金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

山の合間、弔電・・・・合掌

2014年09月19日 | うんちく・小ネタ

昨日元の職場の元役員の方がご逝去、との連絡があった。今日がお通夜で明日が告別式。ご遺族のご希望で社内は役員のみ開示、一般のOBには事後で連絡というこじんまりとしたご葬儀のようだ。

お世話になった(時として若干お世話もした?)方なので、お通夜には駆けつけたいところなのだが、生憎大きなグループの登山をアテンドする予定が入っているので、弔電のみでお許し頂くこととした。

ところで弔電だがインターネットで打電するとまことに簡単。お悔やみの文例集から適切なものを選び、若干modifyすると出来上がりである。

お亡くなりになった方は、バブル華やかなりし頃は随分ご活躍された方だったが、「こじんまり」としたお葬式はご本人のご希望だったのだろうか?とふと思う。思えば華やかな方だったが、さみしがり屋の一面もあった方だった。

インターネットや携帯電話の普及で瞬く間に情報が伝わり、情報に対する対応もやり方によっては簡単に済んでしまう。便利だが、味気ない世の中になったものである。せめて山の上から心をこめてお別れのお祈りを捧げたいと思っている。合掌。

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【イディオム】Buy into 日経平均は17,000円へ?

2014年09月19日 | 株式

急速な円安の影響を受けて日本株が急伸している。昨日16,000円の大台を超えた日経平均株価は、1月の高値16,320円を視野に入れたようだ。

CNBCのJapan stocks set to ride new wave of yen weaknessという記事の中に、IG証券のストラテジストShamu氏の"I expect any dips in the index will be bought into"という記事が出ていた。

Buy intoとは「株を買いこむ」「株を買いこんで会社の役員になる」という意味だ。「私は日経平均のどんな一時的な下落にも買いが入ると予想している」という意味だ。

Dipはこの場合「株価の一時的な下落」を意味する。Buy the dipsという「押し目買い」という意味で、長期的に株価上昇を予想している投資家が株価が下がったところですかさず買いを入れる状態をさす。

しかし世の中かならずしも期待通りにはいかない。日本には「押し目待ちに押し目なし」という格言もある。

ところで上昇トレンドに入った日経平均はどこまで上昇すると専門家は見ているのだろうか?

CNBCは野村證券の田村チーフ・ストラテジストの「マクロ経済環境に対する懸念から日経平均の上昇には限りがある」という言葉を紹介していた。実際今週野村證券は年末の株価見通しを18,000円から17,000円に引き下げた。それでも田村ストラテジストの予想では9月末までに日経平均は16,500円に届くという。

昨日IMFは投資家が過剰なリスクを取り、株価上昇が危険水域に入っているという警告を発した。これは米連銀やOECDの警鐘のステップを踏むものだ。色々なことを考えると当面の株高の天井は近いのかもしれない。

 

最近出版した電子本

 

「英語の慣用表現集」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LMU9SQE/

 

「人生の山坂の登り方・降り方」 http://www.amazon.co.jp/ebook/dp/B00LYDWVPO/

 

 

 

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