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クエが食えぬ!?

2011年05月31日 | 気になるネタ

中部電力浜岡原子力発電所(静岡県御前崎市)の全面停止で、「幻の高級魚」とされるクエ(スズキ目ハタ科)の養殖がピンチに陥っている。

 浜岡原発から養殖施設に送られていた温排水が止まったためだ。クエは御前崎市の観光名物で、市内の観光関係者は「再び幻の魚に戻ってしまう」と頭を抱えている。一方、温排水の供給停止で、県内沿岸に放流されてきたマダイやヒラメも影響を受けそうだ。

 クエはあっさりした上品なうまみが特徴で、「鍋よし、刺し身よし。フグよりうまい」と評される。天然ものは希少で、養殖技術も難しいが、浜岡原発に隣接する県温水利用研究センターが2005年、産卵―孵化(ふか)―育成―産卵の完全養殖に成功。天然ものの約5分の1の価格で出荷されている。

 市観光協会などがクエを観光の目玉にしようと働きかけ、08年2月、市内のホテルや旅館などが「御前崎クエ料理組合」を結成、クエ料理の提供を始めた。「高級魚が安価で味わえる」と評判を呼び、観光ツアーも組まれるようになった。

 浜岡原発では蒸気の冷却に海水を使っており、排出される温水は、通常の海水より約7度高い。クエは水温が低いと成長が止まるため、温排水がなければ安定生産できなくなり、事実上、養殖は続けられないという。11月からの今シーズンは例年通りの約2000匹を出荷できる見込みだが、来シーズンは途中で数が足りなくなる恐れがある。

 市観光協会の小野木邦治局長は「クエ養殖のため『原発を再稼働して』というのは本末転倒。しかし、せっかく定着した観光の目玉が消えてしまうのは寂しい」と顔を曇らせる。

 一方、温排水の供給停止で、同センターが養殖しているマダイとヒラメにも影響が及びそうだ。

 同センターでは、冬に温排水を使うことで産卵期間を長くし、マダイやヒラメは天然魚の2倍の産卵数を確保している。毎年生まれるマダイ100万~200万匹、ヒラメ65万~80万匹の稚魚は、漁業組合を通じて県内沿岸の海へ放流され、漁獲量の増加に貢献してきた。

 同センターは冬に一部の水槽の海水をボイラーで温める予定だが、稲葉義之所長(57)は「単純に考えると稚魚は半分に減るだろう。ボイラーの効果がどこまであるか……」と気をもんでいる。

 

浜岡原発の影響がこんな処にも出るとはね・・・

まあ、なんとか太陽光利用して温水を作り養殖続けてほしいね☆

クエが食えぬのなら~キンメでどうだ!!

里の「キンメの煮付け」最高に旨いよぉぉ

一度お試しあれぃぃ



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