今週の株式総括0328
日銀人事・ガソリン暫定税率などを巡り混迷する政治など外国人の日本株離れが鮮明になっている。
再度100円割れの円高で内外経済情勢も不透明感が増し、大手銀6グループの含み益も6割減った。家計の金融資産も昨年末で0.6%減ったというが、今年に入っての株安から見れば、なお一層の減少したことは明らか。民間の景気見通しも実質経済成長伸び率も今年前半0.2-0.3%で、08年度は1.5%成長になるという。2月の米住宅販売1.8%減、2月新築住宅は13年ぶりの低水準で、前年比は29%減となった。
米国もマネーの安全志向が鮮明で金融収縮懸念が鮮明だ。出てくる数字を見れば何を見ても、先行き希望がもてるモノがない。
しかし突如JPモルガン銀行はベアースタンズ証券の買収1株2ドル提示を、一挙に5倍の1株10ドルに値上げをした。
これは何を物語るか、いかにも証券化商品が急落し完全に流通が途絶え、価格を評価すら出来ないことになっていたか。100のモノが2-3割以下にしか評価されていない。実際は担保価値も割れている。通常の優良債券さえ、せいぜい5割ぐらいにしか評価されない異常事態となっていたのだ。
住宅ローンの借り手救済策や、住宅債券を証券化した債権でも下げ過ぎがあらためて認識されてきた。自ずとそこには、それら証券化ローンを買い取るヘッジファンドの創設が続々登場している。いずれ大々的に表面化しそう。そのときには、今の情勢は一転し、株式市場や債券市場は、一変した市場となっていることが予測される。
外国人の日本株の売却や、国際商品の急落は、これから住宅ローンに急展開する序曲の始まりと見えるが・・・。この円高で円を売却して、住宅ローン債権をこの安値で買えば将来どうなるか。商品の乱高下は、既にその動きの一端が始まったと見える。
機関投資家は、日本株に割安でも慎重姿勢で強気比率は低下、大企業の景況感も04年以来の最悪で1-3月は9.8ポイント悪化した。国内長短金利が逆転、逆日歩銘柄数が過去最高など、市場環境は最悪の時を迎えているよう。注目される内閣支持率は31%急落、日銀総裁空席やガソリン税の暫定税率の期限切れなど、政治を取り巻く環境は何一つ改善が見えない。
それでもここに「最大益指数ボード」でNK平均が木曜日に「買いシグナルが点灯した。
新興3市場は既に「買いシグナル」となり、安値から反発の兆しが出てきている。時を同じく最近の新興市場公開株の3社に1社は公開価格割れとなり市場離れが目立つ。こんな話が出てくると相場がひとまず底が見えてくるものだ。
果たして3月代3週の外国人の株式売越額など大幅に減少している。サブプライムに絡んだ売るべき日本株の外人のポジション調整の売りは、峠を越したのではないか。
相場の転機は、「総悲観」の時にうまれる。
Nk (20080328 現値12820.47(215.88))
買(2_10)シグナル(12604.58_20080327)が点灯して2日目です。シグナルモードは、平均点灯期間は10日です。 短期的に買いチャンスです。 買いの勢力徐々に強まる。売りきめしながら
SWと INXは 47↑44, 33↑32(75~20) 35予 パターン=( 16_6_±0) 総益5716.3=買い益(832.9)+売り益(4883.4)
評価星取表=☆☆☆☆
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よき週末をどうぞ
日銀人事・ガソリン暫定税率などを巡り混迷する政治など外国人の日本株離れが鮮明になっている。
再度100円割れの円高で内外経済情勢も不透明感が増し、大手銀6グループの含み益も6割減った。家計の金融資産も昨年末で0.6%減ったというが、今年に入っての株安から見れば、なお一層の減少したことは明らか。民間の景気見通しも実質経済成長伸び率も今年前半0.2-0.3%で、08年度は1.5%成長になるという。2月の米住宅販売1.8%減、2月新築住宅は13年ぶりの低水準で、前年比は29%減となった。
米国もマネーの安全志向が鮮明で金融収縮懸念が鮮明だ。出てくる数字を見れば何を見ても、先行き希望がもてるモノがない。
しかし突如JPモルガン銀行はベアースタンズ証券の買収1株2ドル提示を、一挙に5倍の1株10ドルに値上げをした。
これは何を物語るか、いかにも証券化商品が急落し完全に流通が途絶え、価格を評価すら出来ないことになっていたか。100のモノが2-3割以下にしか評価されていない。実際は担保価値も割れている。通常の優良債券さえ、せいぜい5割ぐらいにしか評価されない異常事態となっていたのだ。
住宅ローンの借り手救済策や、住宅債券を証券化した債権でも下げ過ぎがあらためて認識されてきた。自ずとそこには、それら証券化ローンを買い取るヘッジファンドの創設が続々登場している。いずれ大々的に表面化しそう。そのときには、今の情勢は一転し、株式市場や債券市場は、一変した市場となっていることが予測される。
外国人の日本株の売却や、国際商品の急落は、これから住宅ローンに急展開する序曲の始まりと見えるが・・・。この円高で円を売却して、住宅ローン債権をこの安値で買えば将来どうなるか。商品の乱高下は、既にその動きの一端が始まったと見える。
機関投資家は、日本株に割安でも慎重姿勢で強気比率は低下、大企業の景況感も04年以来の最悪で1-3月は9.8ポイント悪化した。国内長短金利が逆転、逆日歩銘柄数が過去最高など、市場環境は最悪の時を迎えているよう。注目される内閣支持率は31%急落、日銀総裁空席やガソリン税の暫定税率の期限切れなど、政治を取り巻く環境は何一つ改善が見えない。
それでもここに「最大益指数ボード」でNK平均が木曜日に「買いシグナルが点灯した。
新興3市場は既に「買いシグナル」となり、安値から反発の兆しが出てきている。時を同じく最近の新興市場公開株の3社に1社は公開価格割れとなり市場離れが目立つ。こんな話が出てくると相場がひとまず底が見えてくるものだ。
果たして3月代3週の外国人の株式売越額など大幅に減少している。サブプライムに絡んだ売るべき日本株の外人のポジション調整の売りは、峠を越したのではないか。
相場の転機は、「総悲観」の時にうまれる。
Nk (20080328 現値12820.47(215.88))
買(2_10)シグナル(12604.58_20080327)が点灯して2日目です。シグナルモードは、平均点灯期間は10日です。 短期的に買いチャンスです。 買いの勢力徐々に強まる。売りきめしながら
SWと INXは 47↑44, 33↑32(75~20) 35予 パターン=( 16_6_±0) 総益5716.3=買い益(832.9)+売り益(4883.4)
評価星取表=☆☆☆☆
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