しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「人形館の殺人」 綾辻行人  

2006年04月28日 | 読書
飛龍想一は育ての母の沙和子と共に、静岡から京都の「人形館」に移り住んだのは、 彫刻家で画家の父・高洋が自殺したからだった。 想一は子どもの時、母親を事故で亡くし、その時に父に見捨てられていた。 京都の邸は日本様式の母屋と、洋館で賃貸ししている緑影壮からなっていたが、どちらにも高洋が作った、マネキンの様な人形が6体飾られ「人形館」と呼ばれていた。 その人形は顔がなく、身体の一部が欠けているものだった . . . 本文を読む
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