ポチの女房

専業主婦のつぶやき

カーネーション 第54回

2011-12-03 20:21:03 | カーネーション
勘助の姿は痛々しくて、見ていられませんでした。戦争は体験した者にしかわからないひどい部分があるのだと思います。
安岡家をあとにした糸子の後ろ姿、それだけで糸子の心の悲しみが表現されていました。

昭和16年(1941)おしゃれは非国民がすることという風潮は日に日に強くなっていきます。が、その非国民が小原洋裁店に押しかけてきて繁盛。2階は、ますます仕事が減ってきて、勝が直子をみています。
戦争で儲からへんようになった大将がいれば、もうかりまくっている大将もいます。商店街の連中は、吉田屋でもうかりまくっている大将のおごりで、遊んでばっかりです。

《今回のズキリ》
おもろい場面はなかったので、心に残ったことばをのせます。
八重子が、「パーマネントやめようか。」と言ったとき、玉枝が「店一軒守るいうんは、大変なことや。大変であたりまえなんや。ええときに調子のるんはあかんけど、辛いときくじけるのは、あかんねん。」

勘助が帰ってきます。小原家で、勘助のための会を開きます。食卓に大福があるのが、ユニーク。徳利、数が増えていてよかったです。しかし、勘助は来ず。それから何日たっても顔をみせず。祭りにも顔をだしませんでした。
安岡家を訪ねる糸子。玉枝と八重子の表情が暗いです。
勘助は「手も足も残ってるけど、もっとなくなったわ。こころ。」
八重子に対して糸子は、「絶対もどってくるわ。あのへたれが、戦争なんかいかされたさかい、ぼーっとなってしもうたんや。」(大きい声で言いながら、誰よりもうちがそう思いたかったんです。)

来週の予告は、なんだか辛そうです。オモローのコーナー休止の危機です。

『カーネーション』のHPにのっていたのですが。
カーネーション前半の総集編が、12月31日(土)午前7:20~8:48
カーネーション、あなたの質問に答えちゃいまショーが、総集編に続いて8:50~9:28放送予定とのこと。
カーネーションファンの人たちはもちろん、今まで見ていなかった人たちにも見て欲しいです