Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E-

ラーメンショップ狸亭@千葉(都町) 創業20年!「昔の味」が残るお店かも!?

今日の僕のお目当ては、こちらの「ラーメンショップ狸亭」でした。

千葉市内、特に中央部のラーメン屋さんで行ったことのないお店に行ってみたいなぁと思い、いろいろと探していたら、このお店の存在に気付きました。僕は、全く知りませんでした。が、千葉のラーメンブロガー、SATAROUさんのブログ『SATAROUのきままなブログ』で、既に紹介されていました。(食べた後に気付きました)

http://ameblo.jp/satarou3/entry-11223608888.html

それ以外には、あまり情報らしき情報も、実食レポもなさそうです。唯一、実食レポが読めるのは、食べログですかね。味噌ラーメンが薦められています。
http://r.tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12009575/dtlrvwlst/

上の写真で分かると思いますが、かなりレトロで、渋いお店です。創業は20年くらい。30年という説もあります。年配のご夫婦で切り盛りされている町のラーメン屋さんという感じでしょうか。いまどきのラーメン屋さんでは全くないですね。常連さんのためだけのお店、という感じでしょうかね。そうそう、場所もかなりマニアックです。メインの大通りから少し入ったところにあります。

店内は、L字カウンターと座敷にテーブルが二つあります。なかなか「昭和な感じ」です。ラーメンレトロマニアの僕的には、雰囲気はすごい好きですね。いい感じです。メニュー表も渋かったです。

 

一応、基本は、醤油ベースの「ラーメン」ですね。450円です。で、さらに、別に「狸そば」というのがあります。聞くと、醤油ラーメンに野菜炒めとチャーシューがのっているそうです。かつては、天かすが入っていたみたいです。たぬきですからね。たぬきそばのラーメンバージョン+野菜、という感じだったみたいです。現在は、その天かすを作る会社がなくなり、チャーシューを代用しているみたいです。

で、さんざん悩んだ結果、ラーメンをいただきました。あと、ミニ・チャーハンも頂きました。半チャンセットですね☆

 

見た目は、懐かしさ溢れるレトロ・クラシックな中華そばという感じです。ホウレンソウ、チャーシュー、のり、メンマ、ネギと、王道のトッピングですしね。なるとはなかったなぁー。

お味は、、、

うーん。かなり独特です。いわゆる「昔ながらの中華そば」のような味わいで、生姜の味が強く効いています。が、生姜味の昔ながらの中華そばという感じでもない。とにかく独特な配合になっているスープですね。独特!

僕的には、「昔ながらの中華そば」じゃなくて、「昔の中華そば」と言いたいところですかね。それこそ、40年くらいのラーメンの味なんじゃないかな、と。いや、50年前かな。そう思って食べると、食べられる気がします。「昔ながらの中華そば」を期待していくと、そうでもないかな、と思うと思います。とにかく、味わいが強烈過ぎて、びっくりしました。…としか、いいようがないとうかなんというか。異彩を放っています、、、 うま味成分がどうこうっていう次元以前のところで、なんとも、、、

全体的に甘いです。甘くて、味がぼんやりしています。醤油の味とダシの味がたちすぎていて、そのバランスもかなりミスマッチしているかな、と。

メンマも、なんか変な甘みがあって、独特でした。(僕にはちょっときつすぎました)

チャーシューは悪くはないんでしょうけど、硬かったですね。味もややぼやけている感じでした。

これはいったい?!…

ただ、時間帯のせいか、店主さん(?)のおじさんが裏にひっこんでしまい、奥様が作ったラーメンでした。なので、この味がそのままこのお店の味なのかはわかりません。また、たまたま、こういう味だったのかもしれません。いずれにしても謎です。また、たまたま、この日のスープがいつもと違っていたのかも、、、汗

強いて言えば、グアムの空港で食べたラーメンに近いものがありましたね。
http://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/a4d2c1da6efd9fc367a85b7ad0ee6b61 

けれど、チャーハンはなかなかジャンキーで美味しかったです。

あらかじめ、紅ショウガも入っていて、これが独特な食感を産んでいました。味的には、分かりやすいタイプの、町のラーメン屋さんのチャーハンでした。ボリュームも満点で、具もたくさん。そして、ふんわりで、もちもち。これで、350円はお値打ち価格ですよ。素晴らしいです。

…なんで、こんなにチャーハンは美味しいのに、、、(汗、、、以下、自制)

たまたま劣化したスープに当たっちゃったのかな。これは、真実を見極めるために、もう一度は行かねばならない(かもしれない)。。。

でも、それでも、この場所で、20年続けてきたということは否定し得ない事実。きっと、この味を愛するお客さんもいるのでしょう。それはそれで素敵なことだと思います。

僕の中でも、良くも悪くも、かなりインパクト大となったお店になりましたね。とにかく、最初から最後までミステリアス&デンジャラスなお店でした。好奇心と勇気のある方は是非行ってみるのもいいかもしれません(ただし、行ったことによる責任は負いかねます)。

しばらくは、昔ながら系はいいかなと思いながら、愛車で帰りました、とさ。

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