今週の株式総括0427
世界の株式市場は、同時株安を克服して新高値となり、回復が遅れていたインドも前の水準まで戻して、日本市場だけが取り残される。前週末にNY株式は、153ドル以上も上昇して最高値を更新した。にもかかわらず、高かったのは午前中だけ一気に後場は買い物も引っ込んでしまった。
個人投資家は、下落が続く新興市場株を買い向かっている。しかし連日の下げで「買っては投げ、買っては投げ」の展開で底値が見えない。特に中小型、新興市場株は昨年の10月末に、下げ過程の急激な反動高があったが、丁度その時の買い方の6ヵ月の信用期日も到来して、あまりにも少ない現在の出来高が、買い方の投げるがままの状態といえる。
連日外国人と年金が売り越している。米系の売りで、東南アジア、中東系は買い越しとなっている。国内投資家の売りは年金からだとか。今まで年金運用は好調と新聞に載っていたが、精々年率でも4%そこそこの成績しか上がっていないのだ。米国の年金など10%以上の運用がざらだというのに。売りの主旨は、リスク回避だとか。理解にくるしむ。
首相まで年金を民間に委託運用にしようという。官の元での運用は、如何に御粗末か分かる。その年金が「売り主体」と聞けば、いま安値を叩いているも同然。今は黙って買えばいい。新たに「年金が買い出した」という日から、売ればいいわけだ。天の邪鬼な言い方だが、こういう歴史の繰り返しが今までの年金運用で、なんら進歩が見られない。
あれだけ天下りが批判されても、また東証の自主規制会社の理事長に天下り人事だ、それも公務員改革を閣議決定をする日に。すでに2年も前に財務省を辞めているし民間会社の人事だからと。
苦しい言い訳だが、民間会社と言っても、天下りばかりが重要ポストを占める東証だから、殆ど財務省の傘下とも言える。これでまた天下り先を堂々と拡げたも同然。これで部下を何人呼び寄せるのだろうか。
折りもも折り特殊法人が独立法人に移行するとき、その欠損12兆円を出資金で相殺して穴埋めしたと言う。損出を民間企業で言えば資本金に当たる政府出資金を相殺し減資したのだ。官僚が天下りに作った法人を、自分たちの経営失敗を国民の金を使って減資するなど、全く許せない。こんな泥棒のような事をやっても、なお天下り先を死守しようとするとは、・・・・・・。
今、日経新聞の小説にあるがチンギス・ハンは、もうあの時代に人間はそれぞれ自由で平等に活きる権利があると言っていた。
何が民主主義だ。「明るい日本をつくる」など教科書にでも出てくるような政策課題では、やはり・・・・。
ところで4月28日は何の日だ。2003年4月28日を記憶しているか。日経平均が7628円と最安値を付けた日だ。歴史は繰り返すと言うが、反騰の日となるか。
米GDPが1-3月1.3%と4年ぶりの低成長で住宅投資の減速が鮮明で、景気減速・インフレ懸念がつよまる。にもかかわらず株価は企業業績発表が好調で高値更新が続く。日本の企業業績発表を見ても最高益更新の会社が続々出現している。だが日本株式は世界株価に完全において行かれる格好となった。米国景気のさき行きが最大の懸念で日本株が上昇しないとの理由づけは、もう通用しない。
なぜだろう。個人投資家が儲かっていないのが最大の原因だ。新興市場株や中小型株中心の銘柄の下落で、個人投資家が大きな痛手を受け、最近の大型株相場に乗れていないのが、日本株が世界同時株安以降の最大の要因ではないだろうか。
だが「最大益ボード」どで見ると、テーマ別に登録している銘柄にはっきりとした違うシグナルが読み取れる。毎日の多数の銘柄群をシュミレーションしていて気づくことなのです。「新興市場銘柄、中小型株銘柄」に、長い下落過程からの「買いシグナル」の多さに驚くばかりです。しかもシグナルの度合いが底値圏に点灯するシグナルに極似している。勿論業績が大幅に変化をした銘柄の価格変化も株価に大きく反映されています。しかしそれら好調業種の銘柄も株価はそれなりに株価評価されています。
しかし新興市場株の多くは、今の市場から完全に逆行しその度合いも甚だしい。末尾に日経JASDAQ指数のチャートを掲載しましたが、最大利益ボードのチャートでは、まだ買いシグナルは点灯していませんが、INX指数は、もう超割安を示す水準に到達し、日経JASDAQ指数も昨年11月の安値を下回らず上向きに転じたさまがはっきりと見えます。最大利益ボードも近々買いシグナル点灯は間違い有りません。
「今年最大のおいしい投資チャンスが、トコトン売り尽くされた新興市場株式にやってきた」と、見えます。
さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、
Nk 現値17400.41(-28.76)
売(5_8)シグナル(17455.37_20070423)が点灯して5日目です。シグナルモードは、平均8日間続きます。 売買は自由活発にいいですが、あくまで利食い売りの押し目買いだけです。売り建て利食い売りは積極的に。 売り圧力が強まりそうです。売り優先で。押し目買いしながら SWと INXは 41↓42, 46↓49(85~25) 43予 パターン=( 12_3_+3) 買い益=984.5
評価星取表=★★★★★★
私のHP<http:/www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/>
「最大益ボード」のパスワードは「march」
