「諦めの悪い男」
てっきり比企能員のことだと思いましたが、ドラマの台詞で義時のことを指してましたね。
頼家の病状は、芳しくありません。
次の鎌倉殿争いが、活発化。
一幡を支える比企氏、善哉を支える三浦氏、千幡を支える北条氏。
一番年長者は、千幡。元服しても良い年齢です。
普通に考えたら、千幡ですよね。
義時は、比企氏に、鎌倉殿の役目を千幡と一幡で分ける案を出します。
関東28カ国が一幡、関西38カ国が千幡。
比企能員は、その案を書いた紙を破り捨てます。
義時は、はじめから、そうなることを予想していて、比企氏を討つ理由にしたかっただけでした。
8月末日、頼家は、床の上で出家。
義時は、政子に一幡を助けると思わせて、息子に、真っ先に殺すと命じます。
一幡が、生きていたら、災いの種になると。
いつから、こんな非情な人になったのでしょうか。
泰時が比奈に、「父上は、かわられましたか?」
比奈は義時に、「人は変わるもの、それでいいのではないですか。」
時政が大事にしているのは、伊豆の地、りく、娘たちと息子たちだそうです。
おそらく、時政の心には、孫の存在は、ないのでしょう。
比企討伐。
比企討伐、あっという間でした。ドラマ的には。
最後まであがく比企能員、佐藤二朗さんが、うまく演じました。
一幡の母親が亡くなるところは、切なかったです。
女まで殺すのかと思いました。戦う能力もないのに。
千幡を鎌倉殿に、という北条の言い分がとおりそうです。
というか、史実そうなります。
頼家が、生き返ります。正確には、回復します。
このことは知らなかったので、驚きました。
頼家、回復したことが仇になりそうです。
義時と比奈の息子たちが、初めて登場しました。
次回、比奈の運命を知っているだけに、この場面も、悲しいです。