半年ほど前からIP電話に加入していたが、この前旅行で家を空けて数日振りに電話をかけ様としたがつながらないのである。携帯電話から自宅の電話にかけるとこちらはつながった。つまりインカミングはOKだが、アウトゴーイングは駄目という状態であった。そこでまず電話機の故障(10年位前の製品である)かと思い発売元に携帯から電話をかけようとした。ところが商品説明書に出ている電話は0120番号で、これは携帯電話からはつながらない。そこでインターネットで発売元のホームページを探し何とか携帯からかかる電話番号を探しコンタクトをとった。(因みに発売元の松下電器さんは親切で先方からコールバックしてくれた)
そして電話の配線をADSLモデム経由からダイレクトな配線に変えてようやくアウトゴーイングも回復した。しかしこの状態はIP電話ではなく従来の電話回線利用状態のはずだ。
NTT東日本に連絡してIP電話の不具合を直す方法もあったが、旅行から帰ったばかりで疲れていたからそのままにしておいた。というのはその直後にインターネットの接続回線をADSLから光ファイバーに変えたからである。光ファイバーに変えると従来のIP電話は解約になる。IP電話を使うには新たに光ファイバーを使ったIP電話を申し込む必要がある。しかし今回は光電話に変えずに従来の回線のままにしておいた。というのはどうもIP電話の安定性に疑問があったからだ。
と思っていると今日の朝日新聞朝刊に「ひかり電話 連日障害 NTT東日本」という記事が出ていた。記事によるとIP電話は低料金を売り物に加入者が一千万人を越えているが、従来の固定電話網に較べると通信障害が多く品質確保が課題になっているということだ。又ソフトウエアの不具合が原因のケースが多く障害の原因特定や復旧に時間がかかるそうだ。私もそれほど通信やパソコンに強い方ではないがご年配の方など電話がつながらないとリカバリーに結構苦労されるのではないだろうか?
この記事を見て暫らく光電話に切り替えるのを待つ決意を新たにした。
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