完成したのだ。
今年も後2週で大納会を迎える。周りからは儲けたと言う人の声が聞こえてこない。それでも寂しい大納会を迎えるのか・・・・。

とんでもない。素晴らしい株式市場の幕開けの日が、着々と近づいていると言うことを・・・・。松坂だけでない。ゴールドマン・サックス証券の役員も同額のボーナスをもらっているのだ。努々わすること無かれ。

 さて来週の「究極の株式投資戦略チャート」は、「買いモード」に転換して4週目に突入。上値の抵抗ラインの何のその一気に抜けてきた。先週の予想と変わらず、売りモードに変わる気配は見えず。テクニカル的には、高値圏と言ってもいいのだが、特に大きな動きに変わるときは、「常識でモノは、量れない」。世界の市場から逆行して、大幅に売り込まれた「日本市場の逆襲の第一歩」が始まったのだ。10月高値を抜けた今、次の標的は4月高値と言うことになる。
「フーリエ」も、抵抗ラインを一気に上抜けし4月高値を・・・。一息入れても上昇波動がみえる。

私のブログは:<http://blog.goo.ne.jp/seifujii715/ よき週末を。「最大利益獲得SB」のパスワードは=”asashoryu”

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今週の株式総括1208

2006-12-09 10:07:00 | 今週の株式総括
今週の株式総括1208

日銀総裁と首相が会談した。

総裁は、「息の長い景気拡大が続く」と、いずれ近い時機に金利引き上げをと、首相は、「企業は好調だが家計への波及は弱い」と、微妙なズレがある。

人間立場が違えば、考え方や見方は、当然違って当然だが、日銀総裁は、もう自分のカネの投資運用をさえ間違った図々しくもまだ総裁のイスに居座っている人、かたや郵政造反議員の自民党復党を許し、非難の集中砲火を浴び支持率急落の総裁では、意見もなかなか合わないのは当然でしょう。それでも少し実情が分かっているのは「家計への普及がすくない」という首相の方かもしれないが。

企業業績が好調だが、円が急騰したら輸出産業が売られ株価は騰がらず。いままでなら、円高で外人買い急増で株価上昇となるのだが、そうはならないから世界で最も東京市場が出遅れている。

こんな状況でも金利引き上げをやるつもりなのでしょうか。
上場企業の配当は過去最高の前期比10%増で4兆5000億円になった。

上場企業の受け取る配当です。個人の受ける配当ではないのです。配当性向は「横ばい」で、なんら去年と変わってないのです。企業減税は継続するのです。当然献金が政治家に届くのは企業からです。個人の株式譲渡益課税の優遇策を撤廃しても、税金は増えないカラでしょう。企業優先、政治家優先、個人後回しの「見え見えの政策」なのです。

国債発行は来年度3兆円減額する。企業業績が好調だからです。景気拡大で税収増となったからです。株が上がって売買高が増え儲かったから税金も増えたのです。譲渡益課税優遇を辞めればもっと税額が増えると、優遇制度を廃止する。

アンケート調査で優遇制度が廃止されたら、株式売買を辞めるとか、減らすと応えた人が9割にも達していることを、彼らはご存じないのかも知れない。

 国会審議で都合が悪ければ先延ばし、目先で早急にやらなければならない政策審議は、ほっておいて、もう来年の参議院選挙ばかりを気にした政策を優先している。造反議員の自民復帰は、もうそのものとしかいえない。

教員制度改革につぎ地方自治改革はもう待ったなしだが・・。3知事が汚職事件で辞めた。

京都では、こんなにも馬鹿げたことが、。汚職だ。給料詐取、婦女暴行、恐喝、詐欺・・・など、16件の不祥事のオンパレード。しかもその事件が環境課で殆どを占める。全国の集計化と思いきや、京都だけで、1年間にあったと言うから尚更です。何が環境課なのですかね。何がが狂っているとしかいえません。

やることなす事すべてが後先間違っているのです。親が子供を殺し、教師が生徒の事故死の写真や、子供の裸をネットで公開するなどとんでもない。常識で判断ができないこんな教師が、教壇に立っているようでは、教わる子供が可哀想です。子供に責任はないのに・・・・。

水曜日だったが、夕食しながらテレビを見ていた。「公務員宿舎」の贅沢を紹介しているテレビ番組だった。3LDKの赤坂一等地の議員用宿舎が建設中だが、9万円そこそこの家賃だそうだ。民間では月40万円を超える。全くあきれかえってモノがいえない。

