〔映画〕神様のカルテ

 

　いい作品だと思います。

 

　お医者さんが主人公だったり病院が舞台だったりすると、それだけで “感動を誘う” プロットは用意されているわけで、その高い発射台からの評価となると「平均レベル」ではありますが。

　なので、次なる決め手はキャスティングや周辺系のエピソードになります。その意味では “今一歩” でしょう。

　とはいえ、その中でも、加賀まりこさんはキャラクタを活かしてシリアスになり過ぎない演技を見せてくれましたし、池脇千鶴さんはとても自然な演技でストーリーの全体感を穏やかなものにしていたように思います。

 

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