金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

地震でスキー場もお休み

2011年03月12日 | ニュース

3月11日午後2時46分東北で巨大地震が起きた。その時私は新潟県の苗場スキー場でティータイム前の滑りを終えてフードコートに向かうところだった。吹き付ける雪の中を滑っていると顔を冷たくなり一休みしたくなったのだ。スキーを脱いだ時少しユレを感じたが、滑降中は滑りに集中して気がつかなかったのだ。

午後3時ちょうどに【災害情報配信メール】が入り宮城県・岩手県で大きな地震があったことが分かる。家族と会社に安全確認の連絡をとるが中々繋がらない。リフトの再開の目処もつかない。スキーを切り上げて借りているマンションに戻ったが、地震のためマンションのエレベーターが止まっている。管理人さんに聞くと、エレベーター管理会社が点検するまで、動かないという。1時間程でエレベーターは運転再開。

今朝明け方4時頃に強い揺れで目を覚ました。テレビをつけると長野県北部を震源地として強い地震が起きたことが分かった。

うとうとして6時半頃に目を覚まし窓を開けると苗場山が白銀に輝いていた。昨日と打って変わり絶好のスキー日和である。だがマンションのエレベーターはまた止まっている。カップヌードルの朝飯を食べながら、スキー場のリフトを見ていたが8時のオープン時刻を過ぎても動く気配がない。

スマートフォンでスキー場のHPを見ると、今日は地震の影響で営業中止と記載されていた。スキーが出来ないのであれば、すぐに帰京することにした。自宅の状況も気になる。9時過ぎにエレベーターが動きマンションを後にした。ちょっと用事があったので、スキー場に立ち寄り、一枚写真を撮った。

時は3月、快晴の土曜日の午前10時の苗場スキー場に一人のボーダー・スキーヤーもいない・・・・というのは極めて珍しいことだろう。

大地震と大津波で大きな被害をもたらすのも自然であり、紺碧の空と真っ白な雪の世界を提供してくれるのも自然。時として自然は苛烈であり、時として自然は限りなく美しくまた優しい。地震で避難中の皆様が強い気持ちを持って頑張られることを心より祈っています。

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