Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

母の姿

2012-02-11 11:13:38 | Family
母の夢を見ました。
サトパパが仕事に出た後、いつもはそのまま起きているのに、何故か布団の中に入りたくなって、案の定いつのまにか寝ちゃってました

・・・夢の話・・・

建て直す前の実家だったと思うけど、弟がランチを食べに来て、

「お茶飲む?」

って聞いたら、いつものように言葉少なに

「ああ」

って言うから台所へ向かいながら

「急須はどこにやったっけ」

と言ったら、開いていた台所のドアから何かを抱えた母が入ってきた

「あそこに置いたわよ」

と棚を指差して、何もかもきちんと整理整頓をしている母らしい言い方だった。
私は当然びっくりです

だって、その母は、30代位の、若くて、スリムで、きれいな母だったから。

「あれ?死んだんじゃなかったっけ?」

と私がびっくりして言うと、

それまで、見ていた景色の色が見る見る現実的になってきて、鮮やかで夢なんだかホントなのかが夢の中でわからなくなってる自分がいた。
私がそう言うと、母は優しく笑いながら台所にはいって来て

「でも、また出て来るわよ」

って。母が私の前を通り過ぎて行く時、私は思わず「行っちゃだめだ!」と言わんばかりに母の腕をむんずとつかみながら、

「これは、現実なんだろうか、夢なんだろうか。現実か、夢か」

と自分に聞いていたら、

また、あたりの色が夢の中になっていて、立て替えた後の家(つまり現在の家)の居間のテーブルに並んで座っている私と母がいて、その母は、ついこの間別れた母のようだった(年老いた母と言う事)。顔は見えなかったけど。
新聞の番組を見て、何かを言ってたけれど、その隣にいる私は泣いていた
何で泣いているのかわからないけれど、泣いていた。胸がつまるような・・・でも、泣ききれてないような。
それで、目が覚めたんだけど、起きた私は泣いてなかった。

何故か、気分も悪く、自分に何が起こったのかわからないまま、布団にいたら、弟からがあって、夢の話をしたら、弟曰く、(弟は密教を真面目に信心してますが)

人が死んで、しばらくすると、夢の中にその人が出て来る事がある。年の頃は30代。それは、その人がちゃんと成仏した事を意味するんだそうです。


だから、母はちゃんと成仏したんだと、弟はの向こうで泣いているようでした。
それを聞いたら、私も夢を思い出して、母が会いに来てくれたんだと思って、目頭が熱くなりました。

それから、1時間後にサトパパからもがあったので、母の夢の話をすると、弟と同じ事を言いました。

サトパパ曰く、

いつもは、また布団に戻ったりしないのに、戻ったのは、母が、私が起きている時にメッセージを伝えられないので、寝るように仕向けたんじゃないかって言ってました。
そう言う“Vision”を起きたままでも経験出来る人もいるらしいです。

私が見たのは夢でも現実でもなく、母の魂が私に会いに来てくれたんだ・・・と。

父の時は、誰かが父を迎えに来て、この世を去るのを見ました。
母の時は、弟夫婦が看取りましたが、こうして私に会いに来てくれたのかと思うと胸が詰まる思いです。

信じるも信じないも、自分次第ですが、実際にそう言う経験をしてみると、本当に不思議な気持ちになります。

最後に弟が話してた事ですが、
彼の知人が、高齢で亡くなった母親を看取った後、ロサンジェルスにいる家族に会いに行こうと思っていたら、その母親がやはり30代くらいの姿でその人の夢に出てきたそうです。

「今は行かない方がいいよ」

と言っていて、結局その人は予定をキャンセルしたそうですが、なんと、そうしたらロサンジェルス大地震が起きたんです

これを、どう理解したらいいんでしょう




レイラはよく母を訪問しました。何かあると吠えるレイラが母の病室では一度も吠えませんでした。どちらかと言えば、犬を怖がっていた母ですが、レイラが来ると手を振ったり、声をかけたりしてました。
ある日から、それがなくなりそれからしばらくして母はこの世を去りました。


コメント
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