今週の株式総括0730
NY市場7月2日週末金曜日9686,48ドルが安値で、現在7月30日月末10465.94ドルとなった。779.46ドル上昇した。
あの反面教師と私がいうあの人が、その時7月5日付けレポートで何と書いたか。「短期的底値が見えない、株式でマイナスバブル化」などと下落を予想したのだ。これほど極端に、そのレポートを書いた方向予想が全くの逆となる人も珍しい。彼が引き合いに出しているポール・グルグマン氏は第三次恐慌などと悲観論を説き、バートンビックス氏はその持株の大半を処分し、情勢は一気に不透明となっているという。私は外国の学者や投資家・評論家など名前は殆ど知らない。新聞や本で見たのかも知れないが、そんな人の名前など記憶することもないし、覚えることもない。
こんな人が不安感を誘導して言葉巧みに煽り立て安値、底値をつけるのが世の常とは言いながら、この反面教師が教師と崇める反面教師が、いたのかとはっきりと確認できた。短期的と書いているが短期とはいったい何日を見るのか。「中長期的には期待は変わらず」と彼はいう。当たらなかったらその言い訳となるような表現をしている。目先のことが判らずにその先を読むことは難しい。短期が判らない人が長期を予測するなんて資格はない。長期の方が色々と状況や条件が変動、変化の度合いが変わってくる。短期より長期になればなるほど、条件が変わってその度合も大きくなったり小さくなったりで事態も黒々変化する。当然のことと思う。短期の予測の当たらない人が、中長期の方が尚更判るはずがない。全く無責任な予想をしているとしか思えない。只感覚的にものを英語や詭弁で表現している。難しい言葉使いや英語、カタカナなどの言葉でさも学術的に物事を理解している、精通しているがごとき表現をする人のレポートには、特に注意しなければならないと思う。人はそんな言葉で迫られると簡単に騙される。その傾向が特に高くなる。
学者で研究する、物知りで知識が深い等と言っても、それは研究室や学会だけの話であって現実の世界ではなかなか通用しないのと同じようなことなのだ。アナリストの評価したように株価が動かない。「材料出尽くし」とかの言葉が出るのがその説明になると思うのだが。格付け会社が格付け、アナリストが目標株価など出すが、それに基づいて売買して儲からないのと同じである。やはりそれは投資家の判断材料として利用するに留めるのが、正しい使い方なのでしょう。
まえにもこの話を取り上げたが、月末に確認証明をしようとして、ここに取り上げました。
反面教師の話は「今週の株式総括0709」の終盤を参照ください。
テクニカル的に見ても米株は、こんな環境下で先の安値を下抜けせず、4月高値を上抜けして雲の上抜けまで達成した。しかもW底の形成となっているのです。グリンスパーンFRB議長がは、「米国景気は先行き不透明感が増した」と議会証言した。
米成長が4-5月年率換算で2.4%成長に下落した現在でも、米株価は厳然たる位置にあるのです。先の高値を上抜けして、やれやれのV字やW字の達成感とチャートで言うその把手を形成するところと見えます。
先行き景気は悪くなる予測を折り込んで、現在の好調企業業績から勘案すると、株式の割安感が大きく増した。利益回復、資産内容などから、仮に、景気不安などでさ更なる下落があったとしても、割安感の方が投資家に取って魅力が高い。そんな気持ちが込められたNYダウの動きであり位置なのです。
日本企業は4-6月好決算で純利益が%上昇というより何倍と表現される方が多いぐらい。にも拘わらず日本株と米株の差は開く一方だ。欧米の銀行のストレステスト(健全性の審査)での、欧州経済不安、米中の景気先行き不安など、景気減速不安から日本株式の上値が重い。円高ドル安が続く、しかし外国人投資家は、若干だが売り越しから買越の日が続くようになって来た。日本株の目覚しい回復ぶりと割安感に注目し始めたのではないか。インドなどの引き締め、中国景気の不安などから、投資先が徐々に日本株に変わりつつある。
あれほどまでに日本株を敬遠した外国人投資家の大量資金移動の日が近づいているのではないか。大量の資金を移動するにはそれなりの市場がなければならない。そんな絶好の市場に今日本はなりつつあり、そうなった様だ。バーゲンセールとなって又外人にいいところを持って行かれるのか。
