しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「琥珀の夏」  辻村深月 

2022年04月26日 | 読書
「琥珀の夏」  辻村深月  文藝春秋    近藤法子は40歳の弁護士。 ある日、『静岡にある〈ミライの学校〉の跡地から子どもの白骨体が発見された』と聞き、子どもの時の記憶が一気に蘇る。 そこは、子どもの自主性を育てる為と、親から離れて大勢の子どもたちが生活していた所だった。 法子は小学校4年から、3年間、1週間の夏の合宿に参加していた。 そこで、ミカと言う同じ年の少女と仲良くなる。 だから、そこ . . . 本文を読む
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「スキマワラシ」 恩田陸 

2022年04月22日 | 読書
「スキマワラシ」  恩田陸  集英社    纐纈散多(こうけつさんた)には不思議な力があった。 それはある物に触れた時に、その物の過去が見えること。 それは突然起こるので、予想が付かなかった。 纐纈家は建築関係の血筋で、祖父は工務店、早くに事故で亡くなった両親は建築家だった。 その工務店で8歳年上の兄太郎が古道具屋をして、散多は手伝いながら、店にカウンターを作って簡単なバーをしていた。 客は太郎 . . . 本文を読む
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THE ALFEE LIVE 2022 福山 

2022年04月18日 | 音楽
THE ALFEE   2022 Spring Tour  天地創造 Genesis of New World 2022.4.17(日)  ふくやま芸術文化ホール リーデンローズ 3月31日川口から6月26日の名古屋まで続くツアーの7本目は高見沢さんの誕生日ライブ。 そしてMY初日。 誕生日に関しては、ケーキが出て「おめでとう」と「ハッピーバースデー」(桜井さんと幸ちゃん以外は心の中で)歌った . . . 本文を読む
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「クリムゾン・リバー」 ジャン=クリストフ・グランジェ 

2022年04月16日 | 読書
「クリムゾン・リバー」 ジャン=クリストフ・グランジェ  創元推理文庫    LES RIVIERES POURPRES    平岡敦・訳 山間の大学周辺で次々に発見される惨殺死体。 拷問され、両眼をえぐられ、あるいは両手を切断され・・・・・・。 別の町でその頃、謎の墓荒らしがあった。 前後して小学校に入った賊は何を盗み出したのか? まるで無関係に見える二つの町の事件を担当するのが、司法警察の花 . . . 本文を読む
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「カエルの小指」  道尾秀介

2022年04月14日 | 読書
「カエルの小指」  道尾秀介  講談社  武沢竹夫は詐欺師をやめ、スーパーなどで実演販売で生計を立てていた。 近くには詐欺をやめるきっかけになった事件に関係した、貫太郎、やひろ、まひろも住んでいて時々交流している。 ある日、実演販売中に中学生が反論のような質問をしつこくして、販売が上手く行かない日があった。 そして、その中学生が武沢の仕事が終わるのを待って話しかけて来る。 キョウと名乗った中学3 . . . 本文を読む
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