しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「月の夜は暗く」  アンドレアス・グルーバー 

2017年02月28日 | 読書
「月の夜は暗く」  アンドレアス・グルーバー   創元推理文庫     TODESFRIST   酒寄進一・訳 ミュンヘン市刑事警察機動捜査課の捜査官のザビーネ・ネーメス。 ある朝、ケルンに住む父親が突然現れ、母親が2日前に誘拐されたと告げる。 犯人は電話で「48時間以内に別れた妻が誘拐された理由をつきとめれば命はとらないが、つきとめられなければ殺す」と。 そして、玄関に小箱がひとつ置かれ、中に . . . 本文を読む
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「ラスト・ウィンター・マーダー」  バリー・ライガ 

2017年02月25日 | 読書
「ラスト・ウィンター・マーダー」  バリー・ライガ    創元推理文庫   BLOOD OF MY BLOOD       満園真木・訳 ジャズは撃たれてトランクルームに閉じ込められる。 母親のジャニスが生きていた事を知り、早く助けに行きたいのだが、身動きが出来ない。 コニーはビリーに捕まる。 しかし、そこにジャズの事で電話が掛かり、ビリーはジャズの元へ向かう。 その隙に、コニーは脱出を試みよう . . . 本文を読む
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「殺人者たちの王」  バリー・ライガ 

2017年02月23日 | 読書
「殺人者たちの王」  バリー・ライガ  創元推理文庫    GAME       満園真木・訳 “ものまね師”事件から2カ月。 ジャズ・デントはジャズが8歳の時に姿を消した母親ジャニスの葬儀を行う。 ビリーが脱獄して以来、過去を清算しておくことを考えるようになった。 その日、ニューヨーク市警ブルックリン南署殺人課の刑事ヒューズが訪ねて来る。 7か月前から始まった連続殺人の捜査に協力して欲しい . . . 本文を読む
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「さよなら、シリアルキラー」  バリー・ライガ 

2017年02月18日 | 読書
「さよなら、シリアルキラー」  バリー・ライガ  創元推理文庫    I HUNT KILLERS       満園真木・訳 ジャズは高校三年生。 田舎町ロボズ・ノッドではちょっとした有名人だ。 ある日町で衝撃的な事件が起きた。 指を切りとられた女性の死体が発見されたのだ。 連続殺人だとジャズは訴えたが、保安官はとりあわない。 だが事件はそれだけでは終わらなかった。 なぜジャズには確信があったの . . . 本文を読む
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INNOVATION CLASSICS 2017

2017年02月15日 | 音楽
INNOVATION CLASSICS 2017 TOMOMI NISHIMOTO × TOSHIHIKO TAKAMIZAWA  Bunkamuraオーチャードホール 2017.2.11(土) Aプログラム   2017.2.12(日) Bプログラム    指揮 西本智実 出演 高見沢俊彦 管弦楽 イルミナートフィルハーモニーオーケストラ BAND Drums 吉田太郎/Keyboards . . . 本文を読む
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「プリティ・ガールズ」   カリン・スローター

2017年02月14日 | 読書
「プリティ・ガールズ」   カリン・スローター   ハーパーBOOKS   上・下巻  PRETTY GIRLS     堤朝子・訳 成功した夫と美貌に恵まれ、なに不自由ない生活を送っていたクレア。 だが、ある日暴漢に夫を殺されたことから、彼女の人生は暗転する。 葬儀中、自宅に強盗に入られたクレアは、刑事に加えFBI捜査官が事情聴取に現れたことを不審に思い、夫のパソコンを調べ始める。 そこで見つ . . . 本文を読む
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「人魚の眠る家」  東野圭吾

2017年02月10日 | 読書
「人魚の眠る家」  東野圭吾   幻冬舎    播磨和昌と薫子の6歳の娘、瑞穂がプールで溺れる。 脳死状態になり、医師から臓器移植について提案をされる。 戸惑い悩む2人は、ひとつのエピソードを思い出す。 そして瑞穂だったら他の人の幸せを願うだろうと、臓器移植を受け入れる。 しかし次の日、弟の生人の呼びかけに反応があったと感じた薫子は、治療を続けることを選択する。 在宅介護を目指す薫子。 和昌は仕 . . . 本文を読む
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「アウシュヴィッツの図書係」  アントニオ・G・イトゥルベ 

2017年02月09日 | 読書
「アウシュヴィッツの図書係」  アントニオ・G・イトゥルベ   集英社   LA BIBLIOTECARIA DE AUSCHWITZ         小原京子・訳 実話に基づく物語。 主人公のエディタ・アドレロヴァ(ディタ)からも話を聞いている。 アウシュヴィッツ=ビルケナウ絶滅収容所、BⅡb区画は国際監視団の視察を誤魔化す為の〈家族収容所〉。 そこの31号棟は学校で、子どもたちは20名ほ . . . 本文を読む
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「塞がれた声」  アレックス・カーヴァ 

2017年02月05日 | 読書
「塞がれた声」  アレックス・カーヴァ    MIRA文庫    BLACK FRIDAY     新井ひろみ・訳 ブラック・フライデー ―1年で最も賑わう感謝祭翌日の金曜日、15万もの人々で込み合うアメリカ最大のショッピングモールで、原因不明の爆発が起きた。 粉塵が舞い、悲鳴をあげる人の波が出口へ押し寄せ、地面を揺るがすような大混乱が生じる。 誰もがテロの可能性を思い浮かべるなか、休暇中の捜 . . . 本文を読む
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「煽動者」  ジェフリー・ディーヴァー

2017年02月04日 | 読書
「煽動者」  ジェフリー・ディーヴァー   文藝春秋     SOLITUDE CREEK   池田真紀子・訳 “人間嘘発見器”キャサリン・ダンス捜査官が「無実だ」と太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だとする情報が入った。 殺し屋を取り逃がしたとして、ダンスは麻薬組織合同捜査班から外され、民間のトラブルを担当する民事部に異動させられた。 そこは拳銃の携帯も許されない窓際―彼女に割り当てられ . . . 本文を読む
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