しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ゲド戦記Ⅱ こわれた腕環」 アーシュラ・K・ル=グウィン  

2006年04月07日 | 読書
アースシーの世界。カルガド帝国・アチュアンの墓所には大巫女がいた。 大巫女は死んでも必ず生まれ変わるとされ、大巫女が死んだ同じ日に生まれた女の赤子がその人とされる。 テナーはその様にして5歳の時にアチュアンに連れてこられ育てられ、14歳の時に〈喰らわれし者〉アルハとして大巫女になった。 アチュアンは名なき者たちの支配する暗黒の世界。 大巫女の仕事は主のいない玉座に祈りや生贄をささげる事。 そして、 . . . 本文を読む
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