昨日(2月5日)ダウは1日の動きでは史上最大の下落を経験した。米国株は3市場とも大幅下落でダウは4.6%、S&P500は4.1%、ナスダックは3.78%下落した。
昨日は相場に影響を与えるような指標発表やニュースはなく、午前中の一時的な株価上昇の後、だらだらした相場が続いいていたが、午後2時40分頃株価は急落し、ダウは1,600ポイントほど下落した。その後押し目買いが入り最終的には1,1175ポイントの下落となった。
幾つかの記事を読むと引け際の急落はアルゴリズム取引が引き起こした可能性が高いようだ。
それはさておき、先週から続いている株価急落でダウの今年の成績はマイナス1.5%となった。
私は先週金曜日の株価下落について「冷静に?下落」とブログに書いたが、昨日の下落はパニック的な売りによるものだったようだ。
実際のところ昨日は10年債に買いが入り、利回りは金曜日の2.85%から2.79%に下落したが、そんなことはお構いなしに株は売り込まれたようだった。
だが冷静に考えてみると、「合理的な説明がつかないほど急速に株価が上昇した相場」の反動として「合理的に説明がつかない急落」が起きても不思議ではない。
実行犯はアルゴリズムかもしれないが、真犯人は相場に乗り遅れまいとする投資家の欲と恐怖心なのである。
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