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蕨(わらび)p

2025年05月02日 03時39分00秒 | 山菜
わらびは春の代表的な山菜で、古くから親しまれてきた食材ですね。山菜図鑑のために、採取方法、下処理、保存、活用レシピを整理しました。  





わらび(Pteridium aquilinum)
特徴
- シダ植物の一種で、日本全国に自生。
- 先端がクルっと巻いた芽を食用にする。
- アクが強いため、下処理が必要。

採取方法
- 時期:春(4月〜6月頃)
- 方法:地面からまっすぐ伸びた若い芽を採る。巻きがほどけすぎたものや太すぎるものは避ける。
- 保存:すぐにアク抜きし、冷蔵庫や冷凍保存が可能。

下処理(アク抜き)
材料:
- わらび 300g  
- 重曹(または木灰) 小さじ1  
- 水 適量  

作り方:
1. わらびを束ね、全体に重曹をふりかける。
2. 沸騰したお湯をたっぷりかけ、落とし蓋をして一晩おく。
3. 翌日、水を替えながらよく洗う。




 活用レシピ
1. わらびのおひたし
材料:
- 下処理済みのわらび 200g  
- 醤油 大さじ1  
- かつお節 適量  

作り方:
1. わらびを食べやすい長さに切る。
2. 醤油をかけ、かつお節をのせて完成。

2. わらびの味噌炒め
材料:
- 下処理済みのわらび 200g  
- 味噌 大さじ1  
- みりん 大さじ1  
- ごま油 小さじ1  

作り方:
1. フライパンにごま油を熱し、わらびを炒める。
2. 味噌とみりんを加えてさらに炒め、全体に味がなじんだら完成。
3. わらびの漬物
材料:
- 下処理済みのわらび 200g  
- 醤油 100ml  
- 酢 50ml  
- 砂糖 小さじ1  

作り方:
1. わらびを食べやすい長さに切る。
2. 醤油、酢、砂糖を合わせ、漬け込む。
3. 冷蔵庫で数日寝かせると味がなじむ。

わらびの主な効能
1. 抗酸化作用
- わらびにはポリフェノールが含まれており、体内の活性酸素を抑える働きがあります。
- 老化防止や生活習慣病の予防に役立つとされています。

2. 整腸作用
- 食物繊維が豊富で、腸内環境を整え、便通を改善する効果が期待できます。
- 特に水溶性食物繊維が含まれ、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

3. 骨や歯の健康維持
- カルシウムやマグネシウムを含み、骨の健康維持に役立ちます。
- 骨粗しょう症予防のための栄養補給にも向いています。
4. 免疫力向上
- ビタミンB群(特にナイアシン)が豊富で、エネルギー代謝を助け、免疫機能を活性化します。
- ナイアシンは血行を促進し、体調管理にも貢献します。

5. 自律神経の調整
- ビタミンB群の一部が神経伝達物質の生成をサポートし、ストレス緩和やリラックス効果が期待できます。
- 春に採れる山菜は、季節の変わり目の体調管理に適しています。
6. 生活習慣病の予防
- カリウムを多く含み、**余分な塩分を排出して血圧の調整を助ける**働きがあります。
- 高血圧予防や、むくみ改善に役立つとされています。

注意点
- わらびには微量のプタキロサイドという成分が含まれており、生食は避ける必要があります。
- 適切なアク抜き処理を行うことで、安全に食べることができます。

わらびは適切に処理すれば栄養価が高く、健康維持に役立つ山菜ですね!

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