しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「水車館の殺人」 綾辻行人  

2006年04月25日 | 読書
3連の水車を持つ、古城の様な建物「水車館」の主人、藤沼紀一は交通事故で傷を負い、車椅子に乗り、顔には白い仮面を付けていた。 紀一は父で幻視者と呼ばれた画家、藤沼一成の絵を水車館に集めていた。 水車館に住むのは、紀一と19歳になる妻、由里絵と執事と家政婦。 由里絵の父親は一成の弟子で、幼い由里絵を残して死んだ時に紀一の元に引き取られていた。 そして、ほとんど人の訪れる事のない水車館に1年に1回、一成 . . . 本文を読む
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