千葉ラーメン好きの皆さま! お待たせいたしました。遂に、遂に念願の『駅前ラーメン』(あるいは駅前ラーメン二番?)に無事潜入レポ、成功いたしました!(「誰も待ってねーよ」って言わないよーに!!!)
それこそ10年以上前から気になっていたお店であります。ググっても、このお店の情報は皆無であります。千葉で最も入りにくいラーメン店ではないでしょうか?
千葉のラーメン好きの人で、このお店に入った人はどれくらいいるんでしょうかね? 少なくともブロガー界では、一切の情報が出ておりません! 駅からこんだけ近いのに、情報が一切ないとは… これは極めてレアなケースかと思います。かくいう僕も、このお店を通り過ぎながら、いつも行けずに終わっていました。。。
さて、このお店、何から何までレトロです。店主さんは昭和25年生まれ。うちのお母さんとほぼ同じ年。モノレールができた後、この場所にラーメン店を開いたそうです。それまでは屋台をやっていたそうです。過去については多くを語らず、という感じでした。
メニューはシンプル。ラーメンととんこつラーメンとチャーシューメンのみ。三種のみ。他はなにもないです。ゆで卵が50円で売ってました。どちらもここで作っているスープみたいです。一番出るのはラーメンだということで、ラーメンを注文しました。
出てきたラーメンは、それはそれは美しいシンプルなラーメンでした。スープを一口飲むと、昔ながらの味わいに、醤油が引き立っています。スープは鶏を中心とした清湯スープでした。それに、生姜が結構効いています。生姜のやや強い昔ながらの醤油ラーメンって感じでした。
が、なんか違う… 独特の甘みがあるんです。なんか不思議な甘さ。店主のおじちゃんに突っ込んで話を聴くと、なんと砂糖を入れているんだとか。この独特な甘さは砂糖から来るんだ~~と驚きました。前に『ラーメン発見伝』で、昔ながらのラーメンで砂糖が入っているラーメンの話がありましたが、それを思い出しました。
自家製チャーシューも、ややぱさついていますが、このスープにはこのチャーシューあり!って感じで、満足でした。メンマも嫌みのない味わいでよかったです。大量のネギも、彩りのみならず、味にも影響していました。
これだけのラーメンで、500円はお見事!でした。
いわゆるラーメンフリークが求めるラーメンではないかと思いますが、ここでしか味わえないスープ、ここ独特の屋台的な世界観、おじちゃんの余裕ある雰囲気、どれも魅力的でした☆
このお店、入るのにすごい勇気がいります。女性一人じゃまず無理でしょう。おじちゃんたちの集いの場になっていますからね。でも、想像していたより、はるかにユニークなラーメンを出しているお店でした。次回は是非豚骨ラーメンも食べてみたいですね。豚骨ラーメンもこちらで作っているスープらしいです。
以上、今年最も入るのにドキドキしたお店でした。
場所は、パルコバス乗り場近くです!!!