ポチの女房

専業主婦のつぶやき

虎に翼 第32回

2024-05-14 21:28:05 | 虎に翼
花江からあおられる寅子。
「もしプロポーズされちゃったら。」「口紅ぐらいしていったら。」「些細なことにお気づきになりそうな殿方なんて、ほんの一握りなんだから。」
最後の台詞に思わず笑ってしまいました。そのあと、直道が出てきましたしね。

寅子のワンピース作りをする花江、はる、寅子。
ワンピースを買うのではなく、つくるという発想は、ありませんでした。凄いです。

寅子が珍しくおめかししているのに、気づかない男性陣。
彼らは、花江のいう一握りの男では、ないようです。
やっぱり女性は気づきます。

寅子は花岡と花岡のお祝いをします。
何か起こるかと期待しましたが。
寅子が、「立派な弁護士になりたいわ。」と言ったとき、花岡、微妙な表情をしましたね。
花岡は、春から、佐賀地裁勤務。
遠距離恋愛になるのか。いや、まだ二人はつきあっているわけではありません。
花岡は、何か言いたそうでしたが、結局言いませんでした。
友として別れを告げ、振り向かずに手をふる花岡です。
寅子としては、どんな心境だったのでしょう。寅子の心情を表すオノマチさんのナレが、ありませんでした。

昭和15年(1940)春 
直明は寄宿舎生活。
雲野法律事務所に、よねがやってきます。
寅子とよねは、縁がありますね。

昭和15年(1940)10月
寅子は、正式に弁護士資格を手に入れます。

☆心に翼
雲野先生は、困っている貧しい人の依頼を受けている。そのため、給料の支給が延期。
貧しい人たちの味方の弁護士って、かっこよすぎます。
周りの人たちは、大変ですけどね。

来る日も来る日も、依頼人に断られる寅子ですとナレ。
当時ならそうなのかな。女性は頼りないとみられる。いえ、今でもそうかもしれません。
ただ、不思議なのは、依頼人は男性ばかり。女性なら、女性の弁護人をと思ってもらえるように思いますが。

※次回への期待度○○○○○○○○(8点)

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2 コメント

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感情の機微 (ペンちゃん)
2024-05-16 07:30:57
お互いに好意があり、家族になれば最強のパートナーになるだろうとわかっていても、当時の社会情勢を考えたら本人の気持ちを通すことが後々の人生を展望して最高の幸せになるかと言えばそうだと言えない。
現代の若いカップルなら、遠距離恋愛も各々の職場重視の別居結婚も選択できるけど、それが難しい環境で「告白しない選択」は苦しいが致し方ないと思う。でも辛い。
寅子の気持ちのナレはなかったけど、花岡の「ありがとう」と言った後に振り向かなかった姿がすごく胸に応えた
寅子と花岡の関係 (ポチの女房)
2024-05-16 09:38:10
観ている方は、二人の気持ちがわかっているだけに、もどかしい想いでした。
花岡の立場も、わかります。父親のために故郷に戻って裁判官になりたいという。そのためには、寅子に無理強いはしたくないという想いもあり。
とはいえ、寅子がどう判断するか、ボールを投げても良かったんじゃないかとも思います。

寅子の失恋だったのですが、ショックを自分自身の結婚相手捜しに昇華するところ、かっこいい生き方かもと思いました。

すみません。返信になっていなかったコメントになりました。

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