今日モンベルで雨具を買い換えました。先日八方池に行った時、土砂降りの雨の中を歩いた時、防水力が劣化していてすっかり濡れたからです。
モンベルの店員さんに聞くと雨具の平均的な寿命は5年で、メンテが良いと7年ぐらい持つ可能性があるということです。
正確には覚えていませんが、5年以上は使っていると思うので買い換えることにしました。
ところがモンベルにはびっくりするほど多くの雨具の種類があるのですね。時間があったので、店員さんの説明をじっくり聞きながら自分の登山スタイルに合う雨具を選ぶことができたと思いました。
雨具には二律背反的な要素が2つあります。一つは「防水性と透湿性」です。例えばゴム引きの雨合羽を考えてみましょう。防水性は完璧ですが、透湿性はゼロですから、汗だくになります。この問題を解決している繊維がゴアテックスですが、値段が高い。特許料を払っているからです。透湿性を少し犠牲にするとかなり安い素材の雨具を買うことができます。
もう一つの要素は「軽量性と耐久性」です。薄い生地の雨具を選ぶと軽くて着心地が良く動き易そうです。しかし耐久性がなく、ちょっとした岩角やブッシュで傷がつきそうです。沢登り、藪漕ぎあるいはザイル操作などをする人には薄い生地の雨具は不向きでしょうね。
また残雪期に雨具のパンツをはいて、尻セードをする人も丈夫な記事の雨具を選ぶべきでしょう。
一般に登山道具に松竹梅はありません。高いから良いという訳ではありません。良い道具とは自分の登山目的や登山スタイルにフィットした道具なのです。
雨具もまた自分がどうのような登山をするのか?ということをよく考えて選ぶべきです。そしてモンベルのように店員さんが実際に山登りで雨具を使用して経験をもとにアドバイスしてくれるような店を選ぶべきです。
なお今回から雨具など登山道具の購入日を記録しておくことにしました。
なお今回から雨具など登山道具の購入日を記録しておくことにしました。
少しでも長く使うために、メンテナンス(洗濯等)とともに購入履歴管理をすることにしたのですが、どこまで続くやら。