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ポチの女房

専業主婦のつぶやき

純と愛 第15回

2012-10-17 22:43:41 | 純と愛
正のために那覇へ行き、相手の女性・マリヤと会う純。やはり朝ドラのヒロインは、おせっかいでなくっちゃ。
純は、マリヤに誤解され殴られてしまいます。純は、また絆創膏と鼻血。これだけ殴られるヒロインは珍しいです。
マリヤは、正を愛しているので、子供を生むと言い張ります。それを聞いた純は、正自身がマリヤと話し合うことを勧めますが。

煮え切らない正、晴海までマリヤに別れて欲しい様子。
純がイライラするのも、よくわかります。

正、晴海、マリヤで話し合いをしているところへ、純と剛。
ついに善行まで。なんだか話がややこしくなりそうです。

〈純・心の声〉
マリヤが正のことをかっこいいと言ったのを聞いて。「見た目にだまされたんだね。」

映画『ツナグ』

2012-10-17 22:19:54 | 映画
見に行ってきました。前回見た映画の前にある予告編を見て見に行きたくなった映画です。
原作が、辻村美月さんと聞き、ますます興味をもちました。

久しぶりに満員の映画館を体験しました。『アバター』以来かも。

パンフレットを読んでいたら、何と今日は主演・松坂桃李さんの24回目の誕生日でした。偶然にびっくり。
監督は、『仁』の平川雄一朗さん、音楽は、『龍馬伝』『カーネーション』でおなじみの佐藤直紀さん。

ネタバレを含む感想を書きます。

ツナグとは、死んだ人と会わせてくれる案内人。
実際には、ありえないことですが、あったらいいなと思います。一生に一度だけのチャンス。自分だったら誰に会いたいだろうと考えてしまいました。
映画を見ながら、なぜか涙がじんわり、それがずっと続きました。
人は誰でも後悔するし、すでに亡くなってしまった人に会えたらと考えてしまうものなのかもしれません。

映画では三組のツナグに依頼して、死者と会う人が出てきます。どの話も切ないです。
三組の話で、たくさんの時間をさいて描かれたのが、高校生の親友に会いたいというものです。女性の心理が巧みに描いてありました。

一方、ツナグを受け継ごうとしている歩美。両親の死に疑問をもちながら。結局、ツナグを引き継ぎ、両親のどちらとも会うことはしませんでした。

一番印象的だったのは、時々出てくる「最上のわざ」という詩です。

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、
失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のためんに役だたずとも、
親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、
古びた心に、これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。
おのれをこの世につなぐくさりを少しずつはずしていくのは、
真にえらい仕事。

こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。

以下省略。

老いていくことが悪いことではなく、人生にとってとても大事なことのように思いました。
50歳を過ぎると、老いを少しずつ感じます。そういう意味でも、この詩は心にしみました。

『ツナグ』の原作本をamazonで購入したので、読みたいと思います。