NY市場7月2日週末金曜日9686,48ドルが安値で、現在7月30日月末10465.94ドルとなった。779.46ドル上昇した。
あの反面教師と私がいうあの人が、その時7月5日付けレポートで何と書いたか。「短期的底値が見えない、株式でマイナスバブル化」などと下落を予想したのだ。これほど極端に、そのレポートを書いた方向予想が全くの逆となる人も珍しい。彼が引き合いに出しているポール・グルグマン氏は第三次恐慌などと悲観論を説き、バートンビックス氏はその持株の大半を処分し、情勢は一気に不透明となっているという。私は外国の学者や投資家・評論家など名前は殆ど知らない。新聞や本で見たのかも知れないが、そんな人の名前など記憶することもないし、覚えることもない。
こんな人が不安感を誘導して言葉巧みに煽り立て安値、底値をつけるのが世の常とは言いながら、この反面教師が教師と崇める反面教師が、いたのかとはっきりと確認できた。短期的と書いているが短期とはいったい何日を見るのか。「中長期的には期待は変わらず」と彼はいう。当たらなかったらその言い訳となるような表現をしている。目先のことが判らずにその先を読むことは難しい。短期が判らない人が長期を予測するなんて資格はない。長期の方が色々と状況や条件が変動、変化の度合いが変わってくる。短期より長期になればなるほど、条件が変わってその度合も大きくなったり小さくなったりで事態も黒々変化する。当然のことと思う。短期の予測の当たらない人が、中長期の方が尚更判るはずがない。全く無責任な予想をしているとしか思えない。只感覚的にものを英語や詭弁で表現している。難しい言葉使いや英語、カタカナなどの言葉でさも学術的に物事を理解している、精通しているがごとき表現をする人のレポートには、特に注意しなければならないと思う。人はそんな言葉で迫られると簡単に騙される。その傾向が特に高くなる。
学者で研究する、物知りで知識が深い等と言っても、それは研究室や学会だけの話であって現実の世界ではなかなか通用しないのと同じようなことなのだ。アナリストの評価したように株価が動かない。「材料出尽くし」とかの言葉が出るのがその説明になると思うのだが。格付け会社が格付け、アナリストが目標株価など出すが、それに基づいて売買して儲からないのと同じである。やはりそれは投資家の判断材料として利用するに留めるのが、正しい使い方なのでしょう。
まえにもこの話を取り上げたが、月末に確認証明をしようとして、ここに取り上げました。
反面教師の話は「今週の株式総括0709」の終盤を参照ください。
テクニカル的に見ても米株は、こんな環境下で先の安値を下抜けせず、4月高値を上抜けして雲の上抜けまで達成した。しかもW底の形成となっているのです。グリンスパーンFRB議長がは、「米国景気は先行き不透明感が増した」と議会証言した。
米成長が4-5月年率換算で2.4%成長に下落した現在でも、米株価は厳然たる位置にあるのです。先の高値を上抜けして、やれやれのV字やW字の達成感とチャートで言うその把手を形成するところと見えます。
先行き景気は悪くなる予測を折り込んで、現在の好調企業業績から勘案すると、株式の割安感が大きく増した。利益回復、資産内容などから、仮に、景気不安などでさ更なる下落があったとしても、割安感の方が投資家に取って魅力が高い。そんな気持ちが込められたNYダウの動きであり位置なのです。
日本企業は4-6月好決算で純利益が%上昇というより何倍と表現される方が多いぐらい。にも拘わらず日本株と米株の差は開く一方だ。欧米の銀行のストレステスト(健全性の審査)での、欧州経済不安、米中の景気先行き不安など、景気減速不安から日本株式の上値が重い。円高ドル安が続く、しかし外国人投資家は、若干だが売り越しから買越の日が続くようになって来た。日本株の目覚しい回復ぶりと割安感に注目し始めたのではないか。インドなどの引き締め、中国景気の不安などから、投資先が徐々に日本株に変わりつつある。
あれほどまでに日本株を敬遠した外国人投資家の大量資金移動の日が近づいているのではないか。大量の資金を移動するにはそれなりの市場がなければならない。そんな絶好の市場に今日本はなりつつあり、そうなった様だ。バーゲンセールとなって又外人にいいところを持って行かれるのか。