よき週末をどうぞ。
世界の株式市場は、同時株安を克服して新高値となり、回復が遅れていたインドも前の水準まで戻して、日本市場だけが取り残される。前週末にNY株式は、153ドル以上も上昇して最高値を更新した。にもかかわらず、高かったのは午前中だけ一気に後場は買い物も引っ込んでしまった。
個人投資家は、下落が続く新興市場株を買い向かっている。しかし連日の下げで「買っては投げ、買っては投げ」の展開で底値が見えない。特に中小型、新興市場株は昨年の10月末に、下げ過程の急激な反動高があったが、丁度その時の買い方の6ヵ月の信用期日も到来して、あまりにも少ない現在の出来高が、買い方の投げるがままの状態といえる。
連日外国人と年金が売り越している。米系の売りで、東南アジア、中東系は買い越しとなっている。国内投資家の売りは年金からだとか。今まで年金運用は好調と新聞に載っていたが、精々年率でも4%そこそこの成績しか上がっていないのだ。米国の年金など10%以上の運用がざらだというのに。売りの主旨は、リスク回避だとか。理解にくるしむ。
首相まで年金を民間に委託運用にしようという。官の元での運用は、如何に御粗末か分かる。その年金が「売り主体」と聞けば、いま安値を叩いているも同然。今は黙って買えばいい。新たに「年金が買い出した」という日から、売ればいいわけだ。天の邪鬼な言い方だが、こういう歴史の繰り返しが今までの年金運用で、なんら進歩が見られない。
あれだけ天下りが批判されても、また東証の自主規制会社の理事長に天下り人事だ、それも公務員改革を閣議決定をする日に。すでに2年も前に財務省を辞めているし民間会社の人事だからと。
苦しい言い訳だが、民間会社と言っても、天下りばかりが重要ポストを占める東証だから、殆ど財務省の傘下とも言える。これでまた天下り先を堂々と拡げたも同然。これで部下を何人呼び寄せるのだろうか。
折りもも折り特殊法人が独立法人に移行するとき、その欠損12兆円を出資金で相殺して穴埋めしたと言う。損出を民間企業で言えば資本金に当たる政府出資金を相殺し減資したのだ。官僚が天下りに作った法人を、自分たちの経営失敗を国民の金を使って減資するなど、全く許せない。こんな泥棒のような事をやっても、なお天下り先を死守しようとするとは、・・・・・・。
今、日経新聞の小説にあるがチンギス・ハンは、もうあの時代に人間はそれぞれ自由で平等に活きる権利があると言っていた。
何が民主主義だ。「明るい日本をつくる」など教科書にでも出てくるような政策課題では、やはり・・・・。
ところで4月28日は何の日だ。2003年4月28日を記憶しているか。日経平均が7628円と最安値を付けた日だ。歴史は繰り返すと言うが、反騰の日となるか。
米GDPが1-3月1.3%と4年ぶりの低成長で住宅投資の減速が鮮明で、景気減速・インフレ懸念がつよまる。にもかかわらず株価は企業業績発表が好調で高値更新が続く。日本の企業業績発表を見ても最高益更新の会社が続々出現している。だが日本株式は世界株価に完全において行かれる格好となった。米国景気のさき行きが最大の懸念で日本株が上昇しないとの理由づけは、もう通用しない。
なぜだろう。個人投資家が儲かっていないのが最大の原因だ。新興市場株や中小型株中心の銘柄の下落で、個人投資家が大きな痛手を受け、最近の大型株相場に乗れていないのが、日本株が世界同時株安以降の最大の要因ではないだろうか。
だが「最大益ボード」どで見ると、テーマ別に登録している銘柄にはっきりとした違うシグナルが読み取れる。毎日の多数の銘柄群をシュミレーションしていて気づくことなのです。「新興市場銘柄、中小型株銘柄」に、長い下落過程からの「買いシグナル」の多さに驚くばかりです。しかもシグナルの度合いが底値圏に点灯するシグナルに極似している。勿論業績が大幅に変化をした銘柄の価格変化も株価に大きく反映されています。しかしそれら好調業種の銘柄も株価はそれなりに株価評価されています。
しかし新興市場株の多くは、今の市場から完全に逆行しその度合いも甚だしい。末尾に日経JASDAQ指数のチャートを掲載しましたが、最大利益ボードのチャートでは、まだ買いシグナルは点灯していませんが、INX指数は、もう超割安を示す水準に到達し、日経JASDAQ指数も昨年11月の安値を下回らず上向きに転じたさまがはっきりと見えます。最大利益ボードも近々買いシグナル点灯は間違い有りません。
「今年最大のおいしい投資チャンスが、トコトン売り尽くされた新興市場株式にやってきた」と、見えます。
さて「最大益ボード」が、下した来週のNK平均の予想は、
Nk 現値17400.41(-28.76)
売(5_8)シグナル(17455.37_20070423)が点灯して5日目です。シグナルモードは、平均8日間続きます。 売買は自由活発にいいですが、あくまで利食い売りの押し目買いだけです。売り建て利食い売りは積極的に。 売り圧力が強まりそうです。売り優先で。押し目買いしながら SWと INXは 41↓42, 46↓49(85~25) 43予 パターン=( 12_3_+3) 買い益=984.5
評価星取表=★★★★★★
私のHP<http:/www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/>
「最大益ボード」のパスワードは「march」
よき週末をどうぞ。