しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「十二国記 丕緒の鳥」  小野不由美 

2019年10月22日 | 読書
「十二国記 丕緒の鳥」  小野不由美  講談社文庫   4編からなる短編集。 「丕緒の鳥」 慶国に新王が登極した。 即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。 陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。 希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか―   <文庫本裏カバーより> 「落照の獄」 柳国では、殺刑(死刑)は法律としてあるが、劉王が認めず行 . . . 本文を読む
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ラグビーW杯 準々決勝

2019年10月20日 | スポーツ
ラグビーW杯 準々決勝 イングランド 40-16 オ-ストラリア ニュージーランド 46-14 アイルランド ウェールズ20-19フランス 日本 3-26南アフリカ 日本はベスト8で終了。 勝てなかったけれど、前半は互角に戦い善戦した。 南アフリカの勢いが凄かった。 スクラムも押されて、ボールを奪われた。 後半はかなり気合が入っていた。 イングランド-ニュージーランドが事実上の決勝戦、なんて声 . . . 本文を読む
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「十二国記 黄昏の岸 暁の天」(再読)  小野不由美 

2019年10月20日 | 読書
「十二国記 黄昏の岸 暁の天」(再読)  小野不由美  講談社文庫   登極から半年、戴国再興に燃える泰王驍宗。 反乱鎮圧のために自ら文州に赴いた王の悲報に、留守を預かる幼い泰麒は衝撃をうけ、大鳴動とともに忽然と姿を消した。 王と麒麟を突然失い、偽王の圧政が始まった戴―。 その行く末を案じ将軍李斎は命をかけて景王陽子に会うために空を翔けるが・・・・・・。       <文庫本裏カバーより> 李 . . . 本文を読む
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「十二国記 華胥の幽夢」(再読)  小野不由美

2019年10月15日 | 読書
「十二国記 華胥の幽夢」(再読)  小野不由美  講談社文庫   5編からなる短編集。 「冬栄」 泰麒は自分が国や驍宗のために何も出来ないと気にしていた。 そんな時、驍宗から漣国へ使節として赴くことになる。 廉麟には泰麒が蓬莱から戻る時に手助けしてもらっていて、そのお礼もあった。 廉王・世卓は、農夫から王になった人物だった。 宮殿でも畑仕事をする廉王は「王は天から賜った役目、農夫は仕事」と言う。 . . . 本文を読む
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「十二国記 風の万里 黎明の空」(再読)  小野不由美 

2019年10月14日 | 読書
「十二国記 風の万里 黎明の空」(再読)  小野不由美  講談社文庫  上・下巻 鈴は海客として才の国に流れ着く。 言葉が分からず、落ち着く先を見付けられない鈴は、初めて言葉が分かった飛仙の梨耀に頼み込み下僕となる。 しかし、梨耀は自分の鬱憤を鈴ら下僕に無理を言う事で晴らしていた。 100年勤めるが、耐えきれなくなる。 そんな時、新たに王になった慶国の王が海客で自分と同じ娘だと知り、きっと自分と . . . 本文を読む
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第31回出雲駅伝 国学院大初優勝

2019年10月14日 | スポーツ
第31回出雲駅伝 国学院大初優勝 大学駅伝の幕開け。 国学院大が駅伝初優勝。 2位駒沢、3位東洋、4位東海、5位青山。 4強と言われた4校がその後に続いた。 最終区の残り700メートルで1位を快走かと思った駒沢を抜き去る。 1区は北海道選抜(札幌学院)のローレンス・グレ選手が飛び出して独走、面白い展開になった。 3区から、東海がちょっと遅れ気味だったが、4校がほぼ固まって走る展開。 その中から駒 . . . 本文を読む
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ラグビーW杯 日本初の決勝トーナメント進出

2019年10月13日 | スポーツ
ラグビーW杯 日本大会 日本初の決勝トーナメント進出 プール戦が終了し、プールAの日本は全勝で1位通過。 ベスト8。 ラグビーは勝ちだけの点ではなく、ボーナスポイントがあるから、ちょっとややこしい。 3連勝していても、1敗すると決勝トーナメントに行けない時もある。前大会の時の様に。 最後はスコットランド戦。 台風で開催が危ぶまれ、中止の時は引き分けで日本が決勝トーナメント進出になるが。 試合は行 . . . 本文を読む
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「十二国記 風の海 迷宮の岸」(再読)  小野不由美 

2019年10月12日 | 読書
「十二国記 風の海 迷宮の岸」(再読)  小野不由美  講談社文庫   黄海にある蓬山には捨身木がある。 その白い枝に実る、金色の果実から生まれるのは麒麟。 麒麟が実った時、その世話をする女怪も一緒に生まれる。 女怪は実が育ち、麒麟が生まれるまでの10か月、木の下で実を守る。 戴の国の麒麟が実った時の女怪は、上体は人で下は豹で尾は蜥蜴。白汕子(はくさんし)と名付けられる。 汕子は生まれて来るのは . . . 本文を読む
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「十二国記 図南の翼」(再読)  小野不由美

2019年10月10日 | 読書
「十二国記 図南の翼」(再読)  小野不由美  講談社文庫   恭国は先王崩御から27年経ち、荒廃は進み妖魔も現れるようになっていた。 豪商の12歳の娘、珠晶は王がいないから国が荒れるのを分かっているのに、周りの大人が昇山しない事に苛立っていた。 昇山とは黄海の蓬山にいる麒麟のもとを訪れ天意を諮ること。 王となる者には王気があり、麒麟が王と認め王となる。 蓬山のある金剛山に入る道は4つ。 それぞ . . . 本文を読む
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「十二国記 東の海神 西の滄海」(再読)  小野不由美

2019年10月07日 | 読書
「十二国記 東の海神 西の滄海」(再読)  小野不由美  講談社文庫    十二国の中の雁州国。 即位して長く善政を布いた梟王の心に魔が訪れ、国は荒廃した。 その後の延麒が王を探し出す事が出来ず、30年の天寿尽きて斃れる。 荒廃は進み、土地に緑はなく民の数も少なくなる。 次の延麒は胎果として蓬莱の国に生まれる。 六太と呼ばれた子は4歳の時、戦さ続きで焦土となり貧しさから親に捨てられた所を見つけら . . . 本文を読む
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