自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
アウトドアー生活を紹介します。

竹炭作り2

2015年12月03日 05時27分04秒 | Weblog
昨日も竹炭作りをしました。
割った竹をきちんとアルミホイルで包み、1時間40分菓子缶の中に入れて焼き上げました。
今朝、缶を開けてましたが、やはり、どんどんいい炭になってきました。


竹には殺菌、消臭作用など様々な効能があり、竹細工職人など身近に竹を扱っている人は癌になる人がいないと言われ、笹とともに癌を予防するとの伝聞があります。 動物が竹林の中で死んでも腐らず、糞をしても匂わないのは、竹との関係が深いからだといわれています。


 そんな竹の殺菌・消臭作用は、炭になっても生きています。
木炭以上に多硬質で、燃料用としてだけではなく、水質浄化や土壌改良・消臭・脱臭・防虫・調湿等、さまざまな作用があります。
同じ竹を原料に焼く竹炭でも、竹の品質(枯死竹・若竹等 生育年数)・炭化前の水分含水率・燃焼温度・燃焼速度・窯の形状 等により、その性質は大きく変わります。

炭化すると、素材の組織である無数の小さな穴がそのまま残ります。
この部分を多孔と言い、この多孔の内側の凹凸が、吸着性に優れており、空気の清浄や脱臭、水の浄化、湿度を一定に保つ調湿効果に力を発揮すると言われています。

また、豊富なミネラルをもっています。竹炭にはミネラル成分が豊富に含まれ、その抽出量は木炭の数倍にもなります。カルシウムやカリウム、ナトリウム、マグネシウム、鉄分など、健康を守る天然ミネラルが、水に溶けやすい形で、しかも豊富にバランスよく含まれています。 竹炭のミネラルは、備長炭に比べると カリウム35倍、ナトリウム10倍、マグネシウム5倍の量になります。

抗菌・消臭作用が半端でありません。竹炭は弱アルカリ性~アルカリ性を示すPh値をもっています。そのため、ばい菌が好む弱酸性に対して大きな抗菌効果があります。この抗菌作用は活性珪酸によると考えられています。この物質は特に生臭さの原因であるトリチルアミンを吸着することに優れています。

竹炭の防湿・湿度調整作用や脱臭作用は、そのすばらしい吸着力によるものです。その力は木炭の10倍以上あるといわれます。その無数の穴が湿気を吸い取り、適度な湿度を保ってくれます。 炭の表面に空いている無数の穴の中には有効な微生物がいて、空気中の湿気やにおいの成分、建物の建材によるホルムアルデヒドなども吸引し、消臭分解してくれます。

また、竹は中温以上(700℃前後)の窯で焼き上げて、炭にすると弱アルカリ性を持つようになります。竹炭をお風呂に入れると、湯の中で加熱されることで竹炭から放射される遠赤外線の波長が短くなりからだのすみずみまでよく温まり、ぽかぽか効果が得られると言われています。
お風呂に入れるとアトピー等の皮膚炎にもその効果を発揮します。

 竹炭からは強力なマイナスイオンが出されています。空気をきれいにするだけでなく、ヒーリング(癒し)の効果もあるのです。

竹炭の使い方としては、1リットルの水道水に約80グラムの煮沸消毒した竹炭を入れておくとほぼ一昼夜でカルキ臭やかび臭が消え、更に竹炭に含まれている豊富なミネラルが溶け出して天然のミネラルウオーターと変わらないおいしい水ができます。この水で日本茶やコーヒーを入れると苦味や渋みがやわらぎ、軽くまろやかな味わいになります。ただし、殺菌剤である塩素が除去されてしまい、数日後には雑菌が繁殖する恐れがありますので、なるべく早く飲む、あるいは煮沸してから飲むようにしないといけません。これらに使う竹炭のミネラルは10日ほどで滲出しなくなってしまいますが、浄水作用は時々取り出して水洗い・乾燥させれば2~3ヶ月程度使えます。

ご飯には、コメ5合に対し約100グラムの竹炭を入れるとふっくらとしたとてもおいしいご飯が炊けます。炊きあがった後もご飯がなくなるまで竹炭をそのまま炊飯器の中に入れておくと、保温時の臭いや黄ばみがなくなり、冷えてもおいしく食べられます。
使用後は毎回水洗いをし、乾かせば何回でも使えます。(約2~3ヶ月お使いいただけます。)

竹炭は空気の流れを良くして微生物を繁殖させ生ゴミをよく分解するので、夏場で4~5日、冬場で2週間程度置けば立派な有機肥料になります。
竹酢液を吹きかけるだけでも、消臭効果は絶大です。


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イカリ草酒

2015年12月03日 05時18分50秒 | Weblog
4月に収穫したイカリ草を酒にしました。
下記はイカリ草の成分についての文献を引用しました。
碇草に含まれる成分は茎葉に配糖体のエピメジン、フラボノイドのイカリイン、アルカロイドの
マグノフロリンなどが含まれています。

梅花碇草に含まれる成分は茎葉にイカリイン、セリルアルコール、ヘントリアコンタンなどが含まれて
います。
根茎にはマグノフロリンを含んでいます。

黄花碇草に含まれる成分は茎葉にフラボノイド配糖体のイカリインなどが含まれています。

常盤碇草に含まれる成分は茎葉にイカリインを含み、葉には精油、セリルアルコール、
ヘントリアコンタンなどが含まれています。
根茎にはマグノフロリンが含まれています。

穂咲碇草に含まれる成分は茎葉にイカリイン、精油、エピメジン、セリルアルコール、ヘントリアコンタン
などを含んでいます。
根茎にはメチルイカリインなどが含まれています。

碇草全種類に含まれる「イカリイン」はホスホジエステラーゼ (PDE)-5に対する弱い阻害作用があります。
これはバイアグラに含まれるシルデナフィルと共通の作用です。シルデナフィルも(PDE)-5を阻害し、
陰茎の平滑筋を弛緩させて血流をよくすることにより勃起を促すと言われます。

エピメジンは性ホルモン分泌を促す作用があります。

以上のようにとてもいやらしいお酒になります。私はお酒を濾す時はコーヒーフィルターを使っています。


綺麗に濾すことができます。
草臭いお酒ですが、いっぱい飲むものではないので、薬酒みたいでとてもイイです。

早速小瓶に詰めて、知り合いの科学者にプレゼントして、人体実験を試みたいと思います。
ちなみにマタタビのピクルスは、東海林デスク兄で人体実験をしていますが、まだあまり効果を感じてないみたいです。
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