金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

混乱必至のマイナポイント事業

2020年06月19日 | デジタル・インターネット

鳴り物入りでスタートしたキャッシュレスポイント還元が予定どおり6月末に終了する。

次に総務省が準備を進めているのが、9月から始まる最大5千円相当のポイントが決済業者を通じて付与される「マイナポイント事業」だ。総務省ホームページに沿って「マイポイント事業」の流れをみると次のようになる。

①マイナンバーカードの申請と取得  ここでは省略

マイナポイントの予約(マイキーIDの取得) 手続き受付中

  A.スマートフォンでの予約 スマートフォンでマイナンバーカードを読み取る 

  B.パソコンでの予約 カードリーダーでマイナンバーカードを読み取る

③マイナポイント申し込み 

 キャッシュレス決済サービスを一つだけ選択 7月から

④チャージまたは買い物 2020年9月~2021年3月

さて今朝私は「マイナポイントの予約」を行ったが、これが結構手間取った。

最初はスマートフォン(アンドロイド)でポイントの予約に取り掛かった。手順はGoogle Playで「マイナポイント」アプリをインストールする。これはOK。ところが次の「スマートフォンでマイナンバーカードを読む」で進まなくなった。

マイナンバーカードの読み取り方は機種ごとに異なるので、別のページから私の機種の読み方を調べて再挑戦したが駄目。機種とバージョンが読み取り可能であるかどうか再チェックしたが問題なさそうであった。しかしマイナンバーカードを読み込むことができない。「非接触型接続の場合は原因不明の不具合も起こりうる」と判断して、PCで挑戦することにした。

こちらで手間がかかるのは、ブラウザをInternet Exploreに切り替えないといけないことだ。私は日頃はクロームを使い、場合によっては(OneNoteを使う時など)はEdgeを使っていてExploreは使っていない。そこでアンダーバーの検索窓口にInternet Exploreと入力してExploreを呼び出して作業を行った。

マイキーIDを予約する時にパスワードの設定を求められる。このパスワードは半角で大文字小文字数字を取り混ぜて8桁で設定する必要がある。マイナンバーカード関連では電子申告などに使う「利用者識別番号」登録の暗証番号もある。こちらは当初の指定が半角英数小文字で大文字は使っていない。

ということで少々手間取ったがなんとか「マイキーID」を取得することができた。

自分でマイキーIDを取得して感じたことだが手間がかかるということだ。総務省HPには「マイナポイントの予約を全国各地に設置してある支援端末で行うことができます」とあり、自分自身のデバイスでマイナポイント予約ができない人をサポートする姿勢を示している。ちなみに私の住む市町村の支援端末は市役所にあるようだ(HPによる)。

以下は私の推論であるが、PCやスマートフォンからマイナポイントを予約しようとトライして手こずる人は多いと思う。これはオンラインの定額給付金申請がスムーズに行かなかったことで実証されている。自分のデバイスで登録できなかった人が市役所に大勢押しかける状況を想像すると3密が怖くなってくる。

ITの達人クラスの人なら問題はないだろうが、普通レベルのユーザーの方は少し早めにマイナポイントの予約をされることをお奨めしたい。

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« コロナ対策ワクチン・治療薬... | トップ | 徒然草を読む(23)~良い... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

デジタル・インターネット」カテゴリの最新記事