昨日(10月29日)ニューヨーク市場でダウは10.8%、889ドル上昇した。最近はダウの2,300ドルの上がり下がりでは大したニュースにはならないが、さすが10%も上昇するとトップニュースになっている。VIXも13ポイント下落して66.96になった。もっともこれ自体とてつもなく高い数字なのだが。
株高は連銀の政策金利引き下げ観測と株価を割安とみた買いが入ったためだ。不思議なことはこの日発表された消費者信頼指数がアナリスト達の予想を大きく下回って38と低かったにも関わらず株価が大幅上昇したことだ。
この点についてアナリスト達も明快な説明はできないようだ。従って多くのアナリストは株式相場が底を打ったという見方はしていない。10%上昇しても10月全体ではまだ2割以上の株価下落だ。
だが株式市場が常に先を読んでいるとしたら、既に米国の消費者主導型のリセッションをかなり織り込んだと言えないこともない。問題はどの程度織り込んでいるかだが・・・・・
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