その後、ニュースで東京の「大井町署」の、警察官の不祥事が報じられた。そのときまですっかり忘れていた「昨夜の夢」を思い出した。。

夢の中の彼は、私の結婚式の司会をしてくれた同期入社の男だ。

新入社員で遊びに仕事に、常に一緒にやった仲なのだが、その彼は、もう10年ほど前になるのか、凶刃に倒れた。京浜東北線の「大井」の近くだった。

地方の支店長を歴任して、体をこわして、本社で証券のもめ事を担当している部署の仕事をしていたが、それに逆恨みを持った客が犯人だろうが、深夜の仕事の帰りの彼の宿泊先近くの事件であった。

当時その事件は新聞で大きく報道されたが、そのうち疑わしき男が捕まったが、証拠不十分で容疑者はあがったが、真犯人は捕まっていない。警察の初動ミスがいまでも悔やまれる。

奥さんに何年ぶりか電話をした。丁度今年が10年になるという。もう当時の警察の担当者は誰もいない。でもそのときの1人の刑事だけは、毎年お墓参りに来てくれる。自分は、まだあの事件の捜査を継続しているという。藤田まこと扮する「はぐれ刑事」もいるもんだ。

近くに田舎と分骨してお墓を造ったから、早速報告にお参りすると、明るい奥さんの声で、警察の不祥事の悪い気分も少々和らいだ。

 来年夏をメドに光速回線並みの無線通信が、自動車で移動中や過疎地の山間部でも可能となるそうだが、温泉にゆっくりしながら、光速無線通信で「株式トレード」が、パソコンで自由にできる日が来る。

温泉大好き人間の私にとって、夢のような時代の到来を前に、いまから株価の腰折れがないように、環境の整備が絶対条件だ。

企業業績好調で設備投資も7-9月12%増と、3期連続の2ケタの伸び。企業経営者が景気に対して、強気な証拠で、海外事業も好調で、上場企業の受取配当は、前年同期から3割も増えた。

失業率も改善して、年末商戦好調の出足と言うことになれば、消費の芽を摘むような政策さえとらなければ、来年も景気拡大を期待できると言うことになる。

そうなると、「米国経済の減速懸念」と「日銀の早期利上げ懸念」が、これからの一番の注意点となるのだろう。
 米国の株式が新高値に躍り出ていることは、米国経済の減速懸念は晴れたと見える。従って今度は、日本国内の景気問題だけが残る。そのためには、日銀総裁の「景気かじ取り」を一番間違わないように願いたいのだが、もう一回ミソを付けた言動の持ち主では、どうなるのやら・・・・・。

 さて来週の「究極の株式投資戦略チャート」は、NK平均が「買いモード」に転換して3週目に突入。日経平均のSWは、70ポイントを超えて来た。まだ売りモードに変わるまでには、時間があるが、着実に高値形成をしていることには違いない。利食い優先で攻めていきたい。ジャスダックは10日続伸となった。先々週だったかPER比較で、東証全銘柄のPERを比較した。現在は全銘柄前期基準で21.03が予想で20.42で、ジャスダックが前期基準37.12、予想が23.09である。全銘柄と比較してもジャスダック割高に買われているとは思われない。成長性や収益性から見て、十分常識の範囲に入るPERで評価ができるようになってきた。信用残高や、裁定残高、SQだとか市場の需給関係を心配することが無く、大幅に世界の市場から逆行して売り込まれた日本市場でも、なお売り込まれた株価がジャスダック市場なのです。ジャスダックも二極化の株価が形成されているが、好業績銘柄を中心に攻めていきたい。

