犬は怖いですか？

12日、体育の日のＳＫ公園の「コスモスの丘」のコスモスは満開！

（止まって写真を撮っていたら、通りすがりの人たちが、デカイ（サトリ）に注目してます）

久しぶりに公園のコスモスを見たいと言っていた友人とうちの凸凹とお花見へ
休日だったので、予想通りに沢山の人で券売機は長蛇の列でした。
私は、公園のパスポートがあるのですぐに入れました。

サトリを連れているその日の私はちょっと緊張していました。
朝に、２頭の犬に襲われて亡くなった４歳の子供のニュースを見たからです
襲ったのは、弁護士のセミナーハウスの敷地に放し飼いされていた秋田犬とロットワイラー。
管理人をしているおばあちゃまの所へ遊びに来ていたお孫さんが庭で襲われたとか・・・。

普段からも、通りすがりの人、子どもたちに
「オオカミだ！」
「でけぇ～！」
とか言われているサトリです。
「大型犬に襲われた！」
と言うニュースを見て警戒されてもしかたないとは思っていました。

私は聞こえませんでしたが、やっぱりいたようです。
友人が
「ああ言う教え方よくないわよね。」
と通り過ぎた親子の会話について言っていました。
「いい子にしないと、あの大きなワンちゃんに噛まれるわよ。」
と、そんな事を言っていたとか

確かに、子どもを叱るのにそう言う言い方する大人結構います。

「そんな事してるとおじさんに怒られるわよ」

なぜ「おじさん」が怒る前に自分の子供を自分で叱らないの？って言いたいですよね。

この度の事件も、原因をつきつめれば結局、犬のオーナーである、弁護士セミナーハウスの責任者だと思ってます。襲ったのは、2頭の大型犬です。
しかし、その管理人の女性は果たして2頭の大型犬を管理出来るだけの体力と知識があったのでしょうか？
広い敷地に放し飼いにしているのだからと、散歩とかに連れて行ってはいなかったのではないでしょうか？
犬のオーナーにとって、散歩は犬とのコミュニケーションを取るのに大事な日課です。
今回は、私がニュースで見た限りでは犬のオーナーについて何も述べていませんでした。
秋田犬とロットワイラーを飼ったオーナーは、どう考えているのでしょうか？
管理人の女性に責任を押し付けているのでしょうか？
自分には非がないと思っているのでしょうか。

ロットワイラーは、確かにちゃんとしたトレーニングと愛情を持って飼わなければ危険な犬になる可能性はあります。でも、その条件を満たしてあげれば頼もしいパートナーにもなれるのです。
今回の事で、ロットワイラーや秋田犬がまた、悪者のレッテルを貼られる事のないように祈ります。
スウェーデンではロットワイラーは国民的で、色々な可愛いグッズが売られているというのを聞いた事があります。
小型犬だから、安全だと言うのも間違いです。
先日のカンファレンスで
「犬の問題行動」
についての講義がありました。それによれば、恐怖心がほとんどなく、攻撃性が高いのがロットワイラー、逆に恐怖心が強く、攻撃性も高いのが、チワワとミニチュアダックスフントだと言う統計が出ています。正しい飼い方をされていないこれらの犬種は、ちゃんとトレーニングされているロットワイラーよりも危険だと言う可能性もあるわけです。
すべては飼い主にかかっているんです。
日本の犬事情について語りだすと止まらなくなってしまうので、とりあえず今日はこの辺までにしておきます。

オオカミではありません。イヌです。
可愛いけどイヌです

うちの凸凹が犬である限り、トレーニングは、これからも続いていく・・と私は思っています。
この社会でみんなと暮らして行く為に・・・。
(mama記）