自然コレクション

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ニラが芽をだしました

2011年04月07日 05時24分34秒 | 野菜

ニラを自分で作りませんか。家のニラは定植3年目ですが、芽がでました。

ニラは、多年生の作物なので他の作物以上に土づくりをする必要があります。畑には、元肥として、堆肥4 kg、苦土石灰200g、化成肥料100g、ヨウリン40gを植えつけ前に散布します。苗を植える2週間前に苦土石灰100g/m²と堆肥3kg/m²を入れて耕し、1週間前に化成肥料50~60g/m²を入れて畝をたてます。

畑の一部を利用して苗を育てよう。深めの箱に畑の土を入れて育ててもよい。ニラは苗を育てる期間が長いから、箱を使うときは、堆肥の入った栄養たっぷりの土にしよう。板などを使ってすじをつけ、そこに種をまく。すじの間隔は10cmくらいが目安。種をまいた後は、うすく土をかける。土が乾いたら水をやるようにしよう。10日から2週間くらいで発芽する。20℃前後が発芽しやすい温度だよ。10℃以下や25℃以上だと発芽しないので、注意しよう。

苗が大きくなったら、6月上旬~7月上旬に畑に植え付けます。苗が20cmくらいになったら畑に定植する。苗は4~5本ずつ、20cmくらいの間隔で植えていく。株の根元のふくらみがかくれるように、2~3cmくらい軽く土をかけよう。あまりたくさんかけすぎると、ニラが伸びようとする部分(生長点)まで埋まってしまい、育たなくなるので注意。3週間くらいたったら、また3~4cm土を寄せよう。これを2、3回くり返して、10cmくらい土をかければOK。

根元を3~4cm残して刈り取ろう。また葉が伸びてきて収穫できるよ。食べたいときに食べる分だけ収穫して、一年中収穫を楽しもう。
 
ニラは多年草なので、一度植えておけば何年でも同じ株から葉が伸び、1年に何回も刈り取りできるので、家庭菜園に取り入れておけば、大変重宝する野菜です。

 しかし、いくら強いからといって2年以上も穫り続けると、株は密生の状態となり、幅広で厚みのある葉が収穫できなくなり、品質、収量は著しく低下してしまいます。そうなる前に、早めに株分け更新するのが得策でしょう。

 株分けするのに一番よい時期は、葉が枯れ、根株が休眠状態に入っている冬の間です。この頃には、根株に栄養が十分に蓄えられているので、断根、分割という荒療治をしても傷みが少なく、仕事もしやすいのです。

 方法は簡単。まず、地上に残っている枯れかけている葉を、地上4~5cmのところできれいに刈り取り、株の周りの大きく鍬やスコップを打ち込んで、根株を土から掘り上げます。

 根は強大なので、かなり力のいる仕事です。掘ったら、土をはたき落とし、手で力を入れて株を大割りし、さらに小割りし、2~3株ずつ分割します。これを2~3個まとめて、左図のようにあらかじめ元肥を施しておいた植え溝に、20~25cmぐらいの株間になるように植え付けます。

 植え溝は、8~10cmぐらいのやや深めに堀り、寒気と乾燥から守るようにしますが、覆土は株の上部が少し出るぐらいにしておき、やがて新葉が伸びだしてきたら、葉先を埋めない程度に2回ほど覆土を増して、溝が埋まるようにします。

 元肥に堆肥や油粕、緩効性の化学肥料などを与えておくと、春には見違えるほどの良質なニラが収穫できるようになるでしょう。

辣韮の皮―萌えろ!杜の宮高校漫画研究部 (1) (Gum comics)
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