「フーリエ」も、いよいよ雲を上抜けした。一息入れて上昇に。4月高値と10月高値の線をブレークすると、流れが変わる。この波動は頼もしい限り。

フーリエは波動は、グリーンの線です。ご参考まで。

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今週の株式総括1201

2006-12-02 00:12:41 | 今週の株式総括
今週の株式総括1201 いよいよきょうで師走入りとなった。11月は、日経平均は前月末比-125.06円で、パフォーマンスのいい月のならいは実現せず、今回は底値を形成する月であったのか、それでも11月の買い付けが2ヵ月後、あるいは3ヵ月後のパフォーマンスは一番良いのだから今後が楽しみだ。途中の下落は絶好の買いチャンスとなった。しかも大きな転換点を迎えたようだ。  私事であるが、毎日引け後、全銘柄株価をダウンロードして、「最高利益獲得ボード」の一部を作成してから、ウォーキングに出かける。 先週末の金曜日だった。近くに大きな団地の周りの並木道は、歩くとサクサクと踏みしめる落ち葉の音が気持ちがよい。団地に入る大通りの交差点で足踏みしながら信号待ちしていた。 もう少しで信号が変わりそうになったとたん、私の右手で信号待ちしていた小学生が自転車で、歩道から車道に飛び出した。交差点の方から、黄信号で入って早く抜けようとスピードを上げてくる小型トラックが一瞬見えた。 「アッ危ない。止まれ!」と、私は大声をあげた・・。子供は一瞬ブレーキをかけたようだが間に合わず。ガチャーン!!!。 自転車のハンドルは横向き、子供も横に飛ばされた。一瞬子供の顔前10センチぐらいをトラックの側面が通過したのが見えた。すぐさま子供と自転車を歩道へ・・・・・。 幸い「子供は擦り傷も打ち身も無かった」小学4年生の可愛い男の子だった。頭をなでながら、「2度と交差点は自転車に乗って飛び出してはだめだよ」ショックで子供は、うなずくだけ言葉にもならない。でも良かったぁ!!!! 来週は、「いいことがあるぞ」と、予感がしていた。先週末の株式総括で「売るならどうぞ。安値をたたくことになる・・・・・」と記したが、週初めからの波乱に富んだ相場は、まさに底入れを確認の動きとなった。  日経平均は、月曜日、火曜日と「たくり足」を2本も形成、いわゆるロウソク足の下ひげの長い線である。200円近い下ひげを丁寧にも、2日連続で入れたことに底値確信の感を、ますます強くした。 鉱工業生産1.6%上昇となり、10月指数としては過去最高で、予想外の上昇で市場の事前予想0.4%低下を大きく上回った。設備投資も前年度比15.1%増の伸び、今年度当初予想比も1.1%増、素材・電機・自動車が高い伸びで、設備投資が景気浮上のしたざさえとなった。 米国の景気鈍化や日本の先行き警戒気分が高まってたところに、あまりにもいい数字が出たことで、一転して大きく投資意欲の回復となった。  裁定買い残が一時5兆円を超えていたが、24日時点で、前週比2647億円減の4兆3612億円となった。通常先物が現物価格より高いのが普通だが、その逆ざやも2週間ぶりに改善された。損を覚悟の先物の買い戻しにヘッジファンドなど筋の投資家が、走るさまが現実となって、投資家の心理が著しく好転してきた。 そのうえ来週末の12月SQの不安や日銀による金利引き上げなど、悪材料を織り込んできただけに、株式上昇の期待できる素地は、出来上がって来たように見える。裁定残高は減ったとはいえ水準は高い。ならば裁定対象外の銘柄でジャスダックなどの市場に足の軽い銘柄で攻めたい。 225のPERが前期23.39から今期予想が18.94に対し、ジャスダックは、前期36.59から今期予想21.99で、PERでは比較対にができなかったジャスダックが、まだ225銘柄の平均には届かないモノの、収益力の高まりで、前期に比べて、この大幅な改善は、なおさら成長期待で新興市場株にも注目できるかも・・・・。 ジャスダック指数は、いま「史上最低から出直ったばかり」というのだから一層期待できる。その上、世界株式市場で日本の株式が一番に出遅れていると言うことになると、ますます先高期待が増してくる。株式11月4週は、全投資主体が買い越し、1996年9月統計開始以来初めてのことだそうだが、最高の「餅つき相場」の環境が整ったともいえそうだ。 さて来週の「究極の株式投資戦略チャート」は、NK平均が「買いモード」に転換して2週目に。先週「売りたい人はどうぞ売ってください・・・・、悪材料ばかりがあるところから相場は反転する」と、「買い宣言」予想が見事に的中。1週間が短く感じた。「最高利益獲得シュミュレーションボード」のPBRで選んだ銘柄は全部、「買いモード」に転換した。90%ぐらいが同時に買いモードに転換すればせいぜいだったが、こんなことは珍しい。如何に売られすぎていたか。そしてどれほど「買いモード」の買いの可能性が高いか。指数の「最高益獲得シュミュレーション」もすべて買いモード転換である。だがNY市場はすでに売りに転換している。利食いを優先しながら押し目買いに徹する。 フーリエ」も、勿論上げ賛成で上昇波動を示す。先週の方向と一変した。この波動は頼もしい限り。