しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「絡新婦の理」   京極夏彦 

2011年10月25日 | 読書
「絡新婦の理」   京極夏彦        講談社文庫 『目潰し魔・平野』の連続殺人が千葉の勝浦近辺で起こっていた。 『目潰し魔』の第4の被害は東京の連れ込み宿で起き木場刑事はその現場にいた。 被害者、前島八千代は、老舗呉服屋の妻で、蜘蛛を名乗る者から、呼び出しを受けていた。 第3の被害者、山本純子は千葉の勝浦にある、聖ベルナール女学院の教師。 女学院では、「蜘蛛の僕」と言うグループがあり、黒魔 . . . 本文を読む
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ラグビーW杯 2011  ニュージーランド優勝

2011年10月24日 | スポーツ
ラグビーW杯 2011ニュージーランド大会   3位決定戦 オーストラリア 21-18 ウェールズ 3位決定戦とは思えない、激しい試合。 今回は怪我人が多く出たそうだが、この試合でも流血者がたくさん。 あのラックやタックルを見ると、そうなるのも分かる。 やはりこのあたりは日本と違う。 オーストラリアのペースで試合は進んで行くが、それでも点が入らないと分からない。 1度に入る点が大きいラグビー。 . . . 本文を読む
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「廃墟に乞う」   佐々木譲 

2011年10月21日 | 読書
「廃墟に乞う」   佐々木譲         文藝春秋 6編からなる連作短編集 「オージー好みの村」 オーストラリア人が多いニセコ町。 貸し別荘のオーナー、アーサー・リチャーズに殺人の容疑が掛かる。 自分のコテージで若い女性が殺され、第一発見者だったためだ。 アーサーの友人の中村聡美は、かつて事件の証言者として仙道と出会っていた。 町には、オージーを排除したいという機運があり、このままでは犯人 . . . 本文を読む
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「鉄鼠の檻」  京極夏彦 

2011年10月20日 | 読書
「鉄鼠の檻」  京極夏彦        講談社NOVELS 雪が降り積もる、奥湯本にある仙石楼。 古い宿に宿泊しているのは、常連客の久遠寺嘉親老人と古物商『待古庵』の今川雅澄。 今川は、商談の相手を5日間待っていた。 それは、近くにある明慧寺の坊主了稔で、この宿を指定したいた。 その明慧寺に取材に行くため、『稀譚月報』の記者、中禅寺敦子と鳥口守彦が訪れる。 もう一人、取材に同行する飯窪季世恵は前 . . . 本文を読む
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ラグビーW杯2011ニュージーランド大会  準決勝

2011年10月19日 | スポーツ
ラグビーW杯2011ニュージーランド大会  準決勝 日本は、予選リーグを0勝3敗1分の成績。 残念ながら勝ち星はなし。 前回と同様にカナダと引き分ける。 これは、リードしていて追いつかれたので、勿体なかった。 準決勝 流石に一発勝負に入ると、緊張感が違う。 準決勝に進出しのは、プールAからフランスとニュージーランド。ウェールズとオーストラリア。 フランス-ウェールズ、オーストラリア-ニュー . . . 本文を読む
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第88回箱根駅伝予選会

2011年10月18日 | スポーツ
第88回箱根駅伝予選会 40校466人が参加。 9校が箱根の切符を手にする。 だたし、上位6校はタイムのままだが後に3校はインカレポイントが関係する。 インカレポイント、いらない気がするのだが。 20年ぶりの雨天のスタートだったが、雨は途中で上がる。 レースを引っ張ったのは、山梨のコスマス選手と日大のベンジャミン選手。 しかし、ベンジャミン選手は途中から遅れ、2位に同じ日大の佐藤佑輔選手と国士 . . . 本文を読む
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「月の扉」  石持浅海 

2011年10月17日 | 読書
「月の扉」  石持浅海        光文社文庫 沖縄・那覇空港。 7月16日、20時発羽田空港行、琉球航空8便を3人の男女がハイジャックする。 携帯電話やパソコンに忍ばせた小さなナイフで、3人の乳児を人質に取る。 3人は柿崎修、真壁陽介、村上聡美。 石嶺孝志が主催する、不登校児童などを癒すキャンプで助手をしていた。 その石嶺が誘拐の容疑で逮捕、勾留される。 3人の要求は、石嶺を午後10時半まで . . . 本文を読む
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第23回出雲大学駅伝

2011年10月10日 | スポーツ
第23回出雲大学駅伝 大学駅伝の幕開け。 昨シーズンは、早稲田が3冠。 今年も早稲田は2年連続3冠を狙うという。 対抗は、東洋。目標はやはり3冠。 1区から柏原選手を起用。 スパートを掛けたかったと思うのだが、柏原選手はトップと32秒遅れの6位。 トップは拓殖のダンカン選手。早稲田は3位。 2区は明治の鎧坂選手が区間新記録の快走、トップへ。 しかし、2区は他にも早い選手が多く、区間新が4人。 3 . . . 本文を読む
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「真夏の方程式」   東野圭吾

2011年10月04日 | 読書
「真夏の方程式」  東野圭吾  文藝春秋     夏休み、小学5年生の柄崎恭平は、両親の都合で伯母の家に預けられる。 伯母一家は、玻璃が浦で旅館『緑岩荘』を経営していた。 同じ時、海底資源開発の説明会に仕事で参加した湯川も玻璃が浦に。 列車で恭平と知り合ったのがきっかけで、『緑岩荘』に宿泊する。 宿の客はもう一人、やはり説明会に参加していた中年の男だった。 その男が、いつの間にか宿からいなくなり . . . 本文を読む
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「彼方の微笑」  皆川博子 

2011年10月03日 | 読書
「彼方の微笑」  皆川博子         創元推理文庫 日高環は12歳の冬に、凄まじい幻視体験を持つ。 空が赤く凝固した空が砕け黒々とした空洞になる。 その空洞が心を鎮める美しい青になり、その青に光が溜まって微笑している。 そんな体験を一浪して入った美術大学の1年の時、もう一度する。 そんな時に出会った大学の先輩、大島公彦の誘いもあり、環はフレスコ画を学び始める。 数年後、大島の助手として、聖 . . . 本文を読む
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