しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「往復書簡」   湊かなえ

2013年10月04日 | 読書
「往復書簡」    湊かなえ     幻冬舎 手紙だけで語られる、3編の物語。 「十年後の卒業文集」 高校時代の放送部の6人。 その2人が結婚式を挙げ、集まったメンバー。 夫の海外赴任に付いて行った高倉悦子は、一人だけ参加しなかった千秋が行方不明だと知り、その事を知ろうとする。 手紙を読んでいた、悦子は嫌な人だと思った。 最後まで読んで、本当に嫌な人だとの思いが強くなる。 何の為の手紙だ . . . 本文を読む
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「夜の終焉」  堂場瞬一  

2013年10月03日 | 読書
「夜の終焉」  堂場瞬一    中央公論新社     上・下巻   厚木市の国道129号線沿いにある深夜営業の喫茶店『アーク』。 店長、真野亮介が一人でひっそりと営む店。 早朝、訪れた一人の少女が、店を出た途端に交通事故に遭い意識を失う。 少女は身元が分かる物を持たず、汐灘市の地図を持っていた。 『アーク』の常連の交通課の警察官、石田は真野に少女の身元捜しを提案し、真野は引き受ける。 それは、2 . . . 本文を読む
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