この前の日曜日(4月28日)に中の湯温泉から焼岳に登りました。
以前秋に焼岳に登ったことがありますが、残雪期の焼岳に登るのは初めてです。日本の山の魅力の一つは残雪期に雪を踏んで山に登り、雪に覆われた高い山を眺めることにあります。
焼岳2,455mはこの魅力を満たしてくれる代表的な山です。まず山慣れた人であれば、安全に登ることができる山です(ただし活火山ですから火山活動には注意が必要です)。そして頂上からは北アルプスや乗鞍岳の雪景色を楽しむことができます。
私たちは中の湯温泉旅館を7時40分に出発し、新中の湯登山口から登山を開始しました。樹林帯の急斜面を登っていくと傾斜が緩くなり、標高2千メートル付近から下堀沢に向かっていきます。 ![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/0c/54c8795735b262ff08b0b5651e0e29dc.jpg)
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しばらく急斜面を登った後、焼岳南峰・北峰のコルに向かってトラバースしていきます。
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ここは南峰から落石の危険があるので速やかに通過したいところです。
コルで昼ご飯を食べた後、北峰の頂上に登りました。頂上に着いたのは12時でした。
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ここは穂高連峰から槍ヶ岳そして更に左を見ると笠ヶ岳まで展望する北アルプスの大展望台です。また写真の右側には上高地が見えます。
西穂高から奥穂高につながる稜線を少し大写しにしてみました。
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振り返ると南峰が見えます。無雪期に南峰は登山禁止になっていますが、この時期はダイレクトに南峰を目指す登山者もいました。ただし南峰から北峰に下るところは急な岩場なので慎重に行動する必要があるでしょう。
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快晴の残雪期の登山は本当に楽しかったです。中の湯温泉には午後3時に戻りました。