金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

2014年印象に残った山々

2014年12月25日 | 

フェイスブックですと勝手に?1年間の出来事をアルバムにまとめてくれるのですが、機械的で面白くありません。

この1年間で印象に残った国内外の山の写真をピックアップしてみました。どうぞご鑑賞ください。

2014年印象に残った山々

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干し柿ができました

2014年12月25日 | うんちく・小ネタ

12月2日に吊るしはじめた干し柿が完成した。

見栄えは良くないが甘くなっている。見栄えが良くない理由の一つは柿の剥き方にあるのかもしれない。私は柿を回しながら横にクルクル剥いていったが、箱根の甘酒茶屋で見た干し柿は縦に剥いていた。

その他途中で柿をもんで柔らかくすると、早く甘くなりシワシワになる前に食べることができたようだ。店に並んでいる干し柿を見ると、結構良い値段がしているが、商品にするにはかなり手間がかかりそうだ。自分で食べる分にはこれで結構いけますが。

 

 

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相続学講座(1)税制が支援する相続の前倒し

2014年12月24日 | パーソナルファイナンス

現在のわが国の民法では、「相続は自然人の死亡により発生する」(民法882条)。しかし制度としては、死亡を原因としない生前相続の制度もある(戦前の家督相続はその一例)。私は昨今の税制改革を見ていると、政府は生前贈与の形で、被相続人の死亡の前に財産を次世代に贈与することを推進していると感じている。例えば自民・公明両党がまとめようとしている2015年与党税制改正大綱では「子や孫の結婚・出産費用を親や祖父母が贈与する時1,000万円まで非課税」とする制度だ。

これは政府が推進する少子化対策を税制面から支援しようとするものだ。このことについて少し考えてみた。

そもそも一昔前男性の平均寿命が65歳だったころ(1960年頃)であれば、平均的に見て父親が死亡した時、その子供は35-45歳位だったろう。この年代は働き盛りであるとともに、子どもの教育等にお金がかかり始まる年代でもある。この時親から遺産相続を受けると、その財産を住宅資金や教育資金、あるいは事業資金に回すことが可能だった。

しかし平均寿命が延びて、男性の平均寿命が80歳を越えてくると、親が死んだときには、子どもの年齢は一番資金を必要とする時期を過ぎている可能性が高い。親が死亡した時、子どもが既に退職しているケースも多くなっているはずだ。

こうなると親から財産を相続しても有効に活用できない場合が多いのではないだろうか?

相続制度の意義については色々な見解があるが、遺族の生活保障という面は外せないポイントだろう。

金利が高かった時代や、賃貸住宅需要が旺盛だった頃であれば、資産を残せば遺族の生活を保障することができた。

しかし低金利あるいは数百万戸の空き家が存在し、それが将来1500万戸で広がる可能性があることを考えると、少々の財産を子孫に残しても、生活を保障することは難しくなっていると考えられる。ITを中心に技術革新が進み、また経済のグローバル化によって、雇用者にも高い競争力Employabilityが求められる時代の生活保障は、基礎学力の高さと環境対応力に求められるべきだと私は考えている。

そういう意味では「教育資金贈与信託」などを利用して、親や祖父母が子や孫に高等教育を受けるチャンスを提供することは、子孫の繁栄を願う生物の本能に整合的であるということができる。

しかしこのような非課税で教育資金や結婚資金を子や孫に贈与する制度にもマイナス面があることを看過してはいけないだろう。それは親や祖父母の資産の有無が、子どもの教育や結婚・子育てを左右するという面、つまり資産格差が次世代の所得格差につながり、それがまた資産格差の連鎖を生むという構造だ。

私は「相続の前倒し」は、次世代に「生きた財産」を渡す方法として全面的に賛成なのだが、親や祖父母の財産の多寡が次世代の教育機会を決定するようなことは避けるべきだと考えている。そのためには、国として奨学金制度を充実させるいったことが必要だろう。

 

 

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今年最後のハイキングは高尾山

2014年12月24日 | 

昨日(12月23日)某トレッキングロータリークラブのトレッキング同好会の方達と高尾山を歩いてきた。総勢26名なので小型バスをチャーターして新宿から高尾山口に向かう。圏央道を利用すると車のアクセスは良く、50分ほどで高尾山口に到着した。

高尾山の山頂に登ると富士山が綺麗だった。

城山の頂上で持参したシチューを温めて頂く。

帰りに道端でシモバシラの霜柱を見た。

シモバシラは植物の名前。そこに氷が着いて氷の華ができている。

落ち葉や枯草に着いた霜もきれいだ。

冬の低山散歩も目を凝らすと色々なものに出会うので楽しい。

薬王院の山門の前の子犬が愛くるしかった。

下山後日帰り温泉「ふろッぴィ」で冷えた体を温め、同好会の忘年会へ。歩いているよりお酒を飲んでいる時間が長い忘年登山だったが、色々な方と知り合いになれて楽しい一日だった。

さあ、これで今年の登山・ハイキングは総て終了。今週末は八方尾根にスキーに出かける予定だ。

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先輩の改築祝いに山の絵を贈る

2014年12月21日 | うんちく・小ネタ

色々とお世話になっている会社の大先輩が自宅を改築されたので、お祝いに山の油絵を贈ることにした。

水芭蕉が咲き乱れる残雪の尾瀬の絵だ。後ろの山は至仏山だ。この絵は大学山岳部の後輩Yさんが描いたものだ。

山岳部の連中は私のように無芸大食(そして大飲)のものが多いが、時にYさんのように絵を描いたり、あるいは笛など上手に吹く連中がでてくることがある。

絵心があれば気の利いた贈り物ができるのに、と思う。来年は下手でも絵を描いてみようか?などと思ったりする年の瀬だ。

 

 

 

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