花江からあおられる寅子。
「もしプロポーズされちゃったら。」「口紅ぐらいしていったら。」「些細なことにお気づきになりそうな殿方なんて、ほんの一握りなんだから。」
最後の台詞に思わず笑ってしまいました。そのあと、直道が出てきましたしね。
寅子のワンピース作りをする花江、はる、寅子。
ワンピースを買うのではなく、つくるという発想は、ありませんでした。凄いです。
寅子が珍しくおめかししているのに、気づかない男性陣。
彼らは、花江のいう一握りの男では、ないようです。
やっぱり女性は気づきます。
寅子は花岡と花岡のお祝いをします。
何か起こるかと期待しましたが。
寅子が、「立派な弁護士になりたいわ。」と言ったとき、花岡、微妙な表情をしましたね。
花岡は、春から、佐賀地裁勤務。
遠距離恋愛になるのか。いや、まだ二人はつきあっているわけではありません。
花岡は、何か言いたそうでしたが、結局言いませんでした。
友として別れを告げ、振り向かずに手をふる花岡です。
寅子としては、どんな心境だったのでしょう。寅子の心情を表すオノマチさんのナレが、ありませんでした。
昭和15年(1940)春
直明は寄宿舎生活。
雲野法律事務所に、よねがやってきます。
寅子とよねは、縁がありますね。
昭和15年(1940)10月
寅子は、正式に弁護士資格を手に入れます。
☆心に翼
雲野先生は、困っている貧しい人の依頼を受けている。そのため、給料の支給が延期。
貧しい人たちの味方の弁護士って、かっこよすぎます。
周りの人たちは、大変ですけどね。
来る日も来る日も、依頼人に断られる寅子ですとナレ。
当時ならそうなのかな。女性は頼りないとみられる。いえ、今でもそうかもしれません。
ただ、不思議なのは、依頼人は男性ばかり。女性なら、女性の弁護人をと思ってもらえるように思いますが。
※次回への期待度○○○○○○○○(8点)
現代の若いカップルなら、遠距離恋愛も各々の職場重視の別居結婚も選択できるけど、それが難しい環境で「告白しない選択」は苦しいが致し方ないと思う。でも辛い。
寅子の気持ちのナレはなかったけど、花岡の「ありがとう」と言った後に振り向かなかった姿がすごく胸に応えた
花岡の立場も、わかります。父親のために故郷に戻って裁判官になりたいという。そのためには、寅子に無理強いはしたくないという想いもあり。
とはいえ、寅子がどう判断するか、ボールを投げても良かったんじゃないかとも思います。
寅子の失恋だったのですが、ショックを自分自身の結婚相手捜しに昇華するところ、かっこいい生き方かもと思いました。
すみません。返信になっていなかったコメントになりました。