今週の株式総括1205
国内金融機関の証券化商品の損失は3.2兆円膨らんだ。公的資金は上期の運用損失は3.3兆円、17生保の含み益は32%減少した。農林中金は含み損1.5兆円となった。最近発表された損失一部で、いよいよ日本の金融機関も金融危機が現実となって迫ってきた。日本の一流企業もリストラの嵐、雇用解雇やリストラが押し寄せる。未曾有の金融危機によって引き起こされつつある実体景気の悪化は9月中旬のリーマン・ブラザーズ破綻以降、まるで崖から崩れ落ちるようなスピードである。企業業績もしかり、トヨタの今期営業利益が前3月期から1兆6000億円強も落ち込むとの予想や、パナソニックの連結純利益も89%減予想など、ただ驚くばかりである。
ところが国の出先機関ほぼ存続し、廃止後退は6局・事務所統合だけと、国の出先機関に3万4000人の削減を求めるという分権委の勧告だけ、具体的リストラはなにもない。あの問題の社保庁は年金改ざんという犯罪を犯した人間さえ、居残れるという。リストラだ解雇だの言葉は役人の世界にはない。こんな世界にした政治を許せない。
世界で個人で損をした人の上位ランクは、第一位リライアルコミュニケーションCEOのアニールアンバニー氏3兆1千億円、第2位ミタル氏2兆千億円、第3位アデルCEO2兆8600億円、パフェット氏1兆2千億円、コーリマン1兆円・・・・と続く。もともと資金がでかいので、こんな人やられてもたかがしれている。個人のなけなしの金がスッテンンテンになったのとは分けが違う。
こんな100年に1度の危機だというのに、麻生首相の対応の遅いこと牛車のごとし。中国は1%超の利下げで内需拡大や設備投資を刺激する。国会を延長し第二次補正も審議すると思いきや、党首会談で民主小沢に言われたばっかりに、1月国会まで先延ばし。国民の心配はそっちのけで、解散選挙のためのバカな意地の張り合いをやる。定額給付金を地方に丸投げ、景気対策と財政再建などもうどこ吹く風。公共投資拡大が景気対策という麻生政治、数年前の自民政治に変わりなく、民主党の菅氏から「政権自体が政治空白」とまでいわれ、与党幹部からも批判続出で政権はまさに崖っぷち・・・。
サブプライム発祥の地、米国は、GMなど自動車が「プレパッケイジ破産」を計画しているという。計画的倒産をして、議会の支援を受ける。ようやくソフトランディングの可能性も見えてきた。
オバマ次期大統領は60兆円ともいわれる景気刺激策を用意して政権に望む。この金額はGDPの4%に相当する。米経済のマイナス成長を一気に埋めるべき大型景気刺激策を用意しているのだ。当面の自動車産業の救済を巡る問題で、成り行き次第では、金融恐慌から大量の失業者の増大で暗黒の時代突入懸念から、昨日までのNY大幅下落した。NK平均も当然週末は大幅下げになると思いきや意外にも下げなくなった。
リストラ、破綻、解雇などくらいニュースの続くなか、そろそろ来年からの新しい動きを捉えた買い物を用意しておくべきことの暗示ではないか。
鉄は神鋼、車はいすゞ、資源はマテリアル、化学は宇部興の低位4羽からす・・・。
トコトン売りたたかれたこんな銘柄をパックで買って、倍増計画なんて面白いと思うのだが。
以前都内支店の証券店頭レディだった女性からメールがあった。息子も高校受験を受ける年になりました。学校から帰って来るなり「このひとお母さんが勤めていた会社の社長さんでしょう」「社員はわるくないですから」と、破綻した山一証券の社長が涙ながらに言っているあの写真・・・社会の教科書にまで載っていたのです。
歴史は繰り返すとは、よくいったものだ・・・・。10年経って今また地球上で同じようなことが繰り返されている。政治も経済も何ら変わっていない。
PERはあくまで225市場平均であるが、もう既にPERは10倍を割れ、優良株の中には5倍前後のモノがある。やはりそれを考えるとき、年初来高値から50%以上の値下がりでPER10倍以下、PBR1倍以下、配当3%以上の銘柄は、。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saikoekiboad/tyumoku3/teiper_highrimawari.htm
