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追憶の彼方。

思いつくまま、思い出すままに、日々是好日。

日本の魅力

2016年09月11日 | 文化・文明
地方の衰退・過疎化が大きな社会問題となっている中で、北海道の特別豪雪
地帯に指定されているニセコ、町の定住人口がここ15年、少しずつではあるが
増加していると驚きの声と共に報じられている。
東京は進学・就職で他県からの人口の流入があり、沖縄は日本一の出生率
という事で共に不思議はないが、北海道の田舎町、決してアクセスの良くない
ニセコが何故なのか。
理由は国内だけではなく海外からの移住が増えていることによると報じられている。

パウダースノウのニセコスキー場で世界的に有名になったお陰で、オースト
ラリアを中心に多くの観光客が訪れ、その観光客が北海道には冬のスキー場
だけではなく、雄大な自然を利用する夏のアウトドアスポーツを中心とした
観光資源も豊富であると云うことに気づいて観光事業を開始ししたお陰でその
事業に従事する外国人の移住が増えたことも人口増の一因だと云う。
町が観光客だけではなく外国人が働きやすい環境づくりに注力し、国際結婚
の増加等もその後押しになっている模様である。

今やニセコ町のレストランでは、冬も夏も外国語を話す人たちの賑わいがあり、
外国人がいるのが当たり前の光景になっていて、カナダのレストランにでも
いるかのような雰囲気を呈しているらしい。

川下り、トレッキングなどのアウトドアスポーツは冬に訪れていた外国人
(オーストラリア人)の実業家による考案だったという点は注目に値する。
「長年住んでる地元の人」ではなく、「観光でやってきた外国人」が北海道
の良さを発掘してくれたことに、「地域おこしのヒント」がある。

そのような視点で見れば観光資源に止まらず、活用できる日本の良さ、魅力、
未開発の資源がまだまだ残されているようだ。



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