金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

そろばん勘定にあうエコカーは少ない

2012年04月05日 | うんちく・小ネタ

今週末は久しぶりに車で遠出をする予定だが、ガソリン価格が上昇しているのでちょっと燃費が気になるところだ。もっとも私のように今のところ月に2,3度しか車に乗らない人間にとっては、燃費の良し悪しはそれ程大きな問題ではない。燃費の良いハイブリッド車を買ってもペイオフしない可能性が高い。

ニューヨークタイムズを読んでいたら、TrueCar.comという自動車関連のサイトがエコカーがペイオフするかどうか論じている記事に出合った。

それによるとトヨタ・プリウスとリンカーンMKZとフォルクスワーゲン・ジェッタのディーゼルエンジン車以外の低燃費車は車体価格が高いので、燃料代の差額で元を取るのは大変だということだ。

ハイブリッド車のプリウスとリンカーンMKZの場合は同サイズのガソリン車に較べて2年で元を取ることができるが、他のハイブリッド車の場合は元を取るのに最低5年はかかるという。その前提条件は年間1.5万マイル(2.4万キロ)走行してガソリン価格がガロン4ドルというものだ。

もしガソリン価格がガロン4ドルから5ドルに上昇すると、フォードFusionというハイブリッド車の場合は元を取る期間が8年半から6年半に短縮するとTrueCar.comは計算している。

また日産の電気自動車リーフを買う人は元を取る(同サイズのガソリン車日産ベルサとの価格差を回収する)のに9年近くかかるという。

それでもハイブリッド車や電気自動車が売れる(GMはボルトの生産を一時中止したが)のは何故だろうか?

消費者はそろばん勘定だけでない何か、例えば環境に優しい車を運転することに満足を覚える等のモチベーションを持っているからだろうと思われる。「消費者が欲しいと思う車を提供するなら彼等はそのためにプレミアムを払うことを気にしないよ」というあるアナリストの言葉をニューヨークタイムズは引用していた。

そもそもそろばん勘定だけでいうと、東京近郊に住む場合、レジャー目的でれば自家用車を持つということ自体すでにそろばん勘定に合わないということになるのだが。

コメント (2)
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山仲間の体調不良続出

2012年04月05日 | 健康・病気

桜の花盛りになってきた。東京は今週末が見頃か・・・・・。花が咲くと思い出すのが「坊がつる賛歌」の一節♭「人皆花に酔う時は残雪恋て山に行く・・・・」だ。村外れの桜の古木が花盛りになる時、高い山はまだ雪の中。だが山の上も天気が良いと暖かく、真っ黒に日に焼けながら一日雪遊びができる。だから私は残雪期の山が好きだし、私達の山の会でも毎年残雪期の山を楽しんできた。昨年は谷川岳と平標山を往復した。

ところが今年は異変が起きつつある。山仲間に体調の悪い人が次々と出ているのだ。その最初は僕で今年の1月から2月にかけて急性前立腺炎で入院となった。退院後は軽いスキー登山(グランデコ)に一度出かけまた先週は奥武蔵の武川岳を歩いた。武川岳を歩いた後で気になったのが、太股の筋肉痛である。以前ならば筋肉痛を起こすほどの山道ではないのだが、今回は2日後まで足が痛かった。筋力が低下しているのか、疲労物質が溜まりやすくなっているのかは不明だが少しdepressedではある。

仲間についていうと、マラソンランナーでもあるS君が胃潰瘍で先週入院した。幸い1週間ほどで退院する見込みだが、暫く大きな山には行けないかもしれない。また山の会の幹事役のH君が腰痛になった。H君は先週は元気に武川岳を歩いていたのだが・・・・。整形外科の話では加齢のため背骨が曲がり神経を圧迫しているのではないか・・・という見立てという話だ。後長老のNさんも風邪をこじらせ先週の山は不参加だった。

私達の山仲間も平均年齢は60歳に近づいている。加齢により色々な故障が出始める年齢である。1年1年が今までより重みを持ちつつある。GWまで1ヶ月を切った。体調を整えて無理のないところで雪遊びをしたいものである。

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