http://fukurou.sub.jp/ は、「注目銘柄を速報配信」するサイトです。銘柄診断(無料)
日経平均の最大益ボードで分析したチャートです。
http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saikoekiboad/kaisetsu/kaisetu.htm
国内金融機関の証券化商品の損失は3.2兆円膨らんだ。公的資金は上期の運用損失は3.3兆円、17生保の含み益は32%減少した。農林中金は含み損1.5兆円となった。最近発表された損失一部で、いよいよ日本の金融機関も金融危機が現実となって迫ってきた。日本の一流企業もリストラの嵐、雇用解雇やリストラが押し寄せる。未曾有の金融危機によって引き起こされつつある実体景気の悪化は9月中旬のリーマン・ブラザーズ破綻以降、まるで崖から崩れ落ちるようなスピードである。企業業績もしかり、トヨタの今期営業利益が前3月期から1兆6000億円強も落ち込むとの予想や、パナソニックの連結純利益も89%減予想など、ただ驚くばかりである。
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世界で個人で損をした人の上位ランクは、第一位リライアルコミュニケーションCEOのアニールアンバニー氏3兆1千億円、第2位ミタル氏2兆千億円、第3位アデルCEO2兆8600億円、パフェット氏1兆2千億円、コーリマン1兆円・・・・と続く。もともと資金がでかいので、こんな人やられてもたかがしれている。個人のなけなしの金がスッテンンテンになったのとは分けが違う。
こんな100年に1度の危機だというのに、麻生首相の対応の遅いこと牛車のごとし。中国は1%超の利下げで内需拡大や設備投資を刺激する。国会を延長し第二次補正も審議すると思いきや、党首会談で民主小沢に言われたばっかりに、1月国会まで先延ばし。国民の心配はそっちのけで、解散選挙のためのバカな意地の張り合いをやる。定額給付金を地方に丸投げ、景気対策と財政再建などもうどこ吹く風。公共投資拡大が景気対策という麻生政治、数年前の自民政治に変わりなく、民主党の菅氏から「政権自体が政治空白」とまでいわれ、与党幹部からも批判続出で政権はまさに崖っぷち・・・。
サブプライム発祥の地、米国は、GMなど自動車が「プレパッケイジ破産」を計画しているという。計画的倒産をして、議会の支援を受ける。ようやくソフトランディングの可能性も見えてきた。
オバマ次期大統領は60兆円ともいわれる景気刺激策を用意して政権に望む。この金額はGDPの4%に相当する。米経済のマイナス成長を一気に埋めるべき大型景気刺激策を用意しているのだ。当面の自動車産業の救済を巡る問題で、成り行き次第では、金融恐慌から大量の失業者の増大で暗黒の時代突入懸念から、昨日までのNY大幅下落した。NK平均も当然週末は大幅下げになると思いきや意外にも下げなくなった。
リストラ、破綻、解雇などくらいニュースの続くなか、そろそろ来年からの新しい動きを捉えた買い物を用意しておくべきことの暗示ではないか。
鉄は神鋼、車はいすゞ、資源はマテリアル、化学は宇部興の低位4羽からす・・・。
トコトン売りたたかれたこんな銘柄をパックで買って、倍増計画なんて面白いと思うのだが。
以前都内支店の証券店頭レディだった女性からメールがあった。息子も高校受験を受ける年になりました。学校から帰って来るなり「このひとお母さんが勤めていた会社の社長さんでしょう」「社員はわるくないですから」と、破綻した山一証券の社長が涙ながらに言っているあの写真・・・社会の教科書にまで載っていたのです。
歴史は繰り返すとは、よくいったものだ・・・・。10年経って今また地球上で同じようなことが繰り返されている。政治も経済も何ら変わっていない。
PERはあくまで225市場平均であるが、もう既にPERは10倍を割れ、優良株の中には5倍前後のモノがある。やはりそれを考えるとき、年初来高値から50%以上の値下がりでPER10倍以下、PBR1倍以下、配当3%以上の銘柄は、。
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