昨日元の職場の元役員の方がご逝去、との連絡があった。今日がお通夜で明日が告別式。ご遺族のご希望で社内は役員のみ開示、一般のOBには事後で連絡というこじんまりとしたご葬儀のようだ。
お世話になった(時として若干お世話もした?)方なので、お通夜には駆けつけたいところなのだが、生憎大きなグループの登山をアテンドする予定が入っているので、弔電のみでお許し頂くこととした。
ところで弔電だがインターネットで打電するとまことに簡単。お悔やみの文例集から適切なものを選び、若干modifyすると出来上がりである。
お亡くなりになった方は、バブル華やかなりし頃は随分ご活躍された方だったが、「こじんまり」としたお葬式はご本人のご希望だったのだろうか?とふと思う。思えば華やかな方だったが、さみしがり屋の一面もあった方だった。
インターネットや携帯電話の普及で瞬く間に情報が伝わり、情報に対する対応もやり方によっては簡単に済んでしまう。便利だが、味気ない世の中になったものである。せめて山の上から心をこめてお別れのお祈りを捧げたいと思っている。合掌。