仕事の後、ふらっとケルンの中心ではないけど栄えている場所に降り立ちました。
もしかしたらこのあたりにも日本のレストランがあるんじゃないかと想像しまして。そしたら、ありました。それがFUJIです。このお店には、残念ながら、日本人スタッフはいませんでしたが、たまたま休みでいないだけだったようで、ちゃんと日本人スタッフはいるそうです。こちらのお店は、まさにIMBISS、簡易食堂タイプの王道のお店でした。
が、残念ながら、ラーメンはありませんでした。ざるうどんがあったので、そちらを注文しました。昔ならざるうどんでもかるく10ユーロを超えていましたが、ここはなんと5ユーロ。500円です。500円でざるうどんがドイツで食べられる、それだけでもう大事件だと思うんですけどね。そういう時代になったんですね。14年前とかだと全然考えられない。JAPANムーブメントの一環と考えてよいかと思います。
出てきたざるうどんは、まさにそのままざるうどんでした。ドイツは、日本に比べて、むしむしとしていないので、料理もそんなにキンキンに冷やしたりはしません。ビールも冷やさない国ですからね。キンキンに冷えたうどんを想像してたので、少し(かなり)ぬるく感じました。が、でも、熱くないうどんなので、よしとしましょう。それよりも問題なのは、そばつゆですかね。これはちょっとうーんって感じでした。悪くはないんだけど、なんとも薄いというかなんというか。わさびはキーンときましたけどね。でも、まぁ、500円のざるうどんだと思えば、こんなもんかなぁとも思います。
遂にうどんも、ファストフードの仲間入りなんですね。ラーメンよりも先に市民権を得てしまうかもしれません。うーん、喜んでいいのかどうなのか。
さすがケルン、大都会だけあって、たくさんの日本レストランがありました。が、ラーメンとなると、かなり不毛地帯かもしれません。ここまで苦戦するとは…。ざくっと調べて、ざくっと回ったところ、ラーメン専門店は、MoschMoschのみ。デュッセルドルフやベルリンのように、ラーメン専門店があるわけではありませんでした。
それからもう一つ。ケルンの街を歩いていて、日本人らしき人はほとんど見ませんでした。住んでいる人は結構多そうですけどね。でも、日本レストランは増えている。日本人向けではない、こっちの現地の人向けのお店が増えているってことですよね。でも、みんなが期待しているのは、寿司なんだろうな、、、、と。