昨日(5月14日)植えたゴーヤの苗。夜来の雨で力を得たのかはやくもつるが伸び、ネットを捕まえている。
ネットは陽の光がさす方に張っているので、光を求めてつるが伸びたのだろうが、植物の力はすごいと思う。
やがてゴーヤに花が咲くと蜂が飛んできて蜜を吸う。その時蜂は意識していないけれど受粉を助ける(蜂が来ない場合は人工授粉をする)。その実はチャンプルや天ぷらにすると美味しい。
その頃には葉が茂り、強い日差しを遮ってくれる。
ゴーヤは何も考えていない(本当は考えているかどうかわからないが)が、精一杯生きることでヒトや昆虫を助けている。
植物人間という言葉がある。脳の外傷などで意識を失った人をさす言葉だ。
だがゴーヤの旺盛な生命力と他の命と共に生きる共生力の強さを見ると植物人間という言葉は植物にとって失礼な言葉ではないか?という気がする。
我々は実に一本のゴーヤとも支え合って生きているのである。