ポチの女房

専業主婦のつぶやき

映画『殿、利息でござる!』

2016-05-15 22:01:57 | 映画
見に行きました。

コメディのつもりで行きましたが、ホロリとするところもありました。
ほっこりした映画でした。












ネタバレを含む感想を書きます。






主人公は、阿部サダさんでしたが、どちらかというと瑛太さんの方が、メインだったような印象を受けます。
二人の共演は、『なくもんか』以来とのこと。この映画も見ましたが、二人の息はピッタリでした。

庶民の時代劇というのは、珍しいのではないでしょうか。
時代劇といえば、武士の世界が多いですよね。
原作が、実話に基づいたものだそうです。
「無私の日本人」という本が原作だとか。
こんなに多くの無私の人たちの姿には、感銘を受けます。
でも、自分がとなると、家族ではなく宿場町全体のことを考えられるというのは、実際のところ、できないと思います。
同じような感想を竹内結子さんが、パンフレットのインタビューでも答えていました。
しかも、自分の功績を自慢してはいけないなんて、普通の人には、できないと思いますが。

山崎努さんは、少ししか出演がありませんでしたが、存在感大でした。
まだお元気そうなので、これからも、映画やテレビに出演して欲しいです。

先代・浅野屋甚内が、少しずつ、宿場町のためにお金を貯めていた話をする二代目・浅野屋甚内が、語るところで、涙しました。
先代の意思を二代目が、継いでいるところにも、感動しました。
浅野屋の人たちは、守銭奴なのかと思っていましたから。

どうやって、お金を集めていくのかなと思っていましたが、なかなか、その苦労が目にみえるようで、良い描き方だなと思いました。
そんな中、松田龍平さんの役、光っていました。
ゲストとして、フィギュアの羽生結弦くんが出ることを知っていましたが、けっこう良かったです。

語りは、誰なのかなと思っていて、最後のテロップで、濱田岳さんだとわかりました。
聞きやすい語りだったと思います。

寛永通宝は、ちょうど、「あなたにイイネ!」で話題になっていたので、とりわけ親近感がわきました。

監督の中村義洋さんの作品は、『奇跡のリンゴ』『白ゆき姫殺人事件』についで、3作目になると思います。
どの作品も、毛色が違っていますが、面白い作品に仕上がっているなと思います。
次回作にも、期待です。

本『神様のカルテ 0』

2016-05-15 21:53:45 | 
久しぶりの読書報告です。

神様のカルテシリーズは、好きで、単行本で買って読んでいます。
今回は、主人公である一止の学生時代、研修医時代のお話です。
学生時代の話は、自分でも、タイムバックしたような感覚にとらわれました。
私にとっての学生時代は、遙か昔のはずなのに。

そして、榛名との出会い。

本全体に流れる人に対する優しさを感じ、読んでいて、気持ちが穏やかになります。
生死を扱う職業である一止の話なので、出てくる患者さんの話に涙もしましたが。
還暦近くなると、人生の終わりをどう迎えたいかも、考えるようになりました。
そういう意味でも、この本には、いろいろなことを教えてもらえるように思います。

4時間41分の試合

2016-05-15 21:11:20 | 広島カープ
試合結果は、3-3のドローでした。
NHK-BSの中継でしたので、試合開始から、終了まで、ほぼテレビ観戦しました。
テレビ観戦で、これだけ、時間をさいたのは珍しいぐらい、テレビの前に貼り付いていました。

先発は、中村恭平投手。(以降恭平くんとよびますね。)
昨シーズンは、1軍では1試合のみの登板でした。
しかも、たくさんうたれて、即2軍ゆきとなりました。
昨シーズンも、今シーズン同様、2軍では無双でしたが、調子が少し落ちかけた8月になってからの登板でした。
今シーズンは、5月での登板となりました。

恭平くんといえば、もう何年前でしょうか。
対巨人戦を観戦しました。
当時の巨人は、強くて、しかも恭平くん先発で、とても勝てそうにありませんでした。
巨人の投手は、今村投手だったような気がします。
しかし、序盤で恭平くんは、降板しましたが、試合には勝ちました。奇跡のような気がしていました。
そんな印象のある恭平くんですが、2軍の試合をチェックするようになり、応援したい気持ちが強くなりました。
前回テレビ観戦した試合も、恭平くん先発でした。勝ち投手の権利をもって、降りたのに、中田くんが逆転ホームランをうたれて負けましたが。それ以降、2軍登板がなく、行方不明という噂も流れました。
どうやら、1軍へいつ呼ばれてもよいようにの待機だったのでしょう。
満を持しての本日の登板です。
これは、テレビ観戦しながら、応援しなくてはという気持ちになりました。

2回表に2点先制し、良い感じと思っていたら、3回裏に3点を入れられ逆転。
4回表に追いつき、延長12回までで、その得点のみでした。
恭平くんは、よく頑張りました。7回2/3で、5安打 自責点3という結果でした。
四球5は、多めではありますが、恭平くんは、合格点をもらえただろうと思います。
できれば、勝ちをつけてあげたかったです。
勝てば3年ぶりの勝利だったそうです。

そういえば、9回表には、ビデオ判定で、ホームインが覆りアウトになりました。
それも、いかがなものかとは思います。
これで、カープのリズムが狂ったように思います。

4時間をこえる試合は、長すぎます。
何とかならないものでしょうか?
一時期、3時間半ルールというのも、ありましたね。一長一短あったとは思いますが。
選手もですが、観戦する方も、疲れます。

引き分けというのは、何とも。
引き分けで良かったのか悪かったのか、よくわかりません。

恭平くんには、まだ先発の機会が与えられると思いますので、次回は勝利を獲得して欲しいです。