しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「十二国記 丕緒の鳥」  小野不由美 

2019年10月22日 | 読書
「十二国記 丕緒の鳥」  小野不由美  講談社文庫   4編からなる短編集。 「丕緒の鳥」 慶国に新王が登極した。 即位の礼で行われる「大射」とは、鳥に見立てた陶製の的を射る儀式。 陶工である丕緒は、国の理想を表す任の重さに苦慮していた。 希望を託した「鳥」は、果たして大空に羽ばたくのだろうか―   <文庫本裏カバーより> 「落照の獄」 柳国では、殺刑(死刑)は法律としてあるが、劉王が認めず行 . . . 本文を読